犬用品の捨て時①「お散歩用品」
お散歩の途中でリードが壊れた!なんてことがあっては危険です。普段からお散歩用品の点検をされていますか?
リードの捨て時
とくに中型犬や大型犬のリードは太さもあり、洗っても汚れやニオイが取れにくくなります。どんなタイプのリードも衛生面を考えると汚れやニオイが気になり始めたら捨て時です。洗ってもニオイが取れないのは細菌やカビの繁殖が原因である可能性が高いです。
次に金具の部分をチェックしてみましょう。首輪やハーネスの金具と繋ぐ部分のことをナスカンと言います。ナスカンが錆びてボロボロになってしまうことはほとんどありませんが、外れてしまいやすい部分でもあります。
ナスカンを動かす時、開きづらいと感じたり、使い始めた頃と比べて緩くなったと感じたり、何らかの違和感はありませんか?それは捨て時のサインです。
首輪の捨て時
首輪はお散歩の時だけではなく普段から着けっぱなしである犬もいますね。衛生面を考えると汚れやニオイが気になり始めたら捨て時です。
そして、子犬や老犬はサイズの変化があります。安全性を重視するのであれば首周りのサイズに合った首輪でなければいけません。
首輪の生地に傷みや糸の解れはありませんか?革製であれば亀裂は入っていませんか?首輪にはバックルやDカンと呼ばれる金具がついていますが錆びはありませんか?ひとつでも当てはまるものがあれば、それは捨て時のサインです。
ハーネスの捨て時
衛生面を考えると汚れやニオイが気になり始めたら捨て時です。そして、成長や老化、ダイエットなどで体のサイズの変化があった場合も同じです。安全性を重視するのであれば体のサイズに合ったハーネスでなければいけません。
ハーネスの生地に傷みや糸の解れ、革製であれば亀裂はありませんか?とくに擦れてしまいやすい脇周りやお腹周りが傷みやすいです。
バックルやDカンと呼ばれる金具がついていますが錆びはありませんか?引っ張り癖があるとリードの金具と擦れてしまいやすく、金属が擦り減ってしまうこともあります。ひとつでも当てはまるものがあれば、それは捨て時のサインです。
犬用品の捨て時②「寝具」
汚れやニオイが気になる時、お洗濯することができない寝具である時は、季節ごとに捨てて買い替えるのがベストです。ベッドは使い始めはふかふかですが、長く使い続けていると厚みがなくなり薄っぺらくなってしまうことがあります。
おそらく寝づらいでしょうし、ベッドに寝ているのに床ずれするなんてことがあるかもしれません。ふかふか度もチェックしてみましょう。ベッドやブランケットなど犬の寝具の捨て時って一番悩みますよね。
犬は自分のニオイが染みついている方が安心して眠ることができますし、気に入っているものを捨てるのは申し訳ない気もします。ですが、犬の体への負担を考えるとこまめにチェックするのが良さそうです。
犬用品の捨て時③「食器」
愛犬の食器にヌメリはりませんか?ゴシゴシ擦るようにして洗ってもヌルヌルが取れないのではありませんか?それは、愛犬の唾液だけではなく、菌やウイルスが原因である可能性が高いです。人間の食器用の洗剤やスポンジでは落としきれないことがあります。熱湯消毒をしても落としきれないことがあります。
そんな時はペット用の食器用洗剤やスポンジを使って洗ってみてください。また、犬の食器のヌメリを水のみですっきり落とすことができるとしてアクリルたわしが人気です。アクリル100%の毛糸を使って作られています。それでもヌルヌルが取れないのであれば、それは捨て時のサインです。
まとめ
リード、首輪、ハーネス、寝具、食器の捨て時は次の通りです。
- 洗っても汚れやニオイが取れない時
- 金具の部分に錆びや緩みがある時
- 生地や素材に傷みや糸の解れや亀裂がある時
- 体のサイズに合わなくなってしまった時
- ふかふかじゃなくなってしまった時
- ヌメリが取れなくなってしまった時
これは、使わないほうがいい危険なものを見分ける方法でもあります。なぜ危険なのかについても詳しく解説しましたので愛犬の犬用品の点検を行いつつ捨て時なのではないか改めて考えてみましょう。