ドッグランで嫌われる「絶対NG行為」6選
ドッグランは犬が思い切り走り回れる楽しい場であり、犬や飼い主さん同士の社交場としても親しまれています。しかし、ドッグランで思わぬトラブルに巻き込まれた!という飼い主さんが続出している事実をご存じでしょうか?
トラブルの原因といえば、飼い主によるNG行為です。一体何が起きているのか検証すべく、ドッグランで嫌われるNG行為6選をご紹介します。
1.最初からリードを放してしまう
誰もいないドッグランや見慣れた犬しかいないときならともかく、他の犬がいる場合はリードをつけたまま様子見をしますよね。しかし、到着してすぐリードを放してしまい、大興奮の犬が走り回って他の犬が嫌がってしまうという場面を見かけたことはないでしょうか。ドッグランだから安全ということは絶対なく、むしろ他の犬へ迷惑を掛けないよう注意しなければなりません。
2.犬を放したまま立ち去る
ドッグランで絶対NGなのは、犬を遊ばせたままその場を立ち去る行為。「うちの子は大丈夫」と思い込み、そのまま買物へ行ってしまう飼い主さんがいるようです。
愛犬の安全はもちろん、他の犬や人への危害は自己責任であるため、片時も目を離してはなりません。自分の犬が他の犬に噛まれてしまったとき、飼い主さんがその場にいなくて大変な思いをされた方がたくさんいます。
3.目を離したまま会話に夢中になる
たとえその場にいたとしても、愛犬から目を離しておしゃべりに夢中になるのもNG。仲良しの飼い主さん同士が集まるとつい会話に夢中になってしまうこと、ありますよね。犬同士のトラブルは、一瞬目を離した隙に起きるもの。愛犬を見守りつつコミュニケーションを取らなければなりません。
4.犬がおもちゃやおやつを持って入る
多くのドッグランでは、おもちゃやおやつなどの私物を持ち込むのは禁止されています。おもちゃを持ち込むと他の犬と取り合いになるなど、大きなトラブルの原因につながります。
途中でおやつを与えることも禁止です。ドッグランのマナーが守れない飼い主さんが1人いるだけで、ドッグランの雰囲気が崩れてしまいますね。
5.自分の犬がトラブルを起こしても放置する
ドッグランで愛犬が起こしたトラブルを見過ごす、相手に責任をなすりつける行為も絶対NG。実際にドッグランではトラブルが多発しており、特に問題となるのが飼い主の行動です。
トラブルの例としては、
- 尿やフンをする
- マウンティング
- 噛み付く
- 追い回す
このような内容が挙がり、ほとんどのケースが飼い主さんの放置によって起こっています。しっかり見守っている飼い主さんは、少しでも不安があればすぐに呼び戻してリードを装着して様子見をします。
そして放置された犬はいくら追い払おうとしても、飼い主さんがいない場では太刀打ちできません。犬同士の喧嘩の仲裁に入ってしまった人が噛みつかれてしまった、という危険なトラブルも実は多発しています。
6.自分の犬に非があるのに他人のせいにする
ひとつ前の「放置する飼い主」と関連しますが、自分の犬が起こしたトラブルを他人のせいにする行為も度々見られます。噛みつかれて傷を負わされても「うちの子は何もしてない」の一点張りの飼い主さんも。
中には、何もしていないのに「うちの子が噛みつかれた」などと相手を非難する飼い主さんもいるようです。犬は言葉が話せないので飼い主さんの言い分によって左右されやすく、ドッグランではこうしたトラブルが多発しているのが現状です。
覚えておきたい!ドッグランマナー
ドッグランは気軽に楽しめるイメージがありますが、予想以上にトラブルが多い場所でもあります。愛犬と楽しむためにもトラブルの原因を作らないよう配慮しましょう。ここでは覚えておきたいドッグランマナーを以下にまとめました。
- ワクチン接種を済ませておく
- 最低限「マテ」「オイデ」をしつけておく
- ほかの犬と交流しておく
- リードをつけたまましばらく様子を見る
- 決して目を離さない
- 少しでも不安が起きたら呼び戻す
- トラブル時は適切に対処する
ドッグランに対して「絶対安全」というイメージを持たないようにしましょう。慣れるまではリードを着用する、少しでも不安を感じたら随時呼び戻すこと。そのためのしつけは必要です。
もし犬が多くて不安を感じる場合は、別の日に訪れるようにするといいですね。様々な飼い主さんがいますから、たとえじゃれ合っただけでも注意されることもあります。小さな出来事が大きなトラブルに発展するので、ドッグランでは決して目を離してはなりません。
まとめ
ドッグランはルールを守ってこそ楽しめる場所です。つい愛犬を優先したくなりますが、お互い様という気持ちがなければモヤモヤした気持ちが残ってしまうでしょう。
ここでご紹介したNG行為をうっかりやってしまわぬよう注意しながら、ドッグランでぜひ愛犬と楽しんでください。