犬の『社会化』をやらないとどうなる?考えられる5つのリスク

犬の『社会化』をやらないとどうなる?考えられる5つのリスク

わんこのしつけの中で欠かせないものの1つが『社会化』。社会化ができていないとどんなリスクがあるのか、具体的に考えたことはありますか?一度立ち止まって社会化の必要性を見直してみましょう。

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記事の監修

日本獣医生命科学大学卒業。北海道の大学病院で獣医師として勤務。一般診療をメインに行いながら、大学にて麻酔の研究も並行して行う。「動物と飼い主さんに寄り添った治療」を目標に掲げ、日々診療に励んでいます。

1.無駄吠えが増える

吠えている犬

社会化ができていないわんこは警戒心が強く、他のわんこが気にしないような些細なことにも過敏に反応してしまう傾向があります。その結果、来客の声やインターフォンの音、お散歩中にすれ違う他のわんこに対して等、激しく無駄吠えをしてしまいがちです。

無駄吠えは騒音トラブルにもつながるため、わんこの問題行動の中でも特に飼い主さんを悩ませるもの。また一度始まってしまうとクセになり、根気強いしつけが必要になるものでもあります。

2.周囲の人に嫌われる

サムダウンする女性たち

無駄吠えが騒音トラブルの元になることは上でも少し触れましたが、あまりに声が大きいとご近所にも響いてしまい「あそこの家の犬はうるさい」と迷惑に思われてしまいます。

また、社会化ができていないわんこは他の人や犬との接し方がわからないため、お散歩中にせっかく声を掛けてきてくれたり撫でてくれようとした人に対して、敵意をむき出しにして拒絶してしまい、敬遠されてしまいます。「自分にだけ懐く犬」も可愛いには違いありませんが、せっかくならば「みんなから愛される犬」を目指したいですよね。

3.行動範囲が狭まる

旅行カバンと犬

近年では日本もペットツーリズムが広まりつつあり、ドッグカフェやドッグランにとどまらず、わんこと一緒に利用できる宿泊施設や商業施設も増えています。わんこと暮らす人、暮らしたいと思っている人の中には「愛犬と旅行に行きたい」「愛犬とあのお店に入ってみたい」という夢を抱いている人も少なくないでしょう。

ですが社会化ができていないと、無駄吠えや問題行動で周囲やお店に迷惑をかけてしまうため、必然的に行動範囲が狭められてしまいます。ドッグランに連れて行っても周りと仲良く遊べず、嫌がられてしまうなんてことも。

4.ストレスがかかる

しょんぼりしている犬

社会化ができていないわんこにとって、外の世界は「よくわからないもの」「何かをされるかもしれないもの」で溢れ、不安と恐怖に満ちています。そんな世界で暮らしていくことを想像してみてください。

わんこの精神的負担がいかに大きく、とんでもないストレスがかかるということがすぐに考えつくはずです。人間と同じく、わんこにとってもストレスは万病の元。下痢や嘔吐等の身体的なトラブルを引き起こすこともあるのです。

5.咬傷事故を起こす

人の手に咬みつく犬

社会化ができていないわんこに想定される最悪のリスク、それが咬傷事故です。他の人や犬が近づいてきたときに相手に咬みついてしまった場合、相手にケガをさせてしまう恐れがあります。

相手やケガの程度によっては訴訟問題となったり、愛犬と今までのように一緒には暮らせなくなってしまう可能性すらあるのです。咬まれた相手はもちろん、咬んでしまったわんこにとっても、そして飼い主さんにとっても不幸としか言いようがありません。咬傷事故だけは絶対に防がなければなりません。

まとめ

女性としつけしている犬

いかがでしたでしょうか?『社会化』のしつけは簡単ではありませんが、それを怠った場合のリスクがどれだけ高いかが理解できたのではないでしょうか。人間社会でわんこが幸せに暮らしていくためには『社会化』は欠かすことのできないものです。それを肝に銘じて根気強く社会化のトレーニングを積んでいきましょう。 

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    20代 男性 匿名

    犬の社会化は生後4週~12週の二ヶ月~四ヶ月までです。しかしペットショップに送られるのは生後90日以上なので既に社会化期に入っています。最近では社会化期を上期、下期に分けているようで生後二ヶ月までを第一社会期、残りを第二社会化期と呼び第一は母犬のもとで力加減など犬社会を学びその後人間社会を学ぶ第二社会化期にはいるのです。しかし既に社会化期を終えてから飼う非とが大半でしょう。社会化期を終えると警戒期となり警戒心が強くなります。ベストなのは社会化期中に迎え入れ終わるまでに外の世界に触れされる、抱いてです。そうすることでいざ外に出る時警戒せずに済みます。俺の愛犬は12年前に迎えたのでまだ動物愛護法で入荷日数が指定させれいなかったので生後一ヶ月では迎え入れました。その後三ヶ月から外の環境に触れさせ社会化は出来た方だと思います。しかし社会化が終わっても諦めないで下さい。社会化期が終わったから無理ではなく時間がかかるだけです。社会化期は好奇心>警戒心なので速く覚えるのです。社会化期を終えると逆になるので苦労するのです。しかし出来ない訳じゃないので根気強く共に社会に適応させていけば必ず社会化可能です。
    社会化出来ない犬は不幸です、一生を左右します。奇跡的な確率で生を受人と共存した犬たちを不幸にしたくないでしょう。失敗してない奴かまがデカイ口叩くな思われそうですが俺は人一倍犬の幸せを思ってます。すべての犬に幸福をもたらしたい。このコメントで共感を持ってくれると幸いす。
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