犬が緊張しがちな場面4選!緊張をほぐす適切な対処法は?

犬が緊張しがちな場面4選!緊張をほぐす適切な対処法は?

緊張をほぐしてあげる方法と『犬が緊張しがちな場面』についてまとめました。飼い主さんの対応が犬をさらに緊張させてしまうことがあります。ケガや事故の原因にもなりやすいですので適切に対応しましょう。

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1.見知らぬ犬と出会ったとき

散歩中に出会って挨拶を交わす2匹の犬

初めましてのとき、犬だって緊張します。お散歩していると、向こうから見知らぬ犬が歩いてくるのが見えて立ち止まってしまうことがあります。相手が立ち止まってこちらの様子をうかがっていることもあります。お互いに警戒しニオイなどから相手の情報を読み取ろうとしているところです。

対処法

「新しいお友達だね」「わんちゃん来たね」など優しく声をかけます。飼い主さんが堂々とした態度でいれば犬が余計に緊張や警戒をする必要がありません。愛犬や相手の様子によっては、すれ違うことなく道を変更した方が良いこともあります。すれ違うときはリードを短く持ちます。飛びかかったり、喧嘩になったりしてしまうことを防ぐためです。

2.病院の待合室

不安そうな犬の顔を包む人の手

犬が緊張と大きなストレスを抱える場面です。病院に向かう途中の車の中でもすでに緊張しています。待合室で順番を待っている時間は愛犬と飼い主さんのお互いが緊張する場面でもありますね。注射で痛い思いをしたこと、苦手な爪切りや耳掃除をされたことなどが思い出されたり、他の犬の不安そうな声が聞こえてきたりすることなど、緊張を高めてしまう要素がたくさんある場所です。

対処法

自宅で過ごすときと同じように優しく声をかけ続けます。「おやつ、何にする?りんご?ササミ?」「雨だから夕方はお散歩できないかもしれないね…」など、何げない会話をするのも良いです。「大丈夫だよ」「すぐ終わるよ」「今日は注射ないよ」などは犬の緊張や不安を煽ってしまう可能性が高い言葉なので、かけないようにすると良いです。

3.預けられるとき

立ち上がって見つめるパグ

動物病院やペットホテル、離れて暮らす家族や友人などに預けられるとき、自宅ではない場所で過ごさなければならないため緊張します。何度も預けられたことがあり、お世話をしてくれる人と慣れ親しんでいるかもしれませんが、やはり何度経験しても緊張してしまうものです。飼い主さんと再会し、自宅に戻り、やっと緊張から解放されたことで急に体調を崩してしまう犬もいます。

対処法

愛犬のベッドやブランケットを持参します。飼い主さんのニオイのするブランケットやクッションもあると少しでも安心できます。預ける瞬間は、「行ってくるね!」「お留守番お願いね!」と、いつものように声をかけます。

自宅でお留守番をさせるときと同じように対応することで犬の緊張や不安を仰ぐことがなくなります。または、自宅でお留守番をさせ、ペットシッターさんを雇うという方法もあります。

4.見知らぬ人に声をかけられたとき

驚き緊張した犬の様子で伏せている犬

お散歩中やお出掛け先で見知らぬ人に声をかけていただくことがありますが、急に近づかれたり声をかけられたりすると犬は緊張し、警戒します。「かわいいね♡」と声をかけていただくのは嬉しいことですが、いきなり撫でようと手を伸ばされたりすると飼い主さんだって緊張してしまいますよね。

対処法

近づいてくる人がいれば、リードをすぐに短く持ち変えましょう。「こんにちは」を明るく挨拶をしましょう。飼い主さんが警戒すると犬も警戒心を強めてしまいます。抱っこできるのであれば、サッと抱っこすると良いです。唸ったり吠えたりするときは、笑顔でその場をサッと離れましょう。

まとめ

笑顔のポメラニアンの顔アップ

犬が緊張する場面とそれぞれの対処法について解説しました。

  • 見知らぬ犬と出会ったとき
  • 病院の待合室
  • 預けられるとき
  • 見知らぬ人に声をかけられたとき

犬が緊張する場面で飼い主さんが堂々とした様子で振る舞うことができれば、犬は緊張や警戒をほとんどしません。ですから、そういった場面に飼い主さん自身が慣れておくこと、対処法を考えてシミュレーションしておくことで、ケガや事故などの問題もなく過ごせるはずです。

どんな状況にも咄嗟に対応できる飼い主さんって「おお!すごい!かっこいい♡」って思いますよね。

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