犬の散歩と飼い主の健康
犬の散歩は、飼い主の健康にも良い影響をもたらします。1日1時間の散歩だと仮定して、1ヵ月続けるだけで約30時間、1年間で約365時間歩くことになるので、その差は一目瞭然ですね!具体的にはどんな効果があるのでしょうか…?
《散歩がもたらす良い働き》
- 筋力の維持
- 免疫力アップ
- 骨の強化
- 脳の活性化
体内時計をリセットし、自律神経を整えるには、朝の散歩がおすすめです。愛犬と一緒なら、楽しく散歩に出掛けられます♡
犬は外の世界で何を学ぶ?
家の中に閉じこもってばかりでは、接する人間が家族のみに限定されてしまうため、犬は内向的で引っ込み思案な性格に育っていきます。外の世界を見せてあげることが、犬の探究心を高めるきっかけになります。
《犬が外で学ぶこと》
- 雨風や雪など、天候の変化
- 草花や木の匂い
- 犬や猫、自分以外の生き物の存在
- 社交性 など
外ならではの危険はありますが、犬を守るのは飼い主の役目です。特に交通事故には細心の注意を払って下さい。
散歩中、キョロキョロするのは何故?
1.周りに興味を示している
外の世界は、犬の興味を引くもので溢れ返っています。家の中から眺める景色と、実際に肌で感じる空気は全く違っているはずです。ワクワクした気持ちを抑え切れず、辺りをキョロキョロ見渡しているのです。
2.音に反応している
飼い主の耳には聞こえなくても、犬の耳はたくさんの音をキャッチアップしています。広範囲から聞こえてくる「生き物の鳴き声」「人間の足音」「車や電車の音」などが気になり、対象物を探し、確認しているのでしょう。
3.匂いに反応している
聴覚もさることながら、嗅覚の鋭さも犬の優れた身体能力に含まれます。視力があまり良くない分、匂いによって外の情報を収集しています。空気を伝って漂う様々な匂いを感じながら、知的好奇心を満たしています。
4.不安を抱えている
外で怖い経験をしたことがあると、散歩中も警戒しながら歩くようになります。震えていたりしっぽが下がっているようなら、不安な気持ちが残っていると考えられます。トラウマを克服するためには時間がかかります。再び楽しく散歩出来るよう、サポートしてあげて下さい。
地面に体をスリスリする理由とは
犬が地面に体を擦り付ける姿は、誰でも目にすることが出来る光景です。地面に転がっている様子は一見不思議な行動に見えますが、それには以下のような理由があるのだそうです。
《地面に体を擦り付ける理由》
- 好きな匂いを体に付けたい
- 自分自身の匂いを消したい
- 自分の匂いを取り戻したい
- 満足してリラックスしている
人間が思う良い匂いと、犬が好きな匂いは少々違うようですね。体が汚れて嫌な場合は、他のものに注意を向けさせるなど、対処が必要です。
まとめ
犬がキョロキョロする理由、いかがでしたか?犬の聴覚・嗅覚は、人間とは比べ物にならないくらい発達しています。室内では能力を発揮出来る場所に限りがありますが、外では思う存分力を発揮出来るでしょう。犬の成長を支え、若々しさを保つためには散歩が欠かせないと言えます。適度な運動により免疫力を付けて、感染症に負けない体を作りましょう!