小型犬への絶対NG行為1:体温調節を怠る
小型犬への絶対NG行為としてまず紹介するのが「体温調節を怠る」です。
特に気をつけなければいけないのが冬の時期です。というのも小型犬は中型犬、大型犬よりも身体の大きさが小さいことによって平均体温が低いため、寒さに弱いといわれているからです。
そのため愛犬が寒そうにしているのであれば暖房器具を使用し、適切な温度を維持するようにしてあげてください。その際にですが温度だけではなく湿度にも注意してください。
また、エアコンなどの暖房器具の大半は乾燥の原因にもなります。乾燥することによって、チワワやパグ、フレンチブルドッグなどの目が大きいワンちゃんだと特に目ヤニの原因にもなります。それと同時に適切な湿度を維持することによって寒さ対策にもなります。
小型犬への絶対NG行為2:適切でないフードを与える
次に紹介する小型犬への絶対NG行為は「適切でないフードを与える」です。
様々なドッグフードが売られていますがどのパッケージにも必ずそのフードに向いているワンちゃんの体格や犬種、ライフステージが書かれています。適切でないフードを与えると痩せてしまったり、逆に太ってしまったり、最悪の場合は体調不良になってしまうかもしれません。
そのため、愛犬にフードを与える際は今の愛犬の状態に適したものを与えるようにしてください。
小型犬への絶対NG行為3:身体への負担を考えない
「身体への負担を考えない」のも小型犬への絶対NG行為です。小型犬は骨が細いので脱臼や骨折に気をつける必要があります。
日常で起こりがちな骨折につながる事故では、誤って愛犬の足を踏んでしまったり、椅子やテーブルなどの高いところから落ちてしまうということがあります。これはいつでも起こり得ることなので、日頃から気をつけておく必要があります。
またソファや人のベッドなどの高いところへの上り下りや、階段をワンちゃん自身で移動している場合は、簡単に移動できるスロープのようなものを用意したり、マットを敷いてあげることによってワンちゃんの体の負担を軽減させ、事故やケガを未然に防ぐことが出来ます。
小型犬への絶対NG行為4:しつけの加減を考えない
最後に紹介する小型犬への絶対NG行為は「しつけの加減を考えない」です。ワンちゃんがしてはいけないことや、危ないことをした際に、今後絶対にさせないために時には怒ることがあるかと思います。その際に、口で注意するはずが勢い余って叩いて注意してしまったことがないでしょうか?
叩いてしつけをすることは良くない行為ですが、小型犬相手だと更にリスクがあります。小型犬は骨が細いため叩くことによって怪我をする恐れがあります。また、叩く箇所が頭だと脳に影響を与えかねないため最悪の場合障害が残ってしまうかもしれません。
いけないことをやった場合は叱るべきですが、悪気がなくてやった場合は叩かれてしまった意味が分かりません。そのため、「自分は悪いことをしていないのに叩かれた」という不信感が募ってしまうことがあります。叩くことはいかなる理由があってもダメです。毅然とした態度で示しましょう。
まとめ
小型犬に限ったことではありませんが愛犬とは何かの縁があって出会ったのですから、愛犬が飼い主さんと一緒に暮らせて幸せだと思ってくれるような接し方をしてあげてください。