犬が快適に眠れる『ベッド』の特徴3選!正しい選び方やNG行為を解説

犬が快適に眠れる『ベッド』の特徴3選!正しい選び方やNG行為を解説

犬にとっても睡眠はとても重要です。愛犬が安心して質の良い睡眠をとるためには、快適なベッドや寝床環境が必要ですよね。今回は、犬が快適に眠れるベッドの特徴や、選び方、さらに寝床のNG行為を解説します!

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記事の監修

東京農工大学農学部獣医学科卒業。その後、動物病院にて勤務。動物に囲まれて暮らしたい、という想いから獣医師になり、その想い通りに現在まで、5頭の犬、7匹の猫、10匹のフェレットの他、ハムスター、カメ、デグー、水生動物たちと暮らしてきました。動物を正しく飼って、動物も人もハッピーになるための力になりたいと思っています。そのために、病気になる前や問題が起こる前に出来ることとして、犬の遺伝学、行動学、シェルターメディスンに特に興味を持って勉強しています。

犬のベッドは選ぶところから良質な睡眠への道が始まっている!

リビングに置かれた犬用ベッドに座る犬

近年、犬に関するグッズが幅広く展開されるようになり、その中でベッドも種類が豊富になっています。大きさはもちろん、形状やデザイン、素材など、様々なベッドが店舗に置かれています。

しかし、最も重要なことは、愛犬に合ったベッドを選ぶこと!以下のポイントを押さえて、愛犬に合ったベッドを選ぶようにしましょう。

  • 愛犬の体のサイズに適したベッドを選ぶ
  • 平たい形状orドーム型など、犬によって好みが分かれる
  • 噛み癖や引っ掻き癖がある子は壊れやすい素材を避ける
  • ベッドのかたさにも犬の好みがあるが、高齢犬にはかためのベッドが良い
  • できる限り洗えるベッドを選ぶ

ベッドは小さすぎると犬が快適に眠れないでしょうし、大きすぎると邪魔になったり洗濯が大変だったりと使いにくいでしょう。大きすぎると落ち着かないという犬も多いようです。また寝る場所が選べるほど大きいベッドがあっても、いつも決まった場所で眠る犬も多いようです。また、介護が必要になった高齢犬の場合は、全身を伸ばした状態でいることが多いので、四肢を伸ばしてもはみでない大きめのベッドが適しているでしょう。

ドーム型のベッドは周りが囲われているため、落ち着いて眠れる犬がいる反面、ベッドの中に入ることを怖がってしまう犬もいるようです。愛犬の性格を考慮した上で、形状を選んであげてくださいね。

ベッドの中には、デザイン性も高くふわふわで気持ち良さそうなベッドも多くあります。しかし、噛み癖や引っ掻き癖のある犬は、すぐに食い千切ってしまう恐れがあります。このような犬の場合は、デザインよりも壊されないことを優先し、多少いたずらをしても壊れない丈夫なベッドが良いでしょう。

犬が快適に眠れるベッドの特徴3選

ドーム型ベッドで眠るチワワ

少々先に紹介した選ぶポイントにも重なる点がありますが、ここでは犬が快適に眠れるベッドの特徴3つをより詳しく紹介します。

1.自分の体に合ったサイズのベッド

犬用ベッドの中で寛ぐ犬の横顔

先にお話ししたとおり、犬が快適に眠るためには快適さと安心感が重要です。そのため、ベッドが体に対して小さすぎると、窮屈で眠りにくかったり、体勢を直しにくかったりします。では、大きければリラックスして眠れるのかというと、そうでもありません。

体に対して大きすぎるベッドは、犬がベッドに入っても面積が余るため、その余った面積が落ち着かず、そわそわしてしまい眠れない犬も多くいます。

これは、自分の寝床という守るべき場所が大きすぎて安心感が得られにくかったり、どこで寝ようか決めきれなかったりするなどの理由が考えられます。したがって、ベッドは愛犬の体のサイズにちょうど良い大きさの物を選んであげることが大切です。また多頭飼いの場合、大きなベッドしかないと、みんなが集まってきて一人で寝たい時に寝られないことがあるかもしれません。仲良く一緒に寝るベッドがあるのも良いですが、それぞれの犬が一人で寝られる場所も確保しましょう。

2.適度なふかふか感のあるベッド

ベッドにもいろいろな種類がありますが、適度にクッション性のあるふかふかなベッドは、やはり好む犬が多いです。そこに寝転ぶだけで包まれるような安心感があるからかもしれません。

