犬が下痢をしている時にしてはいけいないNG行為4選

犬が下痢をしている時にしてはいけいないNG行為4選

愛犬が下痢をすると心配になりますね。犬は自分で薬を飲んだり病院へ行ったりすることができないので、飼い主さんが下痢のケアをしてあげる必要があります。その際は、NG行為に注意しましょう。この記事では、犬が下痢をしている時にしてはいけないNG行為についてご紹介します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬の下痢とは?

聴診器を当てられる犬

下痢とは、便に含まれる水分量が増えた状態のことをいいます。健康な便は緩すぎず硬すぎずの程よい硬さで、指でつまんでも形が崩れず、取っても地面に残りません。一方、下痢便は泥状または水様性で、取った時に地面に残ります。

犬の下痢の原因は

  • 食べ過ぎ
  • 急なドッグフードの変更
  • ドッグフードの劣化
  • 環境の変化などによるストレス
  • 誤飲、誤食
  • ウイルス
  • 寄生虫
  • 消化器系の病気や腫瘍

など様々です。動物病院を受診した場合は、下痢の原因を探り、それに合わせた投薬や治療を行うことになります。

犬が下痢をしている時のNG行為は?

悲しげな表情でフセをするパグ

犬が下痢をしている時にしてはいけないNG行為があります。愛犬が下痢をした際は、以下の行為はしないように注意しましょう。

1.緊急性が高いのに受診しない

症状が下痢だけでいつも通り元気な場合は、一過性の下痢であることが多いとされ、1~2日程度自宅で様子を見ても問題ないことがほとんどです。しかし以下の項目にひとつでも該当するのであれば、緊急性が高い下痢と考えられるため、早めに受診すべきです。受診しないでいると、全身状態が悪化する恐れがあります。

  • 元気がない
  • 食欲がない
  • 血便が出ている
  • 下痢が頻回
  • 下痢が3日以上続いている
  • 嘔吐を伴っている
  • 下痢の原因が誤飲や誤食の可能性が高い
  • 震えている

下痢が頻回だったり長く続いていたりする場合や、下痢と一緒に嘔吐も見られる場合は、脱水に陥る危険があります。また子犬や老犬は成犬に比べて免疫力が低くや体力がないため、元気があっても急に症状が悪化することがあるので要注意です。

2.普段通りの食事を与える

下痢はしているけれど元気も食欲もある場合、普段通りの食事をあげても大丈夫そうに思えるかもしれません。しかし、下痢をしている時の胃腸は敏感になっています。食欲があるからといって普段通りの食事を与えてしまうと、回復が遅れる可能性があります。緊急性の低い下痢であっても、半日~1日程度絶食して胃腸を休めましょう。一過性の下痢の場合は、それで回復することもあります。

絶食後は、ふやかしたドライフードなどお腹に優しい食事を少量与えます。そして便の様子を見ながら徐々に、普段通りの量と内容の食事に戻していきます。もし絶食をしても下痢が治まる兆しがない場合はすぐに動物病院で受診しましょう。

なお子犬の場合は、絶食によって低血糖になる危険があるため、絶食はせずに少量頻回(1回分の量を少なくして、回数を多くする)で与えるようにしましょう。また空腹に強いストレスを感じてしまう犬や空腹になると胃液を戻しやすい犬は、少量の食事を与えたほうがいい場合もあります。もし判断に迷ったら、かかりつけの獣医師に相談することをおすすめします。

3.絶水する

下痢をしている時は体内の水分が減少してしまい、脱水症状が起こりやすい状態になります。脱水症状を防ぐために、絶食中でも絶水はしないように注意。冷たい水は胃腸に刺激を与えてしまうので、必ず常温の水を与えることが大切です。ほんの少しの水を与え、吐かなければまた少し与えるようにしましょう。ただし、ほんの少しの水でも吐いてしまうのであれば、絶食絶水で早急に動物病院での受診が必要です。

4.飼い主の判断で下痢止めを使う

前述の通り、犬の下痢の原因はいろいろあります。その原因によって、下痢止めを使った方がいい場合と使わない方がいい場合があります。飼い主さんの判断で下痢止めを使うのはやめましょう。

愛犬の下痢を早く治してあげたいのならまずは受診をして、獣医師の指示に従うのが一番です。

まとめ

ベッドで休む犬

今回は、犬が下痢をしている時にしてはいけないNG行為を4つご紹介しました。愛犬が下痢をした際は、飼い主さんのNG行為によって症状を悪化させたり長引かせたりすることがないように注意しましょう。

動物病院を受診する際は、飼い主さんからの情報が診断の手がかりになります。愛犬が下痢をした場合は

  • 元気や食欲はあるか
  • いつから下痢をしているか
  • どのくらいの頻度で下痢をしているか
  • 血便は出ているか
  • 嘔吐は見られるか
  • 下痢が始まる前に食事や環境に変化はあったか

などを記録しておきましょう。さらになるべく新しい便を持参すると、診察がスムーズになります。便を持参するのが難しい場合は、スマホなどで撮影して獣医師に見せるといいでしょう。

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