犬に信頼される為に飼い主がするべき『4つのこと』

犬に信頼される為に飼い主がするべき『4つのこと』

犬に信頼してもらうためには『安心感』や『楽しさ』といったポジティブな感情をたくさん感じてもらうことが大切になります。では飼い主は普段どのようなことを心がければ良いのでしょうか。信頼を築くためにすべきことはたくさんありますが、今回は最低限するべきことを4つご紹介します。

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1.なるべくいつも冷静でいる

飼い主の膝に顎を乗せて甘える犬

「大好きな愛犬に信頼されるためにはどうすればいいのかな?」そう思っている飼い主は数多くいることでしょう。愛犬と仲良くなるだけでなく、信頼関係がバッチリ築けて良いパートナーになれると最高ですよね。犬に信頼してもらうにはいろいろとすべきことがありますが、まず飼い主であるあなたが『なるべく冷静でいること』が大切となります。

近年では飼い主と犬の関係は主従関係ではなく犬の気持ちも尊重し家族や友達として信頼関係を築くの理想的だといわれることが多くなってきています。

犬と飼い主の関係性については賛否両論あるかと思いますが、どちらも犬にとっての飼い主は家族(仲間)であるということに変わりありません。つまり飼い主は犬にとって頼れる仲間というのが理想的といえますので、犬に信頼してもらうためには頼りになる存在になるのが重要といえるのではないでしょうか?

頼りになる存在…と聞くと難しく感じるかもしれませんが『いつでも冷静』『何かあると守ってくれる』そういった飼い主の行動を見たときに犬は「頼りになる飼い主だぁ~」と思うことが多いそうですよ。

私たち人間もトラブルが起きたときに冷静に対処してくれる人がいると「この人がいると怖いものはない!」と信頼しやすかったり安心しやすかったりしますよね。犬も同じ気持ちで信頼しやすいのでしょう。

2.不安になっているときに安心させてあげる

飼い主に抱き寄せられて嬉しそうな顔をする犬

犬は様々なことが原因で不安になったり恐怖を感じたりしてしまいます。そういったときに落ち着かせてあげる、原因を取り除いてあげる、といったことをしていると犬に信頼されやすいといえます。先ほども少しお伝えしましたが、犬がネガティブな気持ちになっているときに安心させてあげると『頼りになる存在』と思ってもらいやすいのでしょうね。

  • 打ち上げ花火や雷の音が聞こえた
  • 低気圧の影響を受けて体調が優れない
  • 怖い犬が前からやってきた

といったシチュエーションは犬が不安な気持ちになりやすいので、もし愛犬が不安や恐怖を感じてしまったときはしっかりとフォローしてあげましょう。いつも大切に守って安心させてあげることで少しずつ信頼関係を築き上げていくことができると思いますよ。

3.散歩に連れて行く

飼い主と散歩を楽しむラブラドールレトリバー

愛犬と信頼関係を築きたいのでしたら『毎日散歩に連れて行く』ことをおススメします。犬を飼ったら散歩に連れて行くのが当たり前といったイメージを持っている人は多いと思います。

しかし、近年では小さな室内犬(チワワやマルチーズなど)は散歩に連れて行かなくても大丈夫といわれることも多かったりしますので、愛犬を散歩に連れて行かない飼い主は少なからずいるようです。

散歩に連れて行くかどうかは飼い主それぞれの意見や事情がありますので、どれが正解なのかは難しいといえますが…私の個人的な意見としては、散歩は愛犬に運動させるだけのものではなく他にも様々なメリットがありますので、愛犬が外に行きたがっている場合はなるべく散歩に連れて行ってあげることをおススメします。

ちなみに散歩に連れて行くと以下のようなメリットがあります。

  • 気分転換できて心が健康的になる
  • ストレスを解消できる
  • 外の景色や人、犬などから刺激をもらえる
  • 日光浴することで免疫力がUPし健康的になる
  • 筋力がUPする低下しにくくなる
  • 生活がマンネリ化しにくくなる

また、愛犬が外に出かけるのが好きな場合は毎日散歩に連れて行ってあげることで、あなたを『楽しい経験をさせてくれる人』だと感じるようになり、より仲良くなったり信頼関係を築きやすかったりするといえます。実際に犬は一緒に住んでいる家族の中だと、散歩に連れて行ってくれる人やご飯をくれる人に懐きやすいそうですよ。

ただ愛犬が散歩嫌いな場合は、無理やり連れて行くとかえって信頼関係が崩れてしまうことがありますので、愛犬が散歩にあまり行きたがらないときは家で一緒に遊んであげたりスキンシップをとったりした方が良いといえるかもしれませんね。

4.怖がることをしない

飼い主の指示を見つめるダックスフンド

愛犬と良い関係を築くためには『怖がることをしない』ことも大切となります。普段の生活で犬が怖がりやすいことと言えば…、

  • いきなり大きな音を立てる
  • 寝ているときにビックリさせる
  • 構いすぎる
  • 無理やり嫌なことをする
  • しつこく叱る
  • 叩く

といったことがあります。私たち人間は一緒にいると不安や恐怖を感じてしまう人とは仲良くしたいと思えないですし、信頼することができませんよね?犬も同じように不安や恐怖を与えてくる人には距離を置きたがることが多いといえます。

特に叩いたり怒鳴ったりと暴力的な行為をしてしまうと一気に信頼関係が崩れてしまうことになりますので要注意といえるでしょう。たとえしつけのためだとしても、叱ったり過剰に怒鳴ったりするのはやめてあげてくださいね。

逆に愛犬を褒めて楽しませながらしつけを行ったり、愛犬が「楽しい!」と感じられるような生活をさせてあげたりすると信頼関係を築きやすいといえるでしょう。

まとめ

犬に信頼されるために飼い主がするべきことは数多くあります。今回は数十年間犬と暮らしている私が最低限しておくべきだ!と思うことを4つご紹介しました。

  1. なるべくいつも冷静でいる
  2. 不安になっているときに安心させてあげる
  3. 散歩に連れて行く
  4. 怖がることをしない

この4つは愛犬に信頼してもらうためには欠かせないものとなります。特に『怖がることをしない』はすごく大切となります。少しずつ信頼関係を築きながら愛犬と最高の家族になれると良いですね。

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