雪の日のNG行為まとめ
雪の日の犬の散歩には危険がいっぱい!ちょっとした何げない行為がケガや事故に繋がります。十分に注意して歩くようにし、次のような行為はやめましょう。
1.道路を走る
雪の日の道路は凍結している恐れがあります。雪の日の犬の散歩中、道路を走ると犬も人も転倒しやすいです。道路が凍結している時は、歩くだけでも危険が伴います。安全に散歩することができるかどうか判断し、滑る恐れがある時は中止しましょう。どうしても散歩へ行く必要がある時は、滑り止めの付いた犬用の靴下や靴を履かせると、より安全です。
2.無理に散歩へ連れて行く
寒さによって雪の日の散歩を嫌がる犬もいます。無理に連れて行こうとせず、排泄は庭や近所で済ませるようにしましょう。散歩の後、執拗に手足を舐めることがあります。もしかすると、手足の末端の血流が悪くなり、炎症を起こしているかもしれません。
冷えによる炎症には疼痛感や掻痒感を伴うことがあります。人のしもやけのようなものです。犬は舐めることによって症状を緩和させようとするのですが、さらに炎症を悪化させてしまいかねません。しばらくお散歩を中止し、様子をみたほうが良さそうです。
3.乾燥対策をしていない
雪の日の散歩の時、愛犬の乾燥対策はされていますか?皮膚や肉球が乾燥し、カサカサになることがあります。そのままの状態で散歩をすると肉球がひび割れてしまい、出血することもあります。また、その傷口から細菌が感染する恐れもあります。肉球が乾燥していると執拗に手足を舐めるようになり、趾間炎を引き起こすことがあります。
雪の日の散歩の前には愛犬の皮膚や肉球が乾燥していないか、炎症を起こしていないかなど確認しましょう。そして、保湿などの十分な対策を行った上で散歩するようにしましょう。犬用の保湿剤は市販されていますし、動物病院でも処方してもらうことができます。
4.防寒対策をしていない
“犬は寒さに強い”なんて言われていますが、犬だって雪の日の散歩は冷たく寒いです。喜んで外に出て行くかもしれませんが、雪で被毛も手足も体も濡れて冷えてしまいます。
一枚服を着るだけでも十分な防寒対策になります。防寒対策できる犬用の服もあります。靴下や靴もあります。ぜひ十分な対策を行って雪の日の散歩を楽しんでください。雪解け時には泥が跳ねて汚れてしまうことがありますので、服を着せているとお手入れも楽になります。
雪の日の散歩から帰ったら…
散歩の時だけではなく、散歩から帰った後のお手入れも工夫してあげると良いです。例えば、冷えてしまった手足にはシャワーで温かいお湯を当ててあげることで、血行不良や炎症やしもやけなどを予防することができます。雪で被毛が濡れてしまった時は、ドライヤーを使って十分に乾かしてあげましょう。体の冷えや風邪を予防することができます。
雪の上を歩くとお腹の周りに雪玉が付くことがあります。シャワーでお湯を当てながらゆっくり溶かしてあげてください。雪玉の重みで皮膚が引っ張られ、痛みや炎症を起こすことがあります。
そして、雪の日の散歩は耳の中も濡れてしまいやすいです。優しくタオルドライをし、ドライヤーで乾かすようにし、濡れたまま放置しないようにしましょう。耳の中が濡れたままでいると細菌が繁殖しやすいです。外耳炎を引き起こすことがあります。
まとめ
雪の日に犬の散歩をする時のNG行為には次のようなものがあります。
- 道路を走る
- 無理に散歩へ連れて行く
- 乾燥対策をしていない
- 防寒対策をしていない
また、視界が悪くなるほど雪が降っている時は、ぜひお散歩を中止してください。車・バイク・自転車・歩行者から愛犬や飼い主さんの姿が見えていない可能性が高いです。大きなケガや事故の原因になります。雪がたくさん積もってしまうと蓋のない側溝に落ちてしまう可能性もあります。雪の日はご自宅でボールなどを使った遊びを取り入れながら運動してはいかがでしょうか。
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男性 匿名