犬の気持ちが離れてしまうNG行為3選!普段から無意識にやっている可能性も…?

犬の気持ちが離れてしまうNG行為3選!普段から無意識にやっている可能性も…?

大好きな愛犬の心が離れてしまうというのは、飼い主にとってとても悲しいことです。信頼関係を失う原因が、無意識にしている日頃の行動である可能性も高いので、ぜひ一度見直してみましょう。

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NG行為①犬に恐怖を与える

怯えて身をかがめる子犬

犬の心があっという間に離れてしまう原因が、強い恐怖を与えることです。犬に恐怖を与えるのは直接的な暴力や暴言のほか、家庭内の不和や家族間の喧嘩、物への八つ当たりなどが考えられます。

暴力については、体罰という形でしつけのなかで行う人もいますが、特殊なケースを除いて基本的に必要ないものです。どのような理由があっても、暴力を振るわれた犬はその理由がわからず飼い主さんに対して不信感や敵対心を持つことでしょう。

恐怖を与えられた犬は、飼い主さんの機嫌を損ねないようにおとなしくしていたり、すり寄ってきて甘えたりする様子が見られます。そのため、本当は飼い主さんに対して不信感を抱き、心が離れているということに気がつかないことも少なくありません。

また、犬を怖がらせるつもりはなくても、不適切な関わり方によって犬が怖いと感じて飼い主さんと距離を取るようになることがあります。

特に体の大きな男性や動きが唐突で大きい子どもなどが、犬のペースや気持ちを考えずにスキンシップをすることで不快感を抱くことがあるのです。犬を怖がらせたり不快にさせたりしないためには、犬の気持ちを考えた行動が必要です。

NG行為②犬からのアプローチを無視する

あごをつけて伏せるパグ

飼い主さんのことが大好きな犬たちは、いつでも飼い主さんの動向をチェックしていたり、「遊んで♪」「こっち見て♡」と無言のアピールをしていたりします。

しかし、そうした犬からのアピールに気がつかなかったり、気がついていても無視したりすることが続くと犬はとても傷ついてしまいます。そうしたことが繰り返されることで、期待しても無駄だと感じてしまい、飼い主さんへの愛情を失ったり心が離れてしまったりするのです。

もちろん、いつでも愛犬からのアピールや要求に応える必要はありませんし、そうすることで逆にワガママな犬に育ててしまう可能性もあります。大切なのは、犬が出しているサインやアピールに気がついている、つまり「あなたのことをいつも見ているよ」ということを犬に伝えるということです。

撫でたり遊んだりできなくても、家事をしながらアイコンタクトを取ったり、一言声をかけたりすることで犬は「無視された」とは感じないでしょう。生活の中でメリハリをつけることで、犬も飼い主さんの生活リズムというものを理解しますし、「後で構ってくれるだろう」と安心して過ごしていられると思います。

NG行為③犬をからかって笑う

フォークに刺した食べものを見せられているパグ

愛犬のことをかわいがっている飼い主さんの中には、愛犬が驚いたり困っていたりする様子などを見て微笑ましく感じる人もいると思います。そのため、ついちょっかいを出したり、からかったりしてかわいい反応を見たくなってしまうこともあるでしょう。

しかし、あまりにもしつこくからかいやいたずらを繰り返すと、犬は不快に感じると思います。また、明らかに嫌がっていることをしたり、嫌がっている姿を見て笑ったりすると、飼い主さんに対して不信感を募らせてしまいます。

「どうして嫌がっているのにやめてくれないの?」と感じて、飼い主さんを信用できず、心身ともに距離を置いて接するようになることがあります。

そのようにして信頼関係を失ってしまうと、その後の生活でトラブルが起こりやすくなったり、しつけがうまく進まなくなったりと様々な弊害が出てしまいます。犬との信頼関係が崩れていることは気がつきにくいことであり、その回復も時間がかかりとても難しいものです。

まとめ

振り向いてこちらを見上げる犬

大切な愛犬との心の結びつけを強め、より良い関係を築いていくためには適切な関わり方をするということが大切です。これは、犬が相手でも人間が相手でも同じことですが、自分の言動によって相手にどのような感情をもたらすかということを考える必要があります。

犬は家族の中でも小さく守るべき存在ですが、その反面人間の思い通りにできてしまうという一面があります。そのため、犬の感情に無頓着になり、人間側に都合やタイミングで好きなように接してしまうことも起こりえます。

しかし、そのような言動を繰り返すことで、愛犬の心が離れ、取り返しのつかない事態に陥ったりトラブルに発展したりすることも。お互いに楽しく幸せに暮らしていくために、適切な距離感と配慮を持って接するようにしましょう。

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