犬にとって悪影響のある『住環境』の特徴4選

犬にとって悪影響のある『住環境』の特徴4選

あなたと愛犬が暮らす住環境にも当てはまる可能性が高いです。『犬にとって悪影響のある住環境の特徴』についてまとめました。どのような影響を及ぼす可能性があるのか詳しく解説します。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.空気の循環が上手くできない住環境

リビングに敷かれた丸いラグの上に伏せているコリー

室内の空気の循環が上手くできない住環境では、犬に悪影響を及ぼす可能性があります。ホコリがたまりやすい、ダニが繁殖しやすい、カビが発生しやすいなどのデメリットがあるからです。

窓が少ない

アロマを利用する方、タバコを吸われる方は、こまめに窓を開けて換気をしましょう。窓を2つ開ければ、空気が出入りします。窓が1つしかない場合には、左右の扉を開けることで空気の通り道を作ることができます。

日当たりが悪い

日当たりが悪い室内ではダニが繁殖しやすいです。布団やクッションや絨毯、愛犬のベッドやブランケットなどはベランダや庭に出すなどし、こまめに日干しをしましょう。日当たりが悪く、さらに空気の循環が悪いことで湿気がたまりやすくなり、カビも発生しやすいです。エアコンや除湿器を利用し、室内の温度と湿度を調整しましょう。

2.乾燥しやすい住環境

ソファーで仰向けに寝ている犬

乾燥しやすい住環境では、犬に悪影響を及ぼす可能性があります。乾燥は犬の皮膚トラブルの原因になりやすいからです。夏は冷房の効きすぎ、冬は暖房の効きすぎによって、犬の皮膚は乾燥します。犬が快適に過ごすことができる湿度は60%ほどです。湿度計を置くなどし、乾燥しない住環境へと整えてあげましょう。

加湿器を利用するのも良いですし、濡れたタオルを干しておくだけでも加湿することができます。愛犬の皮膚にフケはありませんか?乾燥のサインです。被毛をかき分けてチェックしてみましょう。

3.騒音のある住環境

立ち上がって窓の外を見る犬

騒音のある住環境では、犬に悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、近所に工場や繁華街、学校がある、飼い主さんが大きな音で音楽を聴いたりテレビを見たりするなどです。慢性的なストレスを抱えることになります。

犬は基本的に大きな音が苦手ですが、犬それぞれに苦手な音もあります。リビングを出て廊下や玄関でくつろぐ癖があるのは、リビングの騒音を嫌がっているからかもしれません。

引っ越せない場合

近所の騒音は気になるけど今すぐには引っ越せないという場合には、最も静かな部屋を犬がお留守番する部屋にしてあげると良いです。また、ケージやベッドを置くときは、窓際を避けると良いです。室内のカーテンを全て遮音カーテンに変えるという方法もおすすめです。

窓に騒音対策をする

外の騒音は窓から入ってきやすいです。可能であれば、窓やサッシを取り換える、二重窓にするなどがおすすめです。不可能な場合には、窓用防音シートというアイテムがあります。吸音するシートよりも遮音するシートがより良いです。

4.香りのある住環境

椅子に座ってPC作業をする飼い主を見守る柴犬

強い香りのある住環境は、犬に悪影響を及ぼす可能性があります。香りの強い芳香剤を置いていませんか?香りの強いスプレータイプの消臭剤を振りまいていませんか?オシャレな香りのするルームフレグランスは犬にとっては危険な成分が含まれているかもしれません。

ホルムアルデヒド・エステル・リモネン・石油蒸留物などが芳香剤には含まれています。アルコールなどの揮発性有機化合物も犬にとっては危険なもので、目の炎症・気管や気道の炎症・頭痛などの症状を引き起こすことがあります。

アロマに注意

アロマと聞くと自然由来の香り、オーガニックなどのイメージがありますね。しかし、アロマは石油系のパラフィンというワックスで作られており、アロマキャンドルを焚いている間には有害物質を発生させることがあります。犬の呼吸器を刺激したり、アレルギー症状を引き起こしたりする危険があります。

また、アロマオイルの中には犬に対して悪影響を与えてしまう香りや成分が含まれる場合があります。使用する前には犬に影響を与えるアロマオイルについて調べたり、獣医師に相談しましょう。問題がないとされるアロマオイルでも低濃度から使用することをお勧めします。

まとめ

ソファーの端でキュッと丸くなるポメラニアン

犬にとって悪影響のある住環境の特徴を4つのテーマで解説しました。

  • 空気の循環が上手くできない住環境
  • 乾燥しやすい住環境
  • 騒音のある住環境
  • 香りのある住環境

どのご家庭にも当てはまりやすい特徴ばかりです。改善できる方法は必ずあります。愛犬の心と体の健康と安全のために、住環境を見直し、改善点も含めて考えてみましょう。

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