愛犬には幸せでいて欲しいから
愛犬と一緒に暮らすことで、飼い主さんはたくさんの楽しさや嬉しさを感じながら過ごしているでしょう。そして、飼い主さんも愛犬にとても愛情を注いでおられるはずです。でもその愛情が一方通行だったらと思うと、とても寂しくなります。
せっかく愛情を注いでいるのですから、その愛情が愛犬にも伝わり、心から喜んでもらいたいと思うのは自然なことです。でも、まだ犬と一緒に暮らし始めたばかりの飼い主さんには、どうすれば犬が喜んでくれるのか分からないことや不安なことも多いかもしれません。
そこで今回は、飼い主さんがこんなことをすると愛犬は喜んでくれるはずということをまとめてみました。愛犬との楽しい暮らしの参考にしてみてください。
犬が喜んでいるときに見せる仕草
まずは、愛犬が嬉しいとき、喜んでいるときにどういう仕草をするのかについてご紹介します。飼い主さんが愛犬と接している時の愛犬の様子を観察し、ちゃんと喜んでくれているかどうかを確認してみましょう。
たとえば、同じ「なでる」という行為でも、なで方やなでる場所によって、愛犬が喜んだり嫌がったりと反応が異なると思います。愛犬の様子をよく見ながら接するように心がけましょう。
- ちょっと上向き加減になり目を細める
- 人の笑顔のように口角を上げた表情をする
- 体をくっつけてくる
- お腹を上にして転がる
- 相手(飼い主)の口をなめる
- お尻を上げ、前足を伸ばして頭を低くする
- 全身の筋肉を緩めてリラックスする
普段の生活で犬が喜んでくれること5つ
1.なでる
なでるときには犬の目線より下の方から手を近づけましょう。信頼関係を構築中の段階だと、まだ目の上から手が迫ってくると犬は脅威に感じてしまいます。
なでる場所は、犬が自分では思うように掻けない耳の根元や裏側が適しています。同時に、痛がらないか、腫れていないか、異臭がしないかなどもチェックすると、一石二鳥です。
筋肉が凝りやすいので、首をマッサージの要領でなでたり、背中側のしっぽの付け根の辺りを軽くトントンと叩くように刺激するのも喜びます。眉間は急所ですが、優しく声をかけながらそっと触り、優しくなでるとうっとりすることが多いです。
2.散歩
毎日の楽しい散歩も、工夫次第でもっと楽しくすることができます。時々コースを変えてみる、運動できる場所が近くにある場合はそこを散歩コースに組み入れる等、ご自宅の近くをいろいろ調べてみてください。たくさんの刺激を与えられるような散歩コースを用意してあげましょう。
3.ドッグラン
犬は、運動欲求の高い子が多いです。特に牧羊犬、牧畜犬などに由来している犬種には、思う存分走らせてあげたいものです。飼い主さんの休日などを利用して、ドッグランで思いっきり走らせてあげましょう。
4.手料理
忙しい毎日には、愛犬の健康のことをきちんと考えて作られているフードを利用することが便利ですし、健康管理にも適していますが、たまに新鮮素材で手作りの食事をあげると、喜んで食べてくれるでしょう。犬の栄養学をきちんと勉強し、時には手料理を振る舞いたいと思っておられる飼い主さんは、ぜひ挑戦してみてください。
5.一緒に遊ぶ
犬は、人と同じように成犬になってからも遊ぶ動物です。飼い主さんと一緒に遊ぶのは犬の楽しみの一つです。アウトドアが苦手な飼い主さんも、宝探しのように一緒に遊べるゲームを探して一緒に遊ぶ時間をたくさん作ってあげましょう。
たまにはお出かけやパーティーで一緒に楽しむ
アウトドア派の飼い主さんであればキャンプや水遊び、スキーなど、インドア派ならパーティーなどを一緒に楽しめます。また愛犬と一緒の旅行も楽しい思い出を作れるでしょう。年に数回、こういったイベントを企画して、愛犬と一緒にたくさんの楽しい思い出を作るのもおすすめです。
ただし、せっかくの楽しいイベントが悲しい出来事に変わらないよう、必ず愛犬の安全と健康状態を第一に考えましょう。事故や誤食などへの注意や、愛犬がはしゃぎすぎないように、楽しみながらも愛犬の様子をきちんと観察してコントロールしてあげましょう。
まとめ
せっかく犬と一緒に暮らすのであれば、愛犬に喜んでもらえるようなことをたくさんし、楽しい思い出をたくさん作りたいものです。飼い主さんの愛情が一方的なものにならないよう、愛犬の様子を見ながら、たくさん喜ばせてあげましょう。
また楽しい中でも、細心の注意が必要です。愛犬の安全と健康を第一に考え、後悔のない愛犬との暮らしを楽しんでください。