1.窓の外を見ながら飼い主の帰りを待っている
あなたが出かけて愛犬がひとりになっているとき、どのような行動をしているのか気になる!そう感じる人は数多くいると思います。飼い主がいなくなって自由気ままにはしゃぎ回ったり、イタズラをしたりしてひとりの時間を楽しむ犬もいるようですが、反対に飼い主がいなくなることでしんみりと切ない行動をしている犬もたくさんいるそうですよ。
では、犬は留守番中にどのような切ない行動をしているのかといいますと…、窓の外を眺めながら飼い主の帰りを待っている。そんな犬は数多くいるようです。「早く帰ってこないかなぁ~」そういった気持ちを込めながら窓の外に飼い主の姿を探しているのでしょうね。
また、留守番をしているときの退屈しのぎとして外の景色を眺めていることも多いといえます。もし愛犬があなたを探しながら窓の外を見つめていることがわかったら…、一刻も早く家に帰らずにはいられなくなってしまいますね。
ちなみにこの『飼い主の姿を探す』という行動はトリミングショップなどでも見かけることが多かったりします。トリミングをしてもらった犬は飼い主が迎えに来てくれるのを心待ちにしているので、飼い主の姿を見つけると「あっ!迎えにきてくれた!」そう嬉しそうに尻尾をブンブン振ったり忙しなく動き回ったりすることがよくあるといえます。
2.遠吠えをする
飼い主や家族が出かけて犬がひとりで留守番をしているときは『遠吠え』をしていることもあります。犬は昔からグループ行動をしながら生きていましたので、仲間である飼い主や家族がいなくなると「ワオォーン」と遠吠えをして家族を呼んだり寂しい気持ちを伝えたりすることがあるようです。
実際に以前いた私の愛犬も家族で一番仲の良い家族がお出かけすると寂しそうによく遠吠えをしていました。同じようにあなたや家族がいなくなったとき遠吠えをする。といった愛犬の行動に心当たりがある人はたくさんいることでしょう。
3.じーっと静かに眠っている
飼い主が出かけたら帰ってくるまでじーっと静かに眠る犬もたくさんいます。何もせず、ただひたすら眠りながら待っている姿はなんとも健気に思えますね。
ただ一見切なそうに見えるこの行動ですが、実は留守番中に寝床で大人しくじっと眠りながら待っているということは程よくリラックスできている状態となります。ですので基本的に留守番中は静かに過ごしている、という状態は理想的といえるでしょう。
4.飼い主のにおいを感じるものの近くで眠る
飼い主のことが大好きな犬は留守番をしているとき、飼い主のにおいがついている布団や服などに触れながら眠ることもよくあります。飼い主のにおいは犬にとって凄く安心できるものとなりますので、寂しさを感じやすい留守番時には少しでも飼い主の温もりを感じていたい…そう思っているのかもしれませんね。
もし家に帰ってきたときに愛犬の寝床にあなたの服が持ち込まれていた場合は、愛犬があなたのにおいを感じながら大人しく留守番していたといえるでしょう。ひとりでいるときにも存在を感じていたいって…なんとも愛らしく思ってしまいますね。
まとめ
今回は犬が留守番をしているときに行う切ない行動を4つご紹介しました。どの行動も想像するとちょっぴり切なく感じてしまうものばかりとなり、愛犬が寂しげにひとりでお留守番していると思うと「早く帰らないと!」そう感じずにはいられなくなってしまいますね。
犬は基本的に長時間の留守番が苦手となり、ひとりでお留守番をさせてばかりいるとストレスを溜め込む原因になってしまいます。お仕事などで留守番させる場合は仕方ないといえますが、なるべくひとりで長時間留守番させないようにしてあげてくださいね。