1.嬉しい♡楽しい♡ワクワク♡
お散歩に出かけるとき、まるでステップを踏んでいるかのような弾むような歩き方をすることがあります。外に出ることができて「嬉しい♡」、体を動かすことが「楽しい♡」、この先に何が待っているのかと「ワクワク♡」、このような心理が表れている様子です。
2.もう歩きたくないな…
お散歩の終盤になると、尻尾を下げて足を引きずるような歩き方をすることがあります。ケガをしてしまったのでは!?と病院に駆け込みたくなるかもしれません。しかし、「もう歩きたくないな…」という気持ちを表現するための高度な技であることがあります。
昨日は右足を引きずっていたのに、今日は左足を引きずっている…なんてこともあります。お家に帰れば元通り。ごはんが嬉しくて飛び跳ねて回るのですから…。念のために病院で検査。足のどこにも全く異常はなく、健康そのものだと診断されれば一安心です。
3.捕まえるぞ!
お散歩をしていると突然、足をそーっとそーっと一歩ずつ前に進め、まるで足音を消して歩く忍び足のような歩き方をすることがあります。何だか姿勢も低くなったような…。
犬の視線の先を見てみると、野良猫や鳥の姿をとらえていることがわかります。ハンターのような気持ちになっている様子です。狙いを定めて猛ダッシュ!取り逃がした後に飼い主さんとアイコンタクトする犬からは「もっと早く走ってよ~」という心理が聞こえてきそうです。
4.極上のリラックス
リビングで寛いでいるとき、仰向けになって両足をパカッと開いた姿勢で目を閉じていることがあります。両手は胸のところで揃えているのも可愛いです。極上のリラックス状態であるときの姿勢です。
飼い主さんや家族と過ごす時間や環境が心から安らげる場所であることがわかりますよね。冬場はこたつの中、夏場はひんやりと冷たい廊下のフローリングの上などでも見られることがあります。
5.すぐに起き上がれるようにしておこう…
犬が「伏せ」の姿勢で眠っているときは警戒している状態です。スッと立ち上がることができる姿勢ですよね。「すぐに起き上がれるようにしておこう…」という心理でいます。
眠っているように見えることがありますが、嗅覚や聴覚は常に働いています。お家の中ではあまり見られないかもしれませんが、庭に出て日向ぼっこをしているとき、預けられた先などでは伏せの姿勢で眠ることがあります。
6.自分の方が強いぞ!
犬同士が出会ったとき、急に姿勢よく立つことがあります。手や足をグッと伸ばし、背筋や首元もシャキッと伸ばして整えるような姿勢です。相手の犬に対して「自分の方が上だぞ!」と示したい様子です。
手や足を伸ばし、さらには背筋や首元も伸ばすことで少しでも体を大きく見せようとしています。超小型犬が大型犬に対してこのような姿勢を見せることがありますが、どんなに頑張って体を大きく見せようとしても敵わない相手に立ち向かっていく勇敢な姿勢が可愛いですよね。
まとめ
姿勢や歩き方、犬の足の動きや様子でわかる心理を6つご紹介しました。
- 嬉しい♡楽しい♡ワクワク♡
- もう歩きたくないな…
- 捕まえるぞ!
- 極上のリラックス
- すぐに起き上がれるようにしておこう…
- 自分の方が強いぞ!
ほんの些細な足の動きにも犬の面白くて可愛い心理がよく表れていますよね。愛犬の不思議で特別な姿勢や歩き方はありませんか?どんな心理によるものなのか読み取れていますか?
愛犬の気持ちがわからなくて悩んでしまうこともありますが、気持ちを知れたときはとっても嬉しくて幸せな気持ちになります。ぜひ愛犬の「足」もよく観察してみてください。