しかし、この「適度」という点がポイントです。犬ごとの好みもありますし、ふかふか感がちょうど良くても生地が薄くてすぐに破れて中の綿が出てきてしまったりするものは避けたいですよね。寝床を決める時、あまりベッドを掘らない犬から、何回も掘ったりくるくる回ったりする犬もいます。まずは、犬の性格や行動に合わせた丈夫さのベッドを選び、もし犬がそのベッドを好んでいないようならば生地の触感やベッドの大きさ、高さ、置く場所などと併せてもふもふ感が違うものを検討してあげましょう。

高齢犬の場合は、適度なかたさがあり、縁が高くなっていないものが向いているでしょう。あまり柔らかいベッドだと、寝返りがうちにくかったり立ち上がりにくかったりします。また、寝たきりの大型犬の場合には褥瘡ができない厚さや柔らかさのベッドに寝かせてあげる必要があります。

3.洗濯ができるベッド

当たり前ですが、犬のベッドも使えば使うほど汚れます。しかし、水洗いできないタイプのベッドでは、清潔な状態を保つことが難しいため、清潔を保つためにはある程度使ったら買い替えないといけないかもしれません。

汚いままでは、愛犬や飼い主家族の健康に影響が及ぶこともあります。そのため、水洗いできるベッドを選び、定期的に洗剤を使って水洗いし、清潔な状態を保ってあげましょう。

水洗いでも、手洗いしなければいけないタイプの物と、ネットに入れて洗濯機で丸洗いできる物があります。手洗いは面倒だと感じる方は、洗濯機で丸洗いできるタイプの物を選ぶことをおすすめします。

また犬の洋服やベッド、寝具を洗う際には洗剤を使って洗いますが、洗剤の香りや柔軟剤の使用にはちょっと注意してあげましょう。洗剤にしろ柔軟剤にしろ、洗濯した後に残っている香りが強いと不快に感じる犬もいると考えられています。

快適な睡眠を妨害…犬のベッドにしてはいけないNG行為

部屋に置かれた犬用ベッドの前に立つ柴犬

どんなに快適なベッドを選んでも、設置場所やベッド周りの環境によっては、快適な睡眠を妨害してしまうこともあります。以下のような行為は、犬が安心して休めなかったり睡眠の質を悪くしてしまう恐れがあるので、一度見直してみてください。

  • 窓際に置く
  • テレビの横などの騒々しい場所に設置する
  • 周囲360度が空いている場所に置く
  • 直射日光が当たる場所に置く
  • 飼い主や家族の気配が感じられない場所に設置する
  • エアコンや暖房器具の風が直接当たる場所に置く

窓際や音が発生する機器の横に設置してしまうと、騒々しい音や外から聞こえる音が気になってしまい、なかなか眠りにつけないかもしれません。それに加え窓際は、冬は冷えが伝わってくることもあるでしょう。犬のベッドを置く場所は、温度やすき間風、騒音にも気を付けてあげましょう。

しかし、部屋の真ん中にベッドを置けば良いというものでもなさそうです。非常に臆病な子でなかなかベッドで落ち着けない様子があったら、ベッドのある場所が開放的な場所になってしまっていないか確認してみましょう。ベッド周りが柵や壁に全く囲われていなく広々とした場所にあると、全方向を警戒しなければいけないため安心して休むことができない犬もいます。その場合には、上記の点を注意した上で、部屋の端や何かに囲われた場所にベッドを置いてあげたり、ドーム型のベッドを試してみると良いでしょう。

直射日光が当たる場所は、夏は犬にとっても不快ですし、状況によっては熱中症に陥る恐れがあったりするので危険です。犬が休む場所を自由に選べる環境であれば不快な場所は自分で避けるでしょうが、サークルの中で過ごしていてその中にベッドがあったり、寝たきりの犬が過ごす場合などは、暑い時期には直射日光が当たらないことを確認しましょう。冬には、日光があたる場所では気持ちよく日向ぼっこができるかもしれませんね。

犬は家族の気配を感じることで安心できるため、家族の気配が全くない場所に設置してしまうと、結局ベッドに向かってくれない…ということもあります。家族の姿が見える場所に置いてあげると良いでしょう。

エアコンや暖房器具の風についても、犬の寝床に直接当たらないようにしてあげましょう。犬が自分で避けられる状況であれば大きな問題にはならないでしょうが、サークル内などの限られた中でしか犬が移動できない場合や老犬の場合には気を付けてあげましょう。

まとめ

犬用ベッドの中で気持ち良さそうに眠る子犬

いかがでしたでしょうか。犬に良質な睡眠をとってもらうためには、犬が快適に眠れるベッドを用意してあげることが大切です。愛犬にベッドを新調しようと考えている方は、今回紹介したポイントを参考に、愛犬に合った快適なベッドを選んであげてくださいね!

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