1.カメラ・スマホ
愛らしい愛犬の姿をいつでも見られるように、カメラやスマホでパシャ!っと撮影している飼い主はとてもたくさんいることでしょう。
実際に私も愛犬が可愛いポーズをしているときに撮影することが多いのですが…、カメラやスマホで撮影したときに「それ苦手なんだよなぁ…」と苦痛に感じる犬は割とたくさんいるそうです。
私たち人間はカメラやスマホのレンズを『レンズ』と分かっているので怖いと感じることはありませんが、犬はレンズを見ときに『目』だと思って「ジッと見られている…怖いなぁ…」と不安に感じることがあるそうです。
また、撮影のときに発生するシャッター音やフラッシュに驚き、苦痛に感じることも珍しくありません。もし愛犬を撮影しようとしたときに目や顔を背けられたり、その場から離れてしまったりする場合は、カメラやスマホに対して苦手意識を持っている可能性が高いといえるでしょう。
ちなみにカメラやスマホのフラッシュは犬の目に悪影響を与えるとても危険なものとなりますので、撮影するときはフラッシュ機能をOFFにして撮影するようにしてあげてくださいね。
2.香りが強いもの
人間にとって『香水』や『柔軟剤の香り』、『お香』や『フレグランスオイル』などの香りは良いにおいとして人気がありますよね。
「愛犬にも良いにおいを嗅がせてあげたい」そう思って愛犬の生活スペースに香りが強いものを取り入れている飼い主はいるかもしれませんが…、基本的に犬はこれらの香りに苦手意識を感じることが多かったりします。
それ以外のにおいだと『タバコ』や『お酒(アルコール)』、『刺激臭』などのにおいも犬は苦手となりますので、愛犬の生活スペースにこれらのものがある場合は、近くでにおいを嗅がせないようにすることをおススメします。また、なかには強い香りによって体調を崩してしまったりアロマオイルに直接触れてしまうことで中毒症状を起こしてしまったりする場合がありますので扱いには気をつけるようにしましょう。
3.体に合っていない服
現在犬用の服は実に数多くの種類が販売されていますよね。なかには凄くオシャレな服や着ぐるみなんてものもあったりします。そんな犬用の服ですが、見た目だけで選ぶと犬に嫌な思いをさせてしまうことが多いので要注意。
例えば「愛犬の体には少し小さいけれど、すごく可愛いから着せよう♪」そう思いながらオシャレな服を愛犬に着せたことがある人はいるかもしれませんが、サイズが合っていない服を着せると愛犬が歩きにくくなってしまったり関節を痛めてしまったりする可能性が高いのでやめてあげてくださいね。
また、夏に暖かい素材の服を着せる。冬に薄い生地の服を着せる。といったようにそのときの気温に合っていない服を着せる人もいるかもしれませんが…これもNGとなります。
温度に合っていない服を着せると夏は熱中症になったり冬に風邪をひいたりと犬の体に悪影響を与える危険性がありますので、服を着せる場合はキチンと状況に合わせることが大切といえるでしょう。
4.ドライヤー
犬は聴覚が優れているので大きな音が苦手となります。普段の生活の中にあるものだと『ドライヤー』や『掃除機』といった大きな機械音がするものに苦手意識を持ちやすいといえます。特にドライヤーは音だけでなく勢いよく風が出てくるので、シャンプーをした後ドライヤーで乾かすときに「これは苦手だぁ…」と嫌がる犬はたくさんいることと思います。
とはいえ、犬の体を濡らしたままにしておくと体調を悪くしたり皮膚病になってしまったりする可能性がありますので、ドライヤーで乾かしてあげる必要があるといえるでしょう。
そこで少しでもドライヤーによって嫌な思いをさせないために、できる限り吸水性の高いタオルを使って水気を取り除いてあげましょう。あらかじめ皮膚や毛に付着している水分をできるだけ取り除いてあげることで苦手なドライヤーの時間を短くすることができますので、苦痛を感じにくくすることができますよ。
また、ドライヤーをしようとするといつも暴れてしまう。という場合はトリミングテーブルや洗濯機などの高さのあるものに乗せると大人しくドライヤーで乾かせてくれることが多いといえます。
ただ、犬が暴れてしまったときに高台から落ちてケガをしてしまう危険性がありますので、高台を使って乾かすときは十分気をつけてくださいね。
まとめ
今回は日常生活の中にある、犬が嫌な思いをしやすいアイテムを4つご紹介しました。今回お伝えしたアイテム以外にも普段の生活の中で犬が苦手意識を持つものはたくさん潜んでいるといえます。
ですので、愛犬が「こ、これは私苦手…」と感じていそうな場合は、苦手なものを取り除いてあげたり少しずつ苦手意識を克服させてあげたりすることをおススメします。少しずつ愛犬が嫌な思いをするものを無くしていって、今よりも幸せな時間を過ごさせてあげられるようになると良いですね。