1.犬と赤ちゃんだけにすること
室内や庭で遊ばせているとき、犬と赤ちゃんだけにしてはいけません。大人の人が目を離してしまうのはNG行為です。赤ちゃんが犬の体を叩いたり尻尾を引っ張ったりして、骨折や脱臼をさせてしまう恐れがあります。
トリミングに連れて行ってトリマーさんに指摘された、ケガが発見された、などがあります。飼い主さんの知らぬところで愛犬が苦しんでいるかもしれません。
そして、犬が赤ちゃんに噛みつくという大きな事故のほとんどが大人が目を離している間に起きています。子供が中学生になるくらいまでは必ず大人が見守ること。お散歩のときも子供だけで行かせてはいけません。
2.犬のお世話を怠ること
赤ちゃんのお世話が優先されがちになりますが、だからといって犬のお世話を怠ってしまうのはNG行為です。大好きな飼い主さんを赤ちゃんに独占されてしまうことで犬はヤキモチを妬きます。
それだけではなく、かなりのストレスを抱え込むことにもなります。グッと我慢し、大人しく過ごしているかのように見えるかもしれませんが、愛犬が心を痛めていることに気づいてあげられなければなりません。
ほんの数分でも構いませんので、愛犬が飼い主さんを独占することができる時間を毎日作ってあげてください。お散歩の時間が最も有効的な時間ですが、行けない場合には室内で一緒に遊ぶなど、スキンシップやコミュニケーションを強化してあげてください。
3.掃除をサボりがちになること
犬と赤ちゃんのお世話だけではなく、その他の家事にも追われます。体力的にも精神的にもつらい日があります。そうすると掃除もサボりがちになってきてしまいます。室内を衛生的な環境に保つことを怠るのはNG行為です。
他の家族の協力を得たり、お掃除のプロの力を借りたりするなどし、犬にも赤ちゃんにも良い生活環境を与えてあげなければなりません。室内が不衛生であると犬がアレルギーを発症したり感染症にかかったりするなどの恐れがあります。
これは赤ちゃんも同じです。赤ちゃんの場合は犬アレルギーを避けるためにも室内を衛生的な環境に保つことが大切です。
4.犬のしつけを怠ること
犬の安全と命を守るための基本的なしつけを怠ってしまうことはもちろんNG行為ですが、赤ちゃんに対してやってはいけないことも教えてあげなければなりません。
例えば、赤ちゃんのためのベビーベッドに出入りしてはいけないなどです。赤ちゃんに対する愛犬の良くない行動が見られたときには、その場ですぐにいけない行動であることを教えてあげてください。犬も赤ちゃんとの関係性に戸惑う様子を見せるかもしれません。犬が理解できるまで根気強く教えてあげてください。
5.犬に赤ちゃんの帰宅を知らせないこと
愛犬へのサプライズだと言って、赤ちゃんの帰宅を知らせないことはNG行為です。犬と赤ちゃんが初めて対面するのは自宅です。犬にとっては自分の縄張りでもあります。数日前くらいから愛犬に対して「赤ちゃんが帰ってくるよ」などの声かけをしてあげてください。
赤ちゃんの様子を動画に撮り、声を聞かせてあげるなどしておくのも良いです。初めて耳にする赤ちゃんの大きな泣き声に驚いてパニックになってしまわないためにも犬にだって心の準備が必要です。
赤ちゃんのことをよく犬にも話してあげてください。飼い主さんにとって「あなたと同じくらい大切な家族だよ」ということを伝えてあげてください。言葉はわからないかもしれませんが、飼い主さんの気持ちはしっかり読み取ることができます。
まとめ
犬と赤ちゃんがいる家庭でするべきではないNG行為について5つ解説しました。
- 犬と赤ちゃんだけにすること
- 犬のお世話を怠ること
- 掃除をサボりがちになること
- 犬のしつけを怠ること
- 犬に赤ちゃんの帰宅を知らせないこと
犬も赤ちゃんも同じように愛情を持ってお世話してあげてくださいね。愛犬のヤキモチにも気づいてあげられるとより良い関係を維持し続けることができます。