犬が喜ぶおもちゃの特徴とは?
皆さんは、愛犬にどのようなおもちゃを与えていますか。市販のおもちゃには、ボールやぬいぐるみを始め、様々な犬用おもちゃが販売されていますよね。見ていて迷ってしまうほどあるおもちゃですが、中には買ったのに食いつきが悪いおもちゃも…。
犬の性格や好みによっても喜んでくれるおもちゃは異なりますが、一般的に、犬が喜んで遊んでくれるおもちゃには、以下のような特徴があります。
- 音が鳴る
- 噛みごたえがある
- 本能を刺激してくれる
3つ目の『本能を刺激してくれる』という特徴は、野生としての本能や狩猟犬としての本能を満たしてくれるおもちゃを指します。例えば、「追いかける」「捕まえる」「くわえて引っ張る」「掘る」「嗅ぐ」といった動作です。このような本能的な遊び心を満たしてくれるおもちゃは、犬の好奇心や野生の本能をくすぐり、喜んで遊んでくれることが多いです。
そこに音が鳴る要素や噛みごたえのある要素を加えることで、獲物を捕獲するようなリアリティを感じることができるため、より楽しむことができます。最近では、犬は青色と黄色を判別しやすいという色に関する研究結果も発表されているので、青や黄色のおもちゃを選ぶことで、より好奇心や興味を引きやすくなるでしょう。
家にあるもので簡単に♪『0円おもちゃ』を作ってみよう!
新しいおもちゃを買うのも良いですが、家にある物を代用することで、簡単に0円で犬が喜ぶおもちゃを用意することもできます。ここでは簡単に作れる0円おもちゃを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ただしどのおもちゃでも誤飲には要注意です。遊ばせるときは絶対に目を離さず見守ってくださいね。
軟らかいペットボトルにドッグフード
最近は、ペットボトル飲料のペットボトル自体が軟らかく作られている物も多いですよね。女性や子どもの握力でも簡単に作れるペットボトルは、まさに犬の狩猟本能を刺激してくれるおもちゃとなります。
軟らかく、力を入れると簡単に潰すことのできるペットボトルに、ドッグフードを入れてあげることで、ペットボトルを動かしたときに「カラカラ」と軽い音を鳴らすこともできます。ペットボトルの中にドッグフードを入れた状態で犬に渡してあげることで、「噛む」「音を出す」といった遊びを楽しむことができます。噛む力が強い犬であれば、通常のペットボトルでも良いでしょう。
潰れた後は、フライングディスクのように近距離に飛ばして追いかけさせる遊びもできるので、工夫次第で遊び方が広がるところもポイントですよ。
古布を数枚ねじって結ぶ
古くなったハンカチや衣服を重ね、全て合わせたら捻って両サイドを固く結びます。そうすることで、簡単に引っ張り合って遊ぶための簡易的な綱が完成します。
このとき、飼い主の使っているハンカチや衣類を組み込むことで、おもちゃとなった古布から飼い主の匂いを感知することができ、よりおもちゃに興味を持ってくれます。お留守番のときも飼い主の匂いのする0円おもちゃは、「引っ張りあって遊ぶおもちゃ」としてではなく、「傍に置いておくと安心できるおもちゃ」として活躍してくれますよ。
複数の段ボールを使って宝探し
最近はネット通販を利用する人が増えてきたので、家に段ボールがたくさんあるというご家庭も多いのではないでしょうか。段ボールは、犬や猫にとって格好のおもちゃとなるので、有効に活用しましょう。
例えば、小さいものから大きいものまで、複数の段ボールを用意します。その中のどこかにおやつを載せたお皿を隠し、愛犬に匂いを頼りに探させるという遊びができます。
これは嗅覚を使うので、「嗅ぐ」という本能を刺激することもできますし、探し当てたときに達成感を得られることもできるため、遊びとして楽しめるだけでなく、知育や認知症予防の観点から見ても効果的です。
段ボールは、他にも破った新聞紙やチラシをたくさん入れて、「掘る」遊びをさせるのにも活躍します。ぜひ段ボールを使って、愛犬が喜ぶ遊びを考案してみてくださいね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。新しいおもちゃを買っても遊んでくれなかったら…と思うと迷ってしまいますよね。家にあるもので作ってしまえば、愛犬にあったおもちゃを作ることができますし、何よりお金がかからないので、飼い主にとっても愛犬にとってもメリットが大きいです。ぜひ愛犬の喜ぶ『0円おもちゃ』を作ってみてくださいね。