犬の散歩は何故必要なの?
ワクチン接種が終わり、免疫力が備わったらいよいよお散歩デビューです。犬の心身の健康を考えるのであれば、毎日散歩に行った方が良いと言われていますが、「散歩の目的」にはどんなことがあるのでしょうか。
《散歩の目的》
- 肥満予防
- ストレス解消
- 日光浴
- 気分転換
- 社会化トレーニング
- 飼い主とのコミュニケーション
散歩のときに持参すべきグッズ
散歩が日課になったら、以下のグッズを持ち歩くようにしましょう。一度覚えてしまえば、そんなに難しいことはありません。出掛ける前には、首輪と迷子札の装着もお忘れなく…!
《散歩グッズ》
- リード(ハーネス)
- お散歩バッグ
- エチケット袋
- お水
- おやつ
「散歩=トイレの時間」ではない
当然ながら、犬のお散歩にはマナーがあります。例えば「散歩=トイレの時間」とする飼い主の方がいますが、これは誤った考え方です。本来散歩は体を動かすことが主な目的であり、トイレタイムではないのです。犬の胃への負担を考えると、食前の散歩がおすすめです。
「犬のお散歩マナー」5選
1.散歩して良い場所か、事前にチェック
散歩コースとして公園を歩く方がいるかもしれません。実は、公園は場所によって犬の立ち入りが禁止されている場合があります。法律や条例で禁止されている訳ではありませんが、衛生面の配慮から一定のルールが設定されていたりします。事前に下見をするか、所定の連絡先に問い合わせて確認しておくと良いです。
2.人とすれ違うときは間に飼い主が入る
散歩中人とすれ違う際には、位置関係に着目します。不要なトラブルを避けるために、相手と愛犬の間に飼い主が入るよう調整してみて下さい。隣に飼い主がいることで犬の興奮や威嚇を鎮め、冷静でいられるようになります。
3.自転車走行しながらの散歩は✖️
自転車に乗りながら犬をリードで繋いで歩かせることは、道路交通法の違反行為に該当します。
排泄物の処理に関する疑問もありますし、犬が引きずられたり車輪に巻き込まれる危険性があり、事故に繋がり兼ねません。安全面の観点から、絶対にやめましょう。
4.多頭飼いの散歩に注意
多頭飼いの散歩は、注意が一点に集中してしまうことがあり、全体に対して目が行き届きにくくなります。気付いたらリードから手が離れていた…というトラブルも起こり得るため、多頭飼い専用リードを活用したり、1匹ずつ時間をずらして散歩させる等工夫しましょう。
5.他の犬がいるところでおやつを与えない
散歩中のしつけのご褒美として、おやつを持ち歩く飼い主さんはいらっしゃると思います。自分の愛犬におやつを与えること自体は問題ないですが、他の犬の目に付くところであげるのはあまり好ましくありません。飼い主への断りなしに他の犬におやつをあげるのもNG行為です。
《勝手におやつを与えてはいけない理由》
- 犬に持病やアレルギーがある。
- 体重コントロールをしている。
- 普段からあまりおやつを与えないようにしている。
- 知らない人からおやつを貰うことに抵抗がある。
まとめ
飼い主がマナーを守りさえすれば、周囲に迷惑を掛けることなく散歩が出来ます。犬の散歩は、インドア派の飼い主が外出するきっかけにもなります。折角散歩するなら、スマホや音楽に夢中にならずに、犬との時間を楽しく過ごしてみて下さい♪