1.かまいすぎる
わんこは誰かに遊んでもらうのが大好き!飼い主さんや遊んでくれそうな人の姿が目に入ると、とにかくかまってかまってとアピールしてくるという子も多いかもしれません。
ですがだからといってかまいすぎは禁物です。集団行動が好きでひとりぼっちを嫌うのがわんこの性質ではありますが、わんこだってひとりでゆっくりする時間が必要なのです。
わんこがある程度遊んで満足しているのにしつこく遊ぼうとしてけしかけたり、のんびり昼寝しようとしているのを触ったり声を掛けたりして無理やり起こしたりすると、さすがのわんこも辟易して怒ってしまいます。
わんこが遊びたがっているときに存分に遊んであげて、休みたいときには放っておいてあげるのが適度な距離感の取り方ですよ。
2.声や動作が大きい
普段は人なつこいのに小さい子どもがどうにも苦手、という子も意外と多いのではないでしょうか。わんこが小さい子どもを嫌がるのはワケがあります。
小さい子どもというのは手加減ができないのももちろんですが、突然大きな金切り声を上げたり、思いもしないような方向に向かって走り出したり、声や動作が突発的で大きいですよね。
わんこはこういった大きな声や予測のできない挙動を苦手とします。そのため声や動作が大きい人に対しては警戒したり、怒って威嚇してきたりするのです。
3.じらしすぎる
おやつやおもちゃを使ってわんこと遊んでいるとき、「マテ」のコマンドでガマンさせることもありますよね。じっと「ヨシ」の指示を待っているわんこの、期待と興奮でキラキラ輝いた表情は飼い主さんにはたまらないものです。
良い子で待っている健気な姿が可愛くて、ついイタズラ心が芽生えて「ヨシ」の指示を与えずにじらしてしまう…なんてことしていませんか?
少しのじらしなら良いスパイスかもしれませんが、あまりにもじらしすぎたり、おもちゃやおやつを与えるフリをしてどこかに隠してしまったり、度が過ぎるとわんこにはただのストレスになってしまいます。怒られてしまっても仕方がありませんよ。
4.じろじろ見つめる
愛犬と一緒のときもそうでないときも、道行くわんこの姿を見るとつい目を細めて見つめてしまうというのは愛犬家あるあるではないでしょうか。ですがあんまりじっと見つめすぎてしまうのも実はNG行為なのをご存じですか?
飼い主さんなどのすでに信頼関係ができている相手であれば、見つめ合うことでむしろ幸せホルモンであるオキシトシンが分泌され、人間もわんこもリラックスできるといわれています。
けれどそうでない場合、相手の目を見つめるというのは相手を敵としてロックオンしたということ、すなわち、戦いを挑む合図と認識されるのです。そのため知らない人からあまりじろじろ見られると、わんこは「何だ、やる気なのか!?」と身がまえて怒ってしまうことがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?もしわんこを怒らせてしまった場合には事故を防ぐためにも、むやみに近づいたりなだめようとしたりせず、さっと身を引くのも大切です。わんこと良好な関係を作るためにも、なるべくストレスを与えないような行動を心がけたいものですね。