犬は室内で放し飼いするべき?何に注意すればいいの?

犬は室内で放し飼いするべき?何に注意すればいいの?

現在は犬も室内での飼育が一般的になりましたが、おうちの中にも愛犬にとって危険になることやストレスとなることがあります。愛犬との暮らしをもっと快適にするために、室内の環境を見直してみましょう。今回は「愛犬とお部屋の環境」についてのポイントをまとめました。

テリトリーを制限する

青い壁の玄関と3匹の犬

愛犬のお悩みでとても多いのが「無駄吠え」についてです。特にインターホンのやチャイムの音に過剰に反応してしまい、来客や宅配がある度にけたたましく吠え続けてしまうというわんちゃんも多いのではないでしょうか。

「侵入者」に反応しやすい玄関

愛犬のくつろぐ場所が玄関やインターホンに近いと、来客がある度に頑張って吠えてしまう恐れがあります。愛犬にとって「自由に出入りできる場所」は自分のテリトリーとなってしまうためです。

犬はテリトリーを守ること、そして侵入者を仲間に知らせるという習性がありますので、玄関付近まで愛犬が自由に出入りできる状態だと来客に反応してしまいやすいのです。

テリトリーをあえて狭めるのも1つの方法

神経質なわんちゃんは特にテリトリーを守る意識が強い子が多いため、愛犬が自由に出入りできる場所をあえて制限してあげると良いでしょう。パーテーションやサークルを活用し、愛犬のテリトリーを狭めてあげることで「頑張って吠えなきゃ!」という意識を軽減できると期待できます。

「愛犬だけの場所」を用意する

ベッドでくつろぐレトリバー

犬の領域は

  • プライベートな場所
  • 警戒の領域
  • パブリックな場所

の3つに分けられます。

「パブリックな場所」とは、リビングのように飼い主さんやご家族、同居ペットちゃんたちと共に過ごす領域です。「プライベートな場所」は愛犬の自分だけの場所です。ここでは他の家族や同居ペットちゃんなどを気にすることなく、プライベートな空間として深く安心できる場所です。

何か怖いことや不安なことがあった際にも、ここに逃げ込むことで安心することができます。「警戒の領域」はプライベートとパブリックの間で、たとえば来客があった時にも「気になるな、でも怖いな」とチェックするような領域です。

犬は仲間と共にいることで安心することができますが、自分ひとりだけのプライベートなスペースもあるとより安心して過ごすことができます。この3つの領域を意識して愛犬のくつろぎ場所や過ごす場所を考えてみると良いでしょう。

危険な場所にはペットゲートを設置

ペットゲートと白い犬

キッチンやお風呂場、ベランダなど、おうちにも愛犬にとって危険になりうる場所があります。一戸建ての場合は階段なども安全を考慮したい場所です。

「危険かも」と予測できる場所にはペットゲートを設置して、愛犬の安全を守ることも大切です。子犬の頃はなんでも噛みたい欲求が強いので、感電や火災のリスクをなくすために電気コードにも充分注意しましょう。

ケージやキャリーにも慣れておく

ケージで眠る子犬

慣れないケージやキャリーへの抵抗感

お部屋の中で自由に暮らせるわんちゃんは、慣れない「ケージ」や「キャリー」に抵抗感を抱きやすいという心配があります。病院へ行く時にだけキャリーが登場したり、来客があった時にだけケージに入れられてしまうと「いつもと違う」にストレスを受けやすくなります。

「入る必要がある時」に備えて慣れてもらう

普段はケージやキャリーに入る必要が無くても、愛犬に「ケージやキャリーに入ること」に慣れておくトレーニングが必要です。慣れておくことで通院やおでかけの際のストレスを軽減できますし、災害が起こった時にもスムーズに入ってもらえるでしょう。

トリミングサロンやペットホテル、入院など「しばらく入っている必要がある時」もありますので、愛犬のごはんをケージやキャリーの中で与えたり、ケージをくつろぎ場所に活用するなどして日頃から慣れてもらうと良いでしょう。慣れてきたら「ハウス」のコマンドで自ら入れるようトレーニングしておくとなお良いですね。

食卓の「高さ」に注意する

テーブルの下で待つレトリバー

ドッグフードもおいしいですが、やはり人間の食べ物の方が魅力的です。犬は匂いで「おいしそう!」と感じるため、香りが強い人間のごはんの誘惑はとても強いものです。理想は飼い主さんの食事中にも「静かに居られること」ですが、なかなかこの誘惑は犬にとって試練です。

人間の食べ物には愛犬の健康を害する食材がたくさんあります。飼い主さんが落ち着いて食事をするためにも、愛犬にとっての「食卓への誘惑」を軽減してあげると良いでしょう。背の低いテーブルは愛犬の手が届いてしまうため、誘惑に逆らいきれずにおねだりをしたり過剰なアピールをしてしまいやすいです。

食事をするテーブルは背の高いダイニングテーブルにすると、飼い主さんも安心して食事をしやすいです。人間の食べ物に目がない子の場合や、食事の際にサークル等に入らせない場合は、食卓の高さを変えてみると飼い主さんの快適と愛犬の安全を叶えるきっかけになるかもしれません。

まとめ

ラグの上にいる犬

犬にとって「狭すぎる場所に長時間いること」や「ひとりぼっちでいること」がストレスになることもありますが、必要に応じて「行動範囲を制限すること」が愛犬の安全に繋がることもあります。

おうちの中すべてを愛犬の完全な自由空間にしてしまう前に、おうちの中をぐるりと見渡して「愛犬にとって危険かも」という場所への対策を考えることが大切です。

犬は自由に歩き回れる場所は「自分のテリトリー」と認識するため、自由に出入りできる場所を制限してあげることで愛犬が警戒ピリピリモードにならなくてすむ可能性もあります。

このように、愛犬との暮らしにはお部屋の環境づくりがとても重要ですので、愛犬の身体の大きさや性格、ライフスタイルに合わせて最善策を検討してみてください。

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