犬を追いかけ続けるのがダメな理由3選

犬を追いかけ続けるのがダメな理由3選

犬は、追いかけっこが大好きです。私たち飼い主も、愛犬を追いかけたり、追いかけられたりして愛犬が喜ぶ姿を見るのは癒されます。けれども愛犬が喜ぶからと言って、犬を追いかけ続けてはいけない、ということをご存じでしょうか?今回は、犬を追いかけ続けるのがダメな理由や、愛犬との追いかけっこのルールについてご紹介したいと思います!

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なぜ、犬は追いかけっこが好きなのか?

走っているシェルティ

本能

かつてすべての犬が野生で暮らしていたころ、犬は食料となるべき獲物を追い、捕らえて仲間や家族と分配して食べていました。愛玩犬や使役犬となっても、犬には「獲物を捕らえるために走る」という本能は残っていて、本能的に追いかけられるよりも追う方を好みます。

ですから、特にもともと狩猟犬としてのルーツを持つ犬だと、散歩の途中で鳥を見たら強い興味を持ち、目の色を変えて追いかけようとしたり吠えたりと言った行動が見られます。

仲間や家族との遊びを楽しめる動物だから

犬は集団で生活できる社会性の高い動物です。仲間や家族と暮らす上でいろいろなルールや伝えなければいけない情報なども、しっぽを振る、背中を向ける、目をそらす、体を伏せる、というような仕草や行動でお互いの意思を伝えあいます。

それほど高いコミュニケーション能力を持っているので、子供のころから仲間同士や家族間で遊びながらさまざまなことを学びます。

「追いかけっこ」もその遊びの一つで、追ったり、追われたり、捕まって取っ組み合いになったりして遊ぶ中で、力加減や仲間とのコミュニケーションの取り方を習得していきます。つまり、犬は「走ること」や「走り回ること」を仲間と共に楽しめる動物なのです。

犬を追いかけ続けるのがダメな理由3選

犬を追いかける子供

1.捕まえられないから

ふだん、犬を追いかけている遊びをしていたら、犬は飼い主さんが追いかけてきたら「遊んでくれる!」と勘違いして、当然、走り出します。

犬は、人間よりもずっと機敏で速く走ることが出来ます。もし、どんなに興奮していても飼い主さんの「コイ」「おいで」「待て」などの指示で飼い主さんの側に戻ってくる「呼び戻し」が完全に身についていれば犬の動きをコントロールして、捕まえることが出来ます。

けれども、それが出来ないのであれば、人に追いかけられることを「遊び」と思っている犬を人間が捕まえることなど出来ません。

2.「口に咥えて逃げる」ことを覚えるから

犬と遊ぶ時、犬のおもちゃを使う飼い主さんは多いと思います。引っ張り合いから愛犬がおもちゃをもって逃げたので、それを追いかけ、結果、追いかけっこになってしまう…ということはありませんか?

実は、この方法だと犬は自分が一度咥えたものは絶対に取られまいと考えるようになります。そして、自分のものを奪われたくないために飼い主さんが追いかけると逃げてしまう癖がついてしまいます。

3.人への信頼関係に悪影響が出るから

犬を追いかけるのが、信頼している飼い主さんの場合は犬も「遊び」と認識できます。けれども、飼い主さんや家族以外の人や例え犬が好きな人でも犬にとっては、あまりなじみのない人に追いかけられるとしたらどうでしょうか?

犬の性格にもよりますが、ほとんどの犬が知らない人間に追いかけられたら「怖い」と感じるはずです。そういった人間を「怖い」と感じる経験を何度となく繰り返すと、少なからず人間に対して不信感や恐怖心を抱くようになり、人間と犬との信頼関係に悪影響が出るはずです。

追いかけっこのルールとは?

飼い主さんと走っている犬

犬同士の追いかけっこのルール

ドッグランなどで他所の犬と遊んでいる場合、相手が悲鳴を上げ、必死に形相で逃げてばかりいるのなら、その「おいかけっこ」は相手の犬にとっては遊びではありません。

子犬のころ、兄弟の犬と追いかけっこをして遊んだ経験が豊富な犬にとっては「どうして遊び方がわからないの?」と不思議でしょうが、そういった経験をしないうちに親元から離れた犬にとっては、本能的に「追いかける」ことは出来ても、
「追いかけられる」ことに慣れていないので、初めて会う犬に追いかけられたら、恐怖を感じるはずです。

「追いかけっこ」をしている時、どちらかが嫌がっているのならすぐにその遊びを止めさせる。それが犬同士の追いかけっこに人間が介入する時のルールと言えます。

人と犬の追いかけっこのルール

犬は追いかけられるよりも、追いかけるほうが好きで、楽しいと感じる習性を持っています。犬を満足させるために遊ぶのなら、犬を人が追いかけるのではなく人を犬が追いかけるように犬を誘導しましょう。

まとめ

ホワイトシェパードと女性

私たち飼い主が犬にとって追うこと、追われることの意味と犬の習性を知ることで、愛犬の行動をコントロールする術を習得すれば、愛犬も楽しく運動出来ますし、間違った行動によって起こるトラブルを防ぐことが出来ます。

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