日頃の感謝を愛犬に上手に伝えるには喜ぶことをしよう!
落ち込んでいるときにそっと傍にいてくれる愛犬…悩んでいるときに顔を舐めて慰めてくれる愛犬…いつも楽しい時間を与えてくれる愛犬…感謝しても仕切れないという飼い主は多いですよね。
そんな大切な愛犬に日頃の感謝を伝えたいという飼い主は多いですが、実際、犬に対してどうすれば感謝が伝わるのか、いまいちハッキリとわかりませんよね。
犬は言葉で気持ちを伝え合うことができないので、相手が喜ぶことをして愛情を伝えます。したがって、飼い主側も愛犬が喜ぶことをして愛情を注ぎ、日頃の感謝を伝える方法が最も伝わりやすいと言えます。
日頃から愛犬と一緒に過ごしていて、愛犬がどのようなことに対して喜んでいるかを観察してみてください。意外とヒントはたくさん転がっています。それらを考慮した上で、感謝を伝える方法を考えてみましょう。
愛犬に感謝を伝える4つの方法
愛犬に日頃の感謝を伝えるためには、愛情の一環として愛犬が喜ぶことをしてあげる方法が最も伝わりやすいです。犬によって喜ぶことは異なるので、一概に「これ!」と言い切れませんが、ここでは愛犬に感謝を伝える具体例をいくつか紹介します。
1.いつもとは違う少し特別なごはんを作ってみる
食べることがとにかく大好き!という犬は多いですよね。日頃の感謝を伝えたい特別な日には、いつも与えているドッグフードやおやつよりも少し豪華なごはんやおやつを用意してみましょう。
お肉を湯がいて、トッピングとしてかぼちゃなどを乗せるだけでも、普段ドッグフードしか食べていない犬にとっては素晴らしいご馳走になります。最近では、ペットショップなどに犬が食べられるお惣菜やスイーツなどが多く販売されるようになりました。感謝を伝えたいときにたまの贅沢として利用してもいいでしょう。
2.いつもとは違う場所へ行き思う存分遊んで過ごす
とにかく遊ぶことが大好き!な活発わんちゃんには、いつもの散歩ルートではない違う場所へ連れていき、思う存分遊んで過ごすのも喜んでもらえますよ。
砂浜や大きなドッグランのある公園、さらに近年、ドッグランや犬専用のプールがついている宿泊施設なども続々とオープンしています。普段は同じ散歩ルートを歩くだけですが、感謝を伝えたい特別な日には、こうした犬の本能を存分に満足させてあげられるような場所に連れていき、走り回ったり穴を掘ったりと様々な遊びを楽しませてあげるのもおすすめです。
注意すべき点は、愛犬が警戒心が強かったり、臆病な犬であったりする場合、こうした新しい場所や他の犬や人がいる場所にストレスを感じる可能性があるということです。この点は、愛犬の性格を考慮して選びましょう。
3.とにかく1日愛犬が主役の日を作ってあげる
普段、仕事でなかなか多くの時間を作ってあげられていないという人は、ぜひ1日愛犬が主役となる日を作ってあげましょう。日常的にずっと一緒にいてあげることはあまり良くありませんが、特別な日に1日だけであれば、分離不安症になってしまったり、わがままになってしまったりする心配はありません。
その日1日は愛犬を主役として、一緒にいたいときは一緒にいてあげたり、撫でてほしそうなときは撫でてあげたり、おもちゃで遊びたそうにしていたらおもちゃで遊んであげたりと、愛犬の要望をできる限り叶えてあげましょう!
4.犬が喜ぶマッサージ方法を実践してみる
日頃のスキンシップをさらにレベルアップさせて、マッサージを十分に行ってあげるのも、日頃の感謝を伝えるには最適です。特に、シニア犬などは足腰に疲労が溜まっていることが多いので、のんびりゆっくりできるマッサージがおすすめですよ。
マッサージといっても難しいことではありません。犬のツボのある部分を優しく押すようにくるくると撫でてあげるだけでも十分効果があります。犬のツボのある具体的な場所は以下の通りです。
- 背骨の両側、肩に当たる付近
- 後ろ足の先端から付け根にかけて
- 耳の付け根
- お腹
- 尻尾の付け根部分
他にも様々な場所にツボは多くありますが、まずはこの5箇所をゆっくり指の腹や手のひらでくるくると回し撫でるように、優しく押してあげましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。愛犬に感謝を伝える方法は、それぞれの犬の性格や好きなことによって伝わりやすい方法が異なります。今回紹介した方法例を参考に、愛犬が喜んでくれるような方法を考えてみてください。