犬が孤独を感じてしまうシチュエーション3選!問題行動に繋がることも…?

犬が孤独を感じてしまうシチュエーション3選!問題行動に繋がることも…?

大昔から犬は仲間たちと行動しながら暮らしてきた生き物となります。そんな犬はふとした瞬間に寂しさを感じやすく、孤独が苦手な生き物としても知られています。では日常生活にありがちなシチュエーションだとどのようなときに犬は孤独を感じやすいのでしょうか。

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1.ひとりで長い時間お留守番している

伏せをしながら見つめるトイプー

犬はグループ行動をしながら暮らしていた生き物となるのでひとりになると寂しくなったり孤独を感じやすいそうです。たとえば飼い主や家族が出かけて長時間ひとりでお留守番をしていると孤独を感じてしまうことが多いといえます。

長時間というのは大体4時間以上のこととなり、海外では犬に4時間以上ひとりでお留守番をさせるのは良くないとされている国もあります。さらに国によっては長時間以上ひとりでお留守番をさせると虐待として見られることもあるそうですよ。

仕事などで長時間留守にしないといけない場合は犬に我慢してもらう必要があります。しかし飼い主に甘えたで寂しがり屋な犬ほど長時間ひとりでお留守番をしたときに孤独を感じてしまいますので、愛犬が寂しがり屋なのでしたらなるべく数時間以上お留守番させないようにする。

もしくはお留守番をしているときに寂しくならないようにひとりで遊べるオモチャを用意したりして孤独感を抱かないようにしてあげましょう。

ちなみに私の場合は愛犬にひとりでお留守番をさせるときはテレビと照明をつけっぱなしにしてお出かけすることがよくあります。なるべく普段と同じ生活にしてあげるだけで愛犬に寂しさを感じにくくさせることができますのでおススメですよ。

2.飼い主が家族や他の犬とばかり仲良くしている

仲良しな家族と犬

犬はヤキモチ妬きな性格をしていることがよくあり、大好きな飼い主が自分以外の家族や他の犬とばかり話していると疎外感を抱き拗ねてしまうことがあります。また、他の犬や人間の赤ちゃんばかり構っていると孤独を感じてストレスを溜め込んでしまうこともあるそうです。

飼い主一人だけに懐いている犬ほど大好きな飼い主を独り占めしたいと感じている傾向にあり、独占欲が強い犬は飼い主が赤ちゃんや他の犬ばかり構ったときにヤキモチを妬いて問題行動を起こすことが多いといえます。ですので、新しい家族が増えたときは愛犬が孤独を感じたり嫉妬しないように愛犬も一緒に可愛がってあげてくださいね。

3.飼い主が構ってくれない

犬と本を読む飼い主

犬は飼い主に構ってもらえないことが多いときにも孤独を感じやすいといえます。犬にとって飼い主は一番信頼できる仲の良い家族となります。そんな飼い主にあまり構ってもらえずに放ったらかしにされたままでいると…、当然のように犬は寂しさや孤独を感じやすくなってしまいます。

特に犬が構ってほしそうにしているのにもかかわらず相手にしないことが多いと孤独を感じやすいので要注意といえるでしょう。忙しくてなかなか愛犬を可愛がってあげられないときはあるかと思います。

そういった場合は手が空いたときで良いので愛犬と少しスキンシップを行ってあげてください。わずかな時間だけでも愛してあげることで愛犬に孤独を感じさせにくくすることができ、代わりに「私は愛されているんだぁ♪」と安心感を与えることができるといえるでしょう。

寂しい思いばかりさせてしまうと問題行動を起こす!?

散らかる綿と犬

犬は寂しい気持ちばかりなっているとストレスを溜め込みやすい

愛犬を可愛がらずに自分のしたいことばかりしている。愛犬を放ったらかしにして家族と会話したり他の犬や動物ばかり可愛がっている。お留守番が苦手な愛犬に毎日長時間のお留守番をさせている。といったことをして孤独や寂しさを感じさせてばかりいると愛犬はストレスを溜め込んでしまうことになってしまいます。

ストレスを抱えてイライラしたり孤独な時間をすごして退屈に感じていると犬は問題行動を起こしてしまうことが少なからずあり、飼い主に構ってもらおうとしてワザとイタズラをしたりトイレに失敗したり、ご飯を食べなくなったり…。無駄吠えをして自分の気持ちを伝えることが多いそうですよ。

心の病を発症してしまうこともある

また孤独感や寂しさ、ストレスを溜め込んでしまうと『うつ病』や『分離不安症』といった心の病を発症してしまうこともあるそうです。症状としては先ほどお伝えした問題行動の他に自分の体を舐め続けて皮膚を傷つけたり体を噛むなどの自傷行為を行う場合も少なくないのだとか。

一度心の病を発症してしまったら症状を改善するのにたくさんの時間が必要になりますので、なるべく日頃から寂しさやストレスを感じさせないよう大切に接してあげることがとても重要といえるでしょう。

まとめ

仲良しな犬と家族

ひとりでいることに慣れている犬や自立心が強い犬は孤独を感じにくいといえますが、いつも飼い主と一緒にいる犬は大好きな飼い主や家族が少し離れただけで寂しさや孤独を感じやすい傾向にあります。

もしあなたがいつも愛犬とずっと一緒にいるのでしたら、愛犬がひとりで長時間お留守番をしたときに寂しさやストレスを感じやすい可能性がありますので、日頃から少しでも一緒にいない時間を作ってひとりでいる時間に慣れさせることをおススメします。

「最近忙しくてあまり可愛がってあげていないなぁ…」と感じた場合は、愛犬が孤独を感じないよう毎日少しでもスキンシップを行って愛情を注いであげてください。

また愛犬がひとりで過ごすときに退屈を感じないようひとりでも遊べるオモチャを用意するなどの対策をしてあげましょう。そうすることで愛犬はあなたに構ってもらえないときでも孤独を感じにくくなると思いますよ。

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