犬が飼い主にガッカリする行動とは?
そもそも犬はガッカリするの?と思うかもしