毎日愛犬が飲んでいる水…何を与えてる?
皆さんは毎日愛犬が飲む水に何を与えていますか。多くの人が水道水を与えていると思います。水道水は犬にとって無害なので、毎日常用する水としては、水道水が最適です。
しかし、もしもどうしても水道水をそのまま与えることに抵抗があるのであれば、水道水を一度沸騰させたり、軟水であれば与えても問題ありません。最近では、犬や猫などのペットに与えられる水を市販しているペットショップもあります。気になるようであれば、こちらもチェックしてみましょう。
犬に与えてはいけない『水』とは
水の中には、犬に与えてしまうと危険な水もあることをご存じでしょうか。ここでは、犬に与えてはいけない水の種類を紹介します。以下のような『水』は愛犬に与えないようにしてください。
1.炭酸水
まず、市販されている炭酸水はNGです。犬にとって刺激が強すぎますし、炭酸によって不自然な満腹感を抱いてしまうため、ごはんを食べなくなる恐れがあります。また、市販されている香料の付いた炭酸飲料の場合、多くの糖分や人工甘味料が含まれています。与えてしまうと肥満になってしまうため、絶対に与えないでください。
2.フレーバーの付いた水
最近では、軟水であってもフレーバーの付いた水が販売されるようになりました。季節によっては旬のフルーツなどを使っているものもあるため、それを楽しみにフレーバー水を購入している人も多いでしょう。
しかし、香料が付いた水は、犬にとって嗜好品となってしまうためNGです。また、フレーバー水の中には、人工甘味料や糖分が僅かながら含まれている物もあります。
3.水たまりの水
雨の日や雨が降った次の日、散歩中に水たまりの水を犬が飲んでしまったという経験はありませんか。水たまりの水も様々な菌や汚れが含まれているので、犬にとって良くありません。
また、水たまりの上を車が通っていた場合、ガソリンなどが水たまりに落ち、含まれている恐れもあるので非常に危険です。散歩中は水たまりの水を誤飲しないよう、注意を払いましょう。
4.プールの水
犬と一緒に入れるプールも少ないですがあります。しかし、プールには、消毒液などが含まれている可能性があるので、ゴクゴクと大量に飲まないようにしましょう。水遊びをしている最中に誤って口に入ってしまう程度であれば、問題ありません。
5.海水
海水はご存じの通り、塩分が非常に濃いです。そのため、海水を飲んでしまうと、塩分過多となり、塩中毒や様々な病気を引き起こす恐れがあります。海遊びをしている最中に、誤って口に入ってしまう程度であれば、こちらもプールと同様、問題ありません。しかし、海遊び中に水分補給として海水を飲ませるのは避けてください。
これらの水は注意が必要!なるべく避けて
上記で紹介した水を飲ませるのはNGですが、それ以外にもできるだけ避けるべき水が存在します。以下の2つの水は、常用しても問題ありませんが、条件次第ではNGとなりますので気を付けましょう。
- 硬水
- 温泉水
硬水は硬度が高すぎる物はNGです。温泉水は飲料用の水も販売されているため、飲料用であれば問題ないとされています。しかし、飲料用ではない温泉水は、様々な成分が含まれています。その中には、犬にとって悪い影響を与える成分が含まれていることもあるので、飲料用以外は与えないようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。基本的に犬に与える水は水道水が適しています。しかし、どうしても気になるようであれば、最初に紹介したような種類の水を与えましょう。今回紹介したようなNGな水は与えないようにしてください。