リードが外れたときのNG行為
リードが外れてしまう主な原因は2つあります。不適切なリードを使用していること。長く使い続けたことで劣化したことです。リードにはナスカンとDカンという金具が取り付けられていますが、この部品が壊れたり外れたりすることがあります。
ナスカンには開閉するためのレバーがありますが、お散歩中に開きっぱなしになる現象が起きることもあるようです。
毎日のお散歩の前にリードに劣化や不具合はないか点検を行ってから出かけるようにしましょう。また、愛犬の体の大きさ・特徴・性格(引っ張り癖がある)などに合ったリードを使用するようにしましょう。
1.焦って行動する
リードが外れてしまったとき、焦って行動するのはNG行為です。飼い主さんが焦って行動すると犬は驚いてしまいます。驚いた犬が走り出してしまっては危険です。
飼い主さんが追いかけても追いつけない場合、犬の姿を見失ってしまいます。車道に飛び出してしまっては交通事故の危険もあります。驚いて興奮した犬が他の人や犬に気危害を加えてしまう可能性もあります。一瞬ヒヤッとするかもしれませんが、焦って行動してしまわないように注意しましょう。
2.大きな声を出す
リードが外れてしまったとき、「○○ちゃん!」と大きな声で名前を呼んだり、「ダメ!」「待って!」と大きな声を出したりするのはNG行為です。
つい大きな声を出すことで呼び止めようとしますが、犬を驚かせたり興奮させたりしてしまう行為です。いつも通り優しく名前を呼んだり声をかけたりした方が犬も落ち着いて行動してくれますので、「おいで」と呼び寄せやすいです。
適切な対処法
リードが外れてしまったときは、とにかく冷静に行動することが大事です。犬を驚かせてしまわないこと、犬を興奮させてしまわないことです。飼い主さんがパニックになると犬もパニックになり、思わぬ行動をしてしまうものです。
いざという時のためのしつけを徹底する
お散歩中にリードが外れるなんてことは決してあってはなりません。どんなトラブルや事故が起こるかわかりませんが、全ての責任は飼い主が負わなければなりません。リードが外れて交通事故に遭ってしまった愛犬が亡くなった場合も同じです。相手にも何らかの保証をしなければなりません。
そのような悲しい出来事が起きてしまわないために必要なのが「しつけ」です。「おいで」「待て」「止まれ」「戻れ」などコマンドは何でも構いませんが、愛犬を自分の元へ呼び戻すことができなければなりません。飼い主さんの指示を無視して走り去ってしまうようではダメです。
適切なリードを使用すること
伸縮が可能なリードは便利ですが、ロックが外れてしまうトラブルが多いです。短く戻すことができなくなり、長く伸ばしたままだったことが原因の犬同士のトラブルや交通事故が起きています。
リードは主に小型犬用・中型犬用・大型犬用がありますね。体重の目安も表示されています。引っ張り癖のある犬にはより頑丈なリードでなければなりません。機能性を無視し、デザインのみを重視した選び方も不適切です。
リードを定期的に買い替える
リード・首輪・ハーネスを買い替えるタイミングってなかなか見極めづらいですよね。
- 布製 一部分でも糸がほぐれてきたら買い替える
- 革製 部でもひび割れてきたら買い替える
- 金属部分に錆びができたら買い替える
- 汚れやニオイが気になり始めたら買い替える
このようなタイミングで買い替えてはいかがでしょうか。お誕生日に新しいリード・首輪・ハーネスをプレゼントするのも良い方法です。愛犬の安全を第一に考えたプレゼントです。
まとめ
犬の散歩中にリードが外れてしまったとき、焦って行動すること、大きな声を出すことはNG行為です、とにかく冷静に落ち着いて行動しましょう。最も重要なことはリードが外れてしまうことがないようにするということです。呼び戻しのしつけも徹底して行うと良いです。