犬が飼い主を起こす3つの心理とは?
1.飼い主へ要求がある
「トイレに行きたい」「お腹がすいた」など、要求を伝えるために起こそうとします。
1人でトイレに行ける環境でも、ペットシーツが汚れていると排泄ができないので、寝る前には必ずきれいな状態にしておくことをおすすめします。
またお腹が減りすぎると胃液を嘔吐することがあるので、1日2食の場合は12時間以上間隔があかないようにしてあげましょう。
2.体内時計が正確
犬は体内時計が正確なので、飼い主が休みであってもいつも通りの時間で行動します。特に、食事や散歩の時間が決まっている子は、その傾向が強いようです。
犬にとって『同じ』ということは安心できる生活スタイルですが、何かあった時のために、臨機応変に対応できるよう、散歩の時間は決めない方がお互いにとってよいでしょう。
3.かまってもらいたい
甘えん坊の犬や若い犬に多い行動で、かまってもらいたいアピールで起こします。
若い子は元気がありあまっている場合もありますが、日中の運動量が足りていなことが原因で早朝から元気な場合もあります。
早朝に起こされてツライ時の3つの対処法
1.室内でトイレができるようにしつける
毎朝トイレで起こされるという場合は、1人でトイレに行ける環境づくりやしつけをしましょう。
特に中型犬や大型犬は、外でしか排泄をしないという子が多いかと思いますが、介護が必要になった時のことを考えても、室内で排泄できるようにしつけておくことをおすすめします。
2.ケージで寝られるようにしつける
愛犬と一緒に寝ていて顔をなめたりして起こされるという場合は、ケージ内で1人で寝られるようにしつけましょう。
初めは起こす時間になるとクンクン鳴くかもしれませんが、習慣づけることで身についていきます。
3.無視をする
可愛い愛犬に起こされるとついつい対応してしまいますが、「こうすれば起きてくれる」と悪い習慣がついてしまうのでNGです。
かまってほしい、遊んでほしいという要求の場合は、無視をして「起こしても起きない」という態度を見せましょう。
愛犬がぐっすり眠れるようにする3つの方法
1.ごはんの時間や量を見直す
毎朝ごはんで起こす犬の場合は、朝の食事の時間をずらしたり、ごはんの量が足りているのか確認しましょう。
食事の時間や量を変えられない場合は、『タイマー付き自動給餌機』を利用してみるのもおすすめです。
2.運動量を見直す
日中お留守番が多い子や、散歩にほとんど行かない子は、体力がありあまったまま飼い主の就寝時間となってしまいます。
毎日散歩に行くのが難しいという場合は、室内で身体を動かせるおもちゃや遊具を試してみてください。
3.シニア犬は日光浴をさせる
シニア犬になると足腰が弱くなって散歩を嫌がる子もいます。また日中眠ってしまい、早朝起きるというサイクルになってしまいがちなので、日光を浴びることが大切です。
歩かなくてもいいので、外の空気や日光に当たる時間を15~30分程度とってあげましょう。
まとめ
愛犬が飼い主を起こしにくる心理についてご紹介しました。可愛い愛犬に起こされるの嬉しいけれど、「ゆっくり寝たい…」というのが飼い主の本音。愛犬がぐっすりと眠れる環境を整えて、飼い主も犬もしっかりと睡眠時間を確保していきましょう。