犬がたまにピタッと止まる心理とは?考えられる5つの気持ち

犬がたまにピタッと止まる心理とは?考えられる5つの気持ち

散歩中などに、愛犬が急にピタッと止まることはありませんか?この時に何を考えているのか犬の気持ちを理解して、適切な対応をしていきましょう。

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1.気になる音がした

飼い主を見上げる犬

おもちゃで遊んでいたかと思うと、急に「はっ」と顔を上げて、一点を見つめて止まっていることはありませんか?

これは「なんの音だろう?」と集中して音を聞いている時に見られる仕草です。

他にも、飼い主の帰宅音(足音や車の音など)やそれと似た音を聞きとり、「帰ってきた?!」と立ち止まることもあります。

2.怖い思い出がある

犬が吠えたり大きな音がして怖かった経験や、車通りが多くて危険だと感じた経験から、「この道は怖い…!」と警戒している時にも見られます。

できれば散歩コースを変えてあげることが最適ですが、どうしても変更できない場合は、犬が怖がる場所は抱っこをしたり、おやつで誘導しなが気を紛らわせてあげましょう。

3.休憩している

休憩している犬

シニア犬によくみられますが、歩くのに疲れて休憩している可能性があります。

犬は7歳をすぎると老化が始まる子も多いので、愛犬の年齢や運動量を考慮して、歩くスピードをゆっくりにしてあげましょう。

足腰が弱くなり散歩を嫌がる場合は、庭で日向ぼっこをするだけでも気分転換になりますよ。

4.わがまま

あまえんぼうの犬

「もっと散歩がしたい」「この道に行きたい」とわがままを言っている可能性があり、このような場合は、ピタッと止まって座り込んだりリードを引っ張ろうとします。

もっと散歩がしたいという子は、普段の運動量が足りていない・好奇心が旺盛なので、じっくりと付き合ってあげましょう。

いつもと違う散歩コースに行ってみたい子は、たまにならば気分転換になりますが、いつもリードを引っ張るという子は、散歩の主導権が犬にある状態です。

毎回犬が強くリードを引っ張る場合は、引っ張った時に犬と目を合わせずに方向転換をして「飼い主はリーダー」だということを教えていきましょう。

5.痛みや体調不良

座り込むシニア犬

犬は我慢強い生き物なので、痛みや体調不良に気付きにくいことがあります。以下のような症状が見られる場合は、なんらかの痛みや病気が隠れているかもしれません。

  • 手脚をよく舐める(噛む)
  • 眠っている時間が多い
  • 小刻みに震える
  • 呼吸が早い
  • 触ると「キャン」と鳴く
  • 食欲がない
  • 体温が高い

この他にも「いつもとなんだか違う」という様子が見られる場合は、すぐに獣医師に診てもらうことをおすすめします。

まとめ

散歩中に座り込む犬

愛犬がピタッと止まる理由がわかりましたか?

犬の行動にもきちんと意味があり、止まることで何かを察知したり、飼い主に訴えたりしています。

気になる音を聞いている時以外は、普段の愛犬の様子から飼い主自身がくみ取ってあげる必要があります。

散歩中に止まると「どうして歩いてくれないの」と、リードを引っ張ってしまいがちですが、そんな時は「今なにを伝えているんだろう」と、愛犬の気持ちと向き合ってみてほしいと思います。

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