犬に絶対してはいけない『シャンプーの仕方』5選!正しい方法は?

犬に絶対してはいけない『シャンプーの仕方』5選!正しい方法は?

犬にもシャンプーが必要ですが、ただ洗えばいいというものではありません。犬の皮膚は人よりもデリケートなこともあって、シャンプーの仕方によっては皮膚トラブルを招くこともあります。愛犬のシャンプーは自宅派の皆さん、犬に絶対してはいけない『シャンプーの仕方』をしていないか、チェックしてみましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

愛犬への『シャンプーの仕方』には注意が必要

シャンプー中のコッカー・スパニエル

犬にシャンプーをしないでいると被毛がベタついたり、においが発生するだけでなく、皮膚トラブルを起こしやすくなります。ですから、定期的なシャンプーが必要です。

犬種や皮膚の状態、皮脂の分泌量などによって適切なシャンプーの頻度は異なりますが、2~3週間に1回程度が目安となります。

犬のシャンプーはトリミングサロンにお任せすることもできますが、自宅で飼い主さんが行うこともできます。でもその場合は、間違ったシャンプーの仕方をしないように注意が必要です。

間違ったシャンプーの仕方は、愛犬の皮膚に負担をかけたり、皮膚病を招いたりします。また、愛犬がシャンプー嫌いになってしまうことも…。

そこで今回は、犬に絶対してはいけない『シャンプーの仕方』をご紹介したいと思います。それぞれどうしたらいいのか、正しい方法も解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

犬に絶対してはいけない『シャンプーの仕方』

タオルを頭にかぶっているジャック・ラッセル・テリア

1.最初にブラッシングをしない

愛犬のシャンプーをするときに、最初にすることはシャワーで体を濡らすことだと思っていませんか?体を濡らす前にやらなくてはいけないことがあります。それは、ブラッシングです。

ブラッシングをしないと毛玉や毛の絡まり、下毛が残ったままでシャンプーすることになります。そうすると洗い残しやすすぎ残しが起こりやすくなり、それが皮膚トラブルに繋がることもあります。また毛玉や毛の絡まりをほぐさずにシャンプーすると固まってしまって、ほぐれなくなってしまいます。

犬にシャンプーをする際は必ず最初にブラッシングをして、毛玉や毛の絡まりはほぐし、下毛はしっかり取り除いてから体を濡らしましょう。

2.頭から濡らし始める

ブラッシングをしたら体を濡らしますが、頭から濡らすのはNGです。犬がびっくりして、シャンプー嫌いになってしまう可能性があります。

濡らす順番は、頭から遠いお尻から始めて最後に頭と顔を濡らします。シャワーの温度は、人にはぬるく感じる37~38℃位を目安にしましょう。シャワーヘッドを体に密着させて濡らしていくと犬が怖がりにくく、水分もしっかり行き渡ります。

犬がシャワーを怖がる場合はスポンジにお湯を含ませて、犬の様子を見ながら少しずつ濡らしていくといいでしょう。シャワーで濡らす場合もスポンジで濡らす場合も、頭や顔を濡らす際は片手で顎の下を支えて、鼻にお湯が入らないようにすることが大切です。

3.シャンプー剤を体に直接つける

体を洗うとき、シャンプー剤をそのまま犬の体に直接つけて、泡立てながら洗ってしまいがちですが、この洗い方は皮膚に負担をかけます。

シャンプー剤は先に泡立てて、泡を全身に乗せて洗うのが正解です。洗面器や桶に1回分のシャンプー剤を入れて勢いよくシャワーを注いで泡立て、さらにスポンジなどで揉み込んで泡立てます。泡で出てくるタイプのシャンプー剤も市販されているので、そちらを使えば時短になります。

シャンプー剤の中には泡立ちの悪いものもありますが、適量を守りましょう。特に動物病院で処方される薬用シャンプーは泡立ちが悪い傾向にあるので、使い過ぎに注意を。薬用シャンプーは薬効成分が入っていますので基本薄めず、手のひらで伸ばして使います。

犬は人よりも皮膚が薄くデリケートな上に、皮膚のpHも人とは違う(人は弱酸性、犬は弱アルカリ性)ため、人用のシャンプーだと皮膚トラブルの原因になることがあります。必ず犬用のシャンプーを使いましょう。

4.ゴシゴシ洗う

愛犬をシャンプーするなら、きれいに洗ってあげたいですね。でも、ゴシゴシ洗わないように注意を。ゴシゴシ洗いは、デリケートな犬の皮膚を傷つけ、炎症を生じさせてしまう恐れがあります。爪は立てずに指の腹を使って、地肌をマッサージするようにやさしく洗ってあげましょう。

内もも、脇の下、耳の裏、指や肉球の間なども忘れずに洗い、最後に頭と顔を洗ったら顔からすすぎます。シャワーヘッドを密着させて、全身すすぎ残しのないようにしっかりと流しましょう。

5.しっかり乾かさない

すすぎ後、自然乾燥や生乾きは厳禁です。被毛を長時間湿った状態にしておくと蒸れが生じ、皮膚トラブルやにおいの原因になるので、しっかりと乾かしましょう。すすいですぐにドライヤーをかけると、ドライヤーをかける時間が長くなり、犬の皮膚に負担をかけてしまいますし犬のストレスにもなります。

タオルドライをする際も、ゴシゴシ拭くのはNG。体をタオルで包み、タオルで体を押さえて水気を吸い取りましょう。タオルは何枚か用意しておいて、ある程度湿ったら乾いたものに取り換えるのがおすすめです。

タオルドライをしたら、被毛を手ぐしでとかしながらドライヤーで全身をまんべんなく乾かし、半乾きになったらスリッカーブラシなどでとかしながら根元までしっかり乾かしましょう。

乾いているように見えても実は湿っていることがあるので、ドライヤー後に手のひらで体全体を触り、乾き残しがないか確認を。

まとめ

頭に泡を乗せた柴犬

今回は、犬に絶対してはいけない『シャンプーの仕方』を5つご紹介しました。犬のシャンプーは、ブラッシングすることから始まります。そして、しっかり乾かすまでがシャンプーです。愛犬がシャンプー嫌いにならないように、また皮膚トラブルを起こさないように、ご紹介したシャンプーの仕方はしないように注意しましょう。

正しい方法でシャンプーを行い、清潔な被毛と皮膚を保つことが愛犬の健康に繋がります。

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