犬の顔がくさい…!考えられる3つの原因と適切な対処法

犬の顔がくさい…!考えられる3つの原因と適切な対処法

愛犬とのスキンシップは顔が触れ合いそうになるほど寄り添うこともあるはず。そんな時にフッと「顔のにおい」が気になったことはありませんか?この記事では犬の顔がくさくなる原因とその対処法についてご紹介いたします。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬は何故におう!?

しかめっ面の女性と抱っこされる犬

犬を飼っている方であれば多かれ少なかれ「愛犬のにおい」は気になったことがあるはず。健康面に何ひとつ問題のない犬でも体臭があるのは動物であるかぎり当たり前のことですよね。そうは言っても犬のニオイは人間よりも強いもの。その理由は「汗腺」にあるようです。

犬の体臭の原因

犬の体全体にある汗腺は「アポクリン腺」になります。アポクリン腺は人間であれば脇の下に多く分布されている汗腺。

このアポクリン腺から分泌される汗は脂肪が多くベタベタし酸化しやすいもの。この分泌された汗に汚れや常在菌が付着し雑菌が繁殖することで犬臭さが発生するよう。

犬の体全体にあるアポクリン腺ではありますが、顔がくさくなってしまう原因は単純にアポクリン腺だけではないようです。

犬の顔がくさい…!考えられる3つの原因と適切な対処法

フセをするパグ

1.目元がくさい

犬は人間のように悲しくて涙を流すことはありませ。しかし生理現象のひとつとして涙はたくさん出る生き物です。目に異物が入った刺激や目の周りの睫毛が目に当たって涙が出ることがあります。

その涙をそのまま放置しておくと目のまわりからニオイを発生してしまうことがあるよう。涙そのものにはまったくニオイはないのですが、濡れた被毛の部分から菌が繁殖してくさくなってしまいます。

また目ヤニもくさいニオイの原因の元。目ヤニはもともと剥がれ落ちた老廃物や細胞です。そのうえ適度な水分があるためとても菌が増殖しやすいとか。 

くさいニオイの元となる涙や目ヤニはこまめに優しくふき取ってあげましょう。ティッシュやタオルは目を傷つける恐れがあるため柔らかいガーゼがお勧めです。

2.顔のシワの汚れ

パグやフレンチブルドッグなどは顔のシワが特徴的ですよね。そしてその顔のシワがくさいニオイの原因になることが多々あります。

深く刻まれているシワは当然ながら皮膚が重なっている部分。垢はもちろん、室内のホコリやお散歩中の汚れなどが溜まりやすい部分でもあります。

シワの間はとても蒸れやすく細菌が増殖するのに適した場所。ケアを怠り汚れが溜まったままの状態が続くとニオイが発生するだけでなく皮膚トラブルの原因にもなりかねません。

ウエットティッシュ、また蒸しタオルなどでシワの間の汚れをふき取ってあげましょう。犬の皮膚はとても薄くデリケートなので、力を入れすぎて傷つけてしまわないよう気をつけてください。

汚れをふき取った後は乾いたガーゼで残った水分を綺麗にふき取ります。水分が残ったままだと細菌が繁殖してしまうのでしっかりと乾燥させましょう。

3.口元のにおい

愛犬の口臭が気になる飼い主さんも多いかと思います。歯垢や歯石、また歯周病などが強い口臭の原因となることが多くなります。また人間と同じく胃腸の調子が悪い時にも口臭がきつくなってしまうことも。

歯垢や歯石などで口臭が気になるワンちゃんは基本的には歯磨きでケアするのが一番です。どうしても歯磨きが苦手なワンちゃんは、ご飯にかけるだけで口腔内のケアができるふりかけや、舐めさせるだけのジェルなどが販売されているので試してみるのも良いと思います。

あまりに口臭が強い場合は歯周病、また消化器系の病気の可能性もあります。一度獣医さんに診てもらいましょう。

そして口腔内から漂うニオイだけでなく口周りからくさいニオイが発生してしまうこともあります。原因はやはり被毛に付着した唾液や食事の残りなどの汚れを放置することで雑菌が増殖してしまうこと。

ミニチュア・シュナウザーやシーズーなど顔の被毛が伸びやすい犬種、またヨダレの量が多い子などは特にニオイを発生しやすいので清潔を心がけてあげましょう。

口周りのニオイを防ぐにはに食後や水を飲んだ後に口周りをすぐに拭いてあげることが基本となります。また顔の被毛が伸びやすい犬種はトリミングの際、口周りを短くカットしてもらのも有効です。

まとめ

歯磨き中の犬

可愛い愛犬のニオイであればあまり気にならない飼い主さんもいらっしゃるかもしれませんが、異常なほどニオイを発している場合は何かしらの体調不良が考えられます。

目元や口元、また顔のシワ以外でくさいニオイを発するのは外耳炎や鼻炎などの可能性も。「なんとなく臭いかな?」程度のニオイではなく、明らかにいつもと違う強いニオイがある時は顔のどこからニオイを発しているのか確認し、しっかりと動物病院で診察してもらいましょう。

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