わんこがはしゃぎすぎたときの悪影響
嘔吐する
はしゃいで興奮しすぎると、嘔吐してしまう子がいます。わんこはもともと嘔吐しやすい動物なので、興奮が原因とはっきりわかっている場合には嘔吐してしまっても過剰に心配する必要はありません。
ですがやはり嘔吐は気持ちの良いものではありませんし、わんこの身体に少なからず負担がかかります。吐いている途中で喉につまってしまう危険性もゼロとはいえないので、嘔吐させないに越したことはありません。
怪我をする
わんこは興奮のあまりはしゃぎすぎると、周囲が見えなくなってしまう傾向があります。その結果、段差につまずいたり溝にハマってしまったり、障害物にぶつかってしまったりと思いがけないところで怪我をしてしまうリスクがあるのです。ひどいときには骨折なんてこともありえますから、周囲に危険があるような場所では興奮させすぎないようにしましょう。
周りに怪我をさせる
怪我をしてしまうのはわんこ自身だけではありません。興奮してじゃれついたりまとわりついたりした際に、伸びている爪が当たって相手に引っ掻き傷を作ってしまったり、甘噛みに力が入りすぎて流血させてしまうことも考えられます。
咬傷事故はただでさえ悲しいものですが、はしゃいでいて相手を怪我させてしまったという場合にはわんこには悪気がないだけにいたたまれません。
要注意!わんこをはしゃがせすぎるNG行為
1.わんこのペースに巻き込まれる
愛犬がはしゃいでいる姿を見ると嬉しくて、飼い主さんもついついはしゃいでしまうことがありますよね。ですがはしゃいでいる愛犬のペースに巻き込まれて飼い主さんもはしゃいでしまうと、愛犬は「飼い主さんも喜んでくれた!もっともっと喜ばせたい!」と嬉しくなって更に興奮をエスカレートさせてしまいます。
一緒に遊んであげることは大切ですが、飼い主さんが節度を保つこともまた重要です。
2.食べものを見せびらかす
わんこがはしゃいでしまうときといえば、やはりおいしい食べものを前にしたとき!食べものを見ると人格ならぬ犬格が変わってしまうという子もいるでしょう。
飼い主さんもまた、食べものに目を輝かせる愛犬の姿が可愛くて、ついつい食べものを見せびらかしてしまうなんてことがあるかもしれません。ですがそうするとわんこの興奮に拍車がかかってしまいます。
3.じらしすぎる
食べものを見せびらかすのもそうですが、お散歩の用意をしながらなかなか出発しなかったり、トッテコイ遊びをしている間におもちゃを隠して長い間からかったりと、わんこをじらしすぎるのも興奮を高めてしまって良くありません。
楽しいことを期待してはしゃいでいるうちはまだ良いですが、中にはじらされすぎて怒ってしまう子もいるのでより注意が必要です。
4.過剰に撫で回す
わんこの喜ぶことを過剰にしてしまうことも、わんこをはしゃがせすぎてしまう原因の1つです。わんこは身体を撫でられることが大好きですよね。ですが愛犬が喜ぶからといって、わしゃわしゃと激しく身体を撫で回しすぎると、興奮がエスカレートしてしまうことがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?愛犬がはしゃぐほど喜んでくれるのは飼い主冥利に尽きますが、それが思わぬトラブルを招いてしまわないよう、適度にコントロールしてあげるのもまた飼い主の役目ですよ。