犬がジャンプをくり返す時の心理3選!やらせすぎると怪我に発展することも…?

犬がジャンプをくり返す時の心理3選!やらせすぎると怪我に発展することも…?

ぴょんぴょんジャンプする犬の姿はかわいいですが、そのとき犬はどんな心理なのでしょうか?また、犬のジャンプにはリスクがあるのでしっかりと理解しておきましょう。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

心理①うれしい、楽しい

走ってジャンプしているゴールデン

犬がジャンプをくり返すときの心理として、「うれしい!」「楽しい!」といったポジティブな感情が抑えきれないということが考えられます。

飼い主さんが帰宅してうれしいときや、大好きなおもちゃが出てきたとき、おやつをもらえそうなとき、散歩の前など期待や喜びでテンションが上がると興奮してジャンプをすることが多くあります。

うれしくてたまらなくて、飼い主さんや大好きな相手に対して体当たりするようにジャンプすることもありますし、呼びかけに気がつかない程暴れ回ってしまうこともあるでしょう。

また、本能的に動いているものに反応して飛びついてしまう場合もあります。特に狩猟本能の強いテリア犬種や追跡能力の高い牧畜犬種にその傾向が強く見られます。飛び立とうとする鳥や走っている子ども、自転車などにジャンプして飛びつこうとすることがあるので、お互いの怪我やトラブルを防ぐために十分に注意してください。

心理②遊びたい、かまって欲しい

遊んでジャンプしている犬

ジャンプは犬が喜びの気持ちを表現する方法のひとつですが、相手に気持ちを伝えるためにも行うことがあります。

飼い主さんに遊んで欲しくてジャンプして視界に入ろうとしたり、かまって欲しくて勢いよくジャンプしてひざに飛び乗ったり…。飼い主さんが驚いたり笑ったりする反応がうれしくて、わざと激しいジャンプをすることもあります。ジャンプをするのと同時に、手や服などを甘噛みする犬も少なくありません。

ジャンプをして飛びつくことでなでてもらったり、抱っこしてもらったりする経験があると、そうして欲しいときにジャンプをするようになってしまいます。

犬がジャンプをするリスクについては後述しますが、できるだけジャンプをさせないようにするためには犬がジャンプをしてきたときに背を向けるなどして無関心を貫くようにすると効果的です。

また、おもちゃやおやつなど飼い主さんが持っているものが欲しくてジャンプすることもあります。「それちょうだい!!」というアピールや要求を意味する行動なので、かまわないようにするのと同様にその要求に応えないようにすると自然にやめるようになるでしょう。

心理③恐怖心や警戒心、威嚇行動

歯を剥きだす犬

犬がジャンプをしているときは、基本的に楽しいときやうれしいときが多いと思います。しかし、中には威嚇のためにジャンプをする場合もあるのです。

強い恐怖心や嫌悪感で攻撃の意味を持ってジャンプしたり、見知らぬ人を警戒して自分に近づけまいとしてジャンプすることもあります。このような時は歯を剥きだすような表情や唸り声を伴ったり、ジャンプの勢いで人の体をドンッ!と足で押すような仕草を見せたりもします。

うれしくて興奮しているときはぴょんぴょんと軽く飛び跳ねるように見えますが、威嚇の意味でジャンプをするときは全身に力を込めて強張った表情を見せるので違いがわかると思います。こうした様子を見せているときは、とても危険なので無理に近づかないようにしましょう。

犬のジャンプは怪我の原因になる

足に包帯を巻かれている犬

犬がジャンプをする行動は、できるだけやめさせた方がいいでしょう。四つ足を地面についている犬が、上方向にジャンプをするとどうしても後ろ足の関節や腰部分に大きな衝撃を与えて痛めてしまいます。フローリングなどすべりやすい場所でジャンプをすると、関節への負担もより大きくなります。

特にダックスフンドやコーギーのような胴長犬種はヘルニアになりやすく、チワワやポメラニアン、トイプードル、ヨークシャーテリアのように骨の細い犬種は脱臼や骨折をしてしまうこともあるので注意しましょう。

また、はしゃぎすぎて周囲のことが目に入らなくなってしまって物にぶつかったり、人に怪我をさせてしまったりすることもあります。日頃からしつけを行い、興奮したときも飼い主さんがテンションをコントロールできるようにしておきましょう。

まとめ

座っている笑顔のジャックラッセル

犬のジャンプは、良くも悪くも興奮状態で気持ちを抑えきれないときに見られます。はしゃいでジャンプをする姿はとてもかわいらしいものですが、周囲に迷惑をかけたり、犬自身が怪我をしてしまったりとさまざまなトラブルを招く恐れがあるのでできるだけやめさせるようにすることをおすすめします。

特に、遊びたくてジャンプをしているときは飼い主さんが無視をすることでおさまることがほとんどなので、ジャンプ=かまってくれないと学習するまで徹底した対応をくり返すようにしましょう。

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