犬が外を嫌がる…理由を考察
1. 「今日の天気は嫌だなぁ…」
家の中でずっと過ごしていては、犬も飽きてしまい退屈でしょう。しかし、急激な気温・気圧の変化はあまり得意ではないのです。外に出たがらないわんちゃんは、その日の天候が影響している場合があります。我が家にはチワワがいますが、風が苦手なようで、強風の日は散歩に行っても全く喜んでくれません…。
2. 「体調が良くないから休ませて」
いつも外に出るのが大好きなのに、リードを見せても知らんぷり。体を丸めてぐったり脱力しているようなら、体調が良くないのかもしれません。犬の様子を見ていて、異変を感じさせる行動はありませんか?
《体調不良を知らせるサイン》
- 呼吸が荒い
- 目がしょぼしょぼしている
- 鼻が乾いている
- くしゃみを繰り返す
- 食欲がない など
3. 「首輪が合わないよ〜!」
外に出るのを嫌がるようになったタイミングで、首輪を新調したりしていませんか?首輪の素材がしっくりこない可能性もありますし、サイズがキツく締め付けられていて、首元に違和感を感じている状態も考えられます。オシャレ重視の装飾も、物によっては重くて体に負担がかかるので注意です。
4. 「気分が乗らないなぁ…」
肥満気味の犬、老化が進行している犬は、疲れやすく体力の回復にも時間がかかります。特に老犬は好奇心が薄れていくので、日によっては出かけたくない気分のときも出てくると思います。寝ている時間も増えてきます。一方で、肥満犬は体重を減らすためにも、運動させる必要があります。1回20分を目安として、散歩に連れ出しましょう。
外の楽しさ、どうやって犬に伝える?
犬の好みの地面を見つける
芝生、土、砂利、アスファルト…散歩コースにはどんな地面があるのか、目を配ってみましょう。わんちゃんの好みはどんな地面でしょうか。真夏のアスファルトは肉球を火傷することがあるので、日中の散歩は避けて下さいね。
のんびり外の空気を楽しむ
時間に追われて急いで歩く散歩は、犬・飼い主共々リラックス出来ません。コミュニケーションを取る間もなく、瞬く間に時間が過ぎていきます。時間を気にせず、わんちゃんが匂いを嗅ぎながら歩けるくらい余裕を持って散歩出来ると理想的です。
雨の日の過ごし方は?
散歩が日課になっていると、雨の日散歩に行けないのは困りごと。犬の1日は7時間とも言われており、人間が感じる時間の感覚とは、少し違いがあるようです。散歩に行けない日があるだけで、人間でいう3〜4日間を家で過ごすことになります。
雨であっても散歩に行くという方は、出来れば傘をささずにレインコートを着用することをおすすめします。両手が自由であれば、咄嗟の事態で融通が利くためです。散歩を断念するのであれば、おもちゃで遊んであげたり、家で過ごす時間を充実させましょう。
まとめ
わんちゃんの体調が優れない日は、当然ながら散歩は控えて下さい。悪化てしまっては、元も子もありません。とはいえ、何の変化もない生活が犬にストレスを与える可能性は否めません。明確な理由が分からなければ、まずは自宅のベランダや庭に連れ出してみてはいかかでしょうか。