犬の肉球への『絶対NG行為』5選

犬の肉球への『絶対NG行為』5選

人にはなく、犬にはある肉球。プニプニした見た目と感触、そしてあの香ばしいにおいのする愛犬の肉球がたまらなく好きという飼い主さんは少なくないでしょう。愛犬のプニプニの肉球を守っていくために、犬の肉球への『絶対NG行為』を知っておきませんか?

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

大切な役割を持つ犬の肉球

犬の肉球

肉球とは、犬や猫などの足裏にある毛のない部分のこと。犬の足裏の中心にある一番大きな肉球は『掌球』(後ろ足は『足底球』)、その上にある4つの小さな肉球と人の親指に当たる狼爪にある肉球は『指球』(後ろ足は『趾球』)、掌球から少し離れたところにある肉球は『手根球』と呼ばれています。

プニプニとした感触の肉球の表面は分厚い角質で覆われており、その下は脂肪と線維が混在した皮下組織で構成されています。

肉球は衝撃を吸収したり、グリップ機能のような役割を果たしたり、汗をかいて体温調節をしたりと、様々な大切な役割を持っています。だからこそ、愛犬の肉球の健康を守ってあげたいものですが、そのためには肉球にやってはいけないNG行為は避けなければいけません。

そこで今回は、犬の肉球への『絶対NG行為』をご紹介したいと思います。

犬の肉球への『絶対NG行為』

シャワーをかけられて洗われている犬の足

1.洗いすぎる

肉球を清潔に保つのは大切なことですが、洗いすぎはNG。必要な潤いまで取り除いてしまい、乾燥や皮膚病を招く原因になります。散歩後に毎回足を洗うのは、洗いすぎです。基本的に散歩後は、濡れたタオルやペット用のウエットシートなどでやさしく拭く程度で十分です。

足を洗うのは、雨の日の散歩後など汚れがひどいときのみにしましょう。洗ってそのままにしておくと蒸れて肉球が炎症を起こすことがあるので、洗ったら乾いたタオルで拭き、ドライヤーの冷風で乾燥を。濡れたタオルで拭いたあとも、乾いたタオルで水分を拭き取るのが理想的です。肉球の間や指の間の水分もしっかり拭き取ってあげましょう。

2.ムダ毛をカットしない

肉球の間の毛が伸びて肉球が隠れてしまうと、室内で滑りやすくなり危険です。また足を洗ったときに、肉球が乾きにくくなります。

肉球からはみ出しているムダ毛は、肉球を傷つけないように気をつけながら、バリカンやハサミでカットしましょう。飼い主さんが自分でカットするのが難しい場合は無理をせず、プロにお任せしましょう。

3.人用のクリームを使う

愛犬の肉球の乾燥が気になるときは、ひび割れを起こす前にクリームを塗って保湿をする必要があります。その際、人用のクリームの使用は避けましょう。

人用のクリームには、犬が舐めると危険な成分が含まれていることがあります。また犬の皮膚は人よりも薄く敏感なため、人用のものでは刺激が強すぎることも。犬の肉球用の保湿クリームが市販されているので、そちらを塗ってあげましょう。

4.炎天下のアスファルトや砂浜を歩かせる

夏場のアスファルトや砂浜は、想像以上の高温になることがあります。その上を愛犬が歩けば肉球をやけどしてしまうかもしれません。

犬は熱中症にもなりやすいので、夏場の散歩は炎天下を避けて、涼しい時間帯に済ませるようにしましょう。また散歩へ出かける前に、飼い主さんが素手で地面を触って熱くないか確認することも大切です。

5.傷を放置する

肉球はほかの皮膚と比べて再生能力が低く、しかも体重を支える部分なので負担が大きく、ケガをすると治りにくいです。小さな傷だからといってそのままにしておくと、ケガが長引いてしまうことも。

肉球の傷に気づいたら、早めに動物病院へ連れて行きましょう。肉球のケガは気づきにくいので、しきりに舐めていないか、散歩後の足拭きの際に傷や出血など異変がないかチェックするのを習慣にしましょう。

まとめ

頭の上に花を乗せて眠る子犬

肉球は様々な役割を果たしており、犬にとってとても大切な部分です。肉球が健康でなければ、元気にジャンプしたり走り回ったりすることはできません。

飼い主さんは愛犬がいつも健康な肉球でいられるように、ご紹介したようなNG行為はしないように注意しましょう。それとともに、肉球の正しいケアとこまめなチェックも心がけてあげてくださいね。

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