犬がしている『危険なあくび』4選!病院へ連れていくべき危険な症状とは?

犬がしている『危険なあくび』4選!病院へ連れていくべき危険な症状とは?

犬があくびをしている様子は、飼い主であれば頻繁に見かけていると思います。しかし、あくびの中には危険なあくびがあることをご存知でしょうか。今回は犬がしている危険なあくびと、病院へ連れていくべき危険な症状を解説します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

あくびは犬の心理状態や健康状態を表す

目を閉じてあくびをする犬

犬の飼い主であれば、愛犬のあくびを毎日のように見ている人も少なくないでしょう。犬は眠いときやストレスを感じたときにあくびを見せることがあります。人間と同じように、眠いときは脳に酸素が足りていないため、あくびをすることで脳に酸素を送り込み、血行を良くしようとするのです。

また、カーミングシグナルとして自分や相手を落ち着かせるためにあくびをして見せることもあります。他の犬や人と遊んでいるときにあくびをして見せるときは、多くの場合が「落ち着いて」「自分が落ち着こう」という意味であくびをしています。

このようにストレス状態や眠いときにあくびを見せることがある一方で、なんらかの不調が体に起きているときにもあくびをして見せることがあります。そのため、危険なあくびを見逃してはいけません。

犬がしている『危険なあくび』の特徴4選

地面に伏せてあくびをする外飼いの犬

では、飼い主が注意深く観察しなければいけない危険なあくびには、どのような特徴があるのでしょうか。タイミングやその他の症状と合わせて判断してください。また、病院へ連れていくべき症状もあるので、その場合は早急に診てもらいましょう。

1.息を切らしながらあくび

芝生の上で舌を出す黒い犬

ドッグランで走っているとき、あるいは散歩しているときなど、途中で「ハァ、ハァ」と息を切らしながらあくびを挟んでいる場合は、体力を消耗したり体温が高くなっていたりすることで、酸素が足りなくなっていることを意味しています。

そのため、パンティング(呼吸をして体温を下げようとする行動)をしながら、酸素を送り込もうとあくびが出てしまうのです。少し休憩させたり、涼しい場所に行ったりすることで治ることが多いので、あくびが連発するならまずは無理をさせずに一度休憩を挟んで様子を見てください。このとき、脱水症状にならないよう水分補給も忘れないようにしましょう。

2.あくびをしながら声を出す

あくびをしながら「キャン!」と悲鳴のような声をあげたり、変な異音のような声を出したりする場合は、あくびをした際に歯が痛んでいる可能性が疑われます。

犬は歯周病など、歯の病気を患いやすいので、珍しいことではありません。しかし、放っておくと犬自身も辛いですし、他の病気をひきおこす恐れもあるので、早めに病院で診てもらい、治療しましょう。

3.何度も頻繁にあくびを繰り返す

ベッドの上であくびをするパピヨン

普段と比べて短時間で何度もあくびを繰り返している場合、酸素が足りなくなり、あくびをすることで酸素を送り込もうと脳が指令を出している状態です。普段に比べて明らかにあくびの回数が多い場合は、なんらかの病気が原因であくびが出ている可能性が考えられます。

例えば、糖分が減り脳の働きが低下することで、酸素が足りなくなってしまう低血糖や、鉄分が足りず酸素が供給されないことによる貧血症状などが挙げられます。貧血の場合は、舌がピンクから白色に変色していることが多いので、何度もあくびを頻発するようであれば、舌の色も確認しましょう。

4.あくびをしたときの舌の色が紫色

あくびを何度もしているときは、前述したように舌の色もチェックしましょう。もしも舌の色が紫色に変化している場合は、心臓系の疾患や呼吸器系の疾患を患っている可能性があるので、要注意です。これらの病気によって酸素が足りない状態となり、あくびの回数が増えている可能性があります。

心臓疾患や呼吸器系の病気は、病気によっては早期発見が重要となってくるものも多く、短時間で命に関わることも珍しくありません。手遅れになる前に、すぐかかりつけの動物病院に連絡をして診察してもらったり、大きな病院を紹介してもらったりしましょう。

まとめ

女性に撫でられながらあくびする犬

いかがでしたでしょうか。あくびは何げない仕草の1つなので、どうしても見落としがちです。しかし、中には病気が隠れている危険なあくびもあるので、あくびの頻度や様子などを観察し、少しでも違和感を抱いたら病院へ行きましょう。

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