犬が誘拐されてしまう絶対NGな飼い主の行動とは
近年、犬が誘拐されるという事件はあまり耳にしません。しかし、まったく無いというわけではなく、犬が失踪してしまった際に探偵が探したところ、他の家で飼われていたというケースは稀に報告されています。
犬が誘拐されてしまう原因はさまざまですが、中には飼い主の行動が原因となって誘拐されてしまうこともあると言います。ここでは、犬が誘拐されてしまう絶対NGな飼い主の行動をいくつか紹介しますので、心当たりのある方は注意しましょう。
1.スーパーやコンビニの店先に犬を繋いでおく
よくスーパーやコンビニなどのお店の外に、犬をリードで繋ぎ、その間に買い物を済ませている飼い主さんをよく見かけます。しかし、この行為は非常に危険です。
車通りが激しい場所などでは、犬が突然何かの拍子に興奮して脱走してしまう恐れもありますし、何より犬を誘拐しようとする犯人にとっては好条件のシチュエーションです。
「少しの時間だから…」と目を離して買い物をしたりせず、できるだけ買い物と犬の散歩は分けて行うようにしましょう。
2.屋外で犬を飼育している
最近は、多くのご家庭が犬を室内で飼育しています。しかし、今でも屋外で飼っているというご家庭も多くいますよね。特に大型犬の場合、屋外で飼育しているケースは多く見られます。
屋外で飼育することに関しては、メリットとデメリットがあり、絶対にダメというわけではありません。家族が犬アレルギーになってしまったときなどは仕方がないでしょう。
しかし、どうしても室内飼育されている犬よりも、屋外で飼育されている犬の方が誘拐されてしまったり脱走したりする割合は高いです。
いろいろな理由から屋外で飼育しなければいけない場合は、簡単に外れないようなリードを活用したり、他の人が侵入できないよう、防犯面を強化するなどの対策を施しましょう。
3.留守中に家の防犯面が緩い
飼い主の留守中に空き巣が入り、家の中にいるにも関わらず誘拐されてしまうケースも0ではありません。このようなケースの場合、家自体の防犯がしっかり行われていないことが原因です。
留守中に換気のためにと窓を開けっ放しにしていたり、鍵をかけ忘れることが頻繁にあったりする場合、それを犯人が前々から観察し、犯行に及ぶ可能性があるのです。愛犬に留守番をさせる際は、必ず戸締まりや施錠など、基本的な防犯をしっかり行いましょう。
4.浜辺や公園でノーリードで遊ばせている
ノーリードで散歩したり遊ばせたりする行為は、そもそもマナー違反です。しかし、浜辺や広い公園、無人の公園などでは、ノーリードで歩かせている飼い主さんも稀に見かけます。
しかし、ノーリードで歩かせている場合、飼い主によって手綱を握られていないため、犯人から見ると誘拐しやすいと言えます。
飼い主が家族や友人に呼ばれ、少し目を離した隙に、愛犬の姿が見えなくなってしまったというケースも珍しくありません。誘拐だけでなく、事故などのトラブルの面から見ても危険なので、ノーリードで遊ばせたり散歩したりする行為はやめましょう。
5.玄関を開けっ放しにすることが多い
玄関を開けっ放しにする行為も誘拐されるリスクが高まる危険性があります。ゴミ捨ての時など、「すぐそこだから」と玄関を開けっ放しにしていると、その隙に愛犬が家から出てしまい、そのまま誘拐されてしまうことがあります。
また、愛犬が玄関で大人しく待っていたとしても、玄関が開けっ放しになっていれば、犯人は簡単に侵入し、連れ去ることが可能です。
ほんの数秒、数分であっても、玄関は開けっ放しにせず、必ず閉めて、施錠まで行ってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。犬が誘拐されてしまうシチュエーションは、意外と多いです。犬の誘拐は人の誘拐とは違い、届出が受理されないケースも残念ながら多く、実際に報告されていない事件もあると考えられています。意外にも起こり得る犬の誘拐を未然に防ぐためにも、普段の飼い主の行動には注意したいですね。