犬も車酔いをする!?よくある症状や対処法・予防法を解説

犬も車酔いをする!?よくある症状や対処法・予防法を解説

犬とのドライブは、移動中すら楽しく思える価値のある時間です。唯一の心配ごとは「車酔い」。一度車酔いを経験すると、後々トラウマになることも…!愛犬が嫌な思いをしなくて済むよう、飼い主に出来ることは何か、考えてみましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬の車酔い、原因や症状は?

車に乗っている2匹のコッカースパニエル

耳の奥には「三半規管」があり、平衡感覚やバランスを整えてくれています。しかし、車の揺れや振動でこの器官に影響が出ると、めまいや吐き気といった車酔いの症状を引き起こします。

《犬の車酔いの症状》

  • 震える
  • 落ち着きがなくなる
  • よだれを垂らす
  • あくびが増える
  • 嘔吐する

犬の体質にも左右されるため、全ての犬が車酔いになるとは限りません。とはいえ、当日体調が悪かったりすると、普段車酔いしない犬でも車酔いは起こり得ます。

ドライブ前にできる予防策

散歩中に振り返る犬

食事のタイミングに注意する

空腹、満腹どちらの状態もでも車酔いはしますが、胃の中に食べ物が入っていると酔った時に吐きやすくなります。食事を済ませてすぐの乗車は避けて、食後乗車までは30分程度時間を空けるようにしてください。

軽く運動させる

出発前に、犬の排泄を済ませておきましょう。短時間でも良いので、軽く散歩に出て運動しておくと、移動中眠って過ごしてくれる確率が高まります。車内にカーテンを付けたり、家で使っているペットベッドがあったりすると、よりリラックスできると思います。

酔い止めの薬を飲ませる

以前に犬が車酔いしたことがあると分かっている場合には、予め獣医師に相談してみてください。可能であれば、ペット用の酔い止め薬を貰っておくと安心かもしれません。飲んですぐに効果は現れませんので、投与する場合は車に乗る最低30分前には飲ませましょう。但し、薬によっては副作用があるため、合わせて獣医師に確認しておきましょう。

ドライブを楽しむための工夫

車に乗っているジャックラッセルテリア

クレートやドライブシートを活用する

犬の体の揺れを軽減するには、クレートやキャリーバッグを利用しましょう。ペット用のドライブシートやドライブベッド、シートベルトも有効です。タイヤの上の席は振動が響きやすいので、座る位置にも配慮が必要です。

窓を開ける

私たち人間にとっては当たり前の匂いでも、犬の嗅覚では感じ方が違います。車独特の匂いが犬に不快感を与えるため、窓を少し開けて換気をしてください。

《車内に漂う匂いの原因》

  • ガソリン
  • 芳香剤消臭剤
  • 食べ物
  • タバコ など

犬が身を乗り出すと危ないので、窓を全開にするのはやめましょう。

車を停めて休憩する

長時間のドライブは、体がこわばって緊張状態になります。走行距離・目的地にもよりますが、1〜2時間に1回は車を停め、休憩を取るようにしましょう。外の風に当たると気分転換になるので、車から降りて散歩できると尚良いです。

犬の車酔いに効く「ツボ」

横になって身体をマッサージされている犬

愛犬が車酔いで辛そうにしていたら、心配で見ていられないですよね…。心を落ち着かせ、車酔いの症状を和らげると言われている「ツボ」をご紹介します。

《車酔いの症状を緩和するツボ》

  • 内関(ないかん):前足内側の手首と肘の間
  • 築賓(ちくひん):後ろ足内側のくるぶしと膝の間のくぼみ
  • 耳珠(じじゅ):耳の穴にある軟骨の突起

ツボ押しは、皮膚に傷や炎症がないことを確認した上で、親指と人差し指を使って優しくマッサージするように行います。

まとめ

車のトランクに座る女性と犬

犬は自分で体調不良を訴えることができません。少しでも様子がおかしいと感じたら、車を停めて換気をしたり、水分補給を行ったりしましょう。

車に慣れていない子犬の場合は、短距離で車に慣れることから始めてみてください。また、運転中は車間距離を保ち、急発進・急ブレーキを避けるよう、安全運転をお願いします!

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