愛犬のお世話を頼むときに意識すべきこと
1.愛犬の健康状態
ペットシッターにお世話を頼むときは、愛犬の健康状態を十分に把握しておかなければなりません。食欲がない・元気がない・うんちが緩いなど、ペットシッターを依頼する直前の健康状態や体調の変化などもチェックしておきましょう。また、持病の有無や薬の投与の有無も必ずペットシッターさんに伝えておきましょう。
2.予防医療
ペットシッターにお世話を頼むときは、愛犬の予防医療を済ませておかなければなりません。狂犬病予防の注射・混合ワクチンの接種を済ませていなければ、ペットシッターを依頼することができない場合があります。接種後に発行される証明書の提示を求められることがありますので用意しておきましょう。
3.かかりつけの動物病院
ペットシッターにお世話を頼むときは、緊急時の備えが必要です。かかりつけの動物病院はどこなのか、住所や連絡先をペットシッターさんに伝えておかなければなりません。飼い主の氏名・住所・連絡先・犬の名前なども紙に書いて用意し、診察券も渡しておきましょう。
4.お世話の内容
ペットシッターにお世話を頼むときは、必要なお世話と不要なお世話を意識して依頼しなければなりません。ペットシッターさんは基本的に飼い主さんから依頼されたお世話のみ行います。お世話してほしい内容を書き出しておくなどすると、伝え忘れがなくなります。
5.保険・補償について
ペットシッターにお世話を頼むときは、補償についても確認しておかなければなりません。ペットシッターの会社や業者は、犬と飼い主を守るための保険に加入しています。どんな保険に加入し、どんな補償を受けることができるのか、しっかり確認しておきましょう。
- 自宅の室内の物を壊してしまった
- 犬にケガを負わせてしまった
- 散歩中に犬が他人に飛びかかり、ケガを負わせてしまった
- 犬がペットシッターさんに噛みついてしまった
例えばこのような場合に補償される保険です。保険に加入していない場合、飼い主さんに全ての賠償責任が及んでしまうことがあります。
6.サービス内容
ペットシッターにお世話を頼むときは、どんなサービス(お世話)を受けることができるのか確認しておきましょう。会社や業者によってサービス内容が異なります。愛犬に必要なお世話を全て行ってもらうことができるかどうか、ホームページだけでなく口頭でも確認しておくと良いです。
初めてペットシッターを利用するとき
電話やメールで申込みをする
ペットシッターのホームページへアクセスすると連絡先(電話番号)が表示されています。時間外であるときはメールフォームから申し込むこともできます。初めて利用するときは事前見積りのみの利用も可能です。
事前打合せ
初めてペットシッターを利用するためには、事前打合せが必要です。犬とペットシッターさんの顔合わせを兼ねた打合せです。初めての利用で「明日来てください」という要望には応えてもらえません。
料金の支払と鍵の受渡し
ペットシッターのほとんどは前払制度です。料金を支払うときに自宅の鍵を預けます。
お世話の当日
お世話を依頼された日、ペットシッターさんは預かった合い鍵を使って自宅を訪問し、犬のお世話をします。お世話が終了するとメールで知らせてくれたり、愛犬の様子を写真や動画で報告してくれたりするなどのサービスを受けられることもあります。
合い鍵の返却
お世話が終わった後、ペットシッターさんから合い鍵を返却してもらって全ての依頼が終了します。
まとめ
ペットシッターに愛犬のお世話を頼むときに必ず意識すべきことについて、6つのテーマで解説しました。初めて利用するときは、利用方法や手順についても事前に必ず確認しておきましょう。ペットシッターの会社や業者によって大きく異なる場合があります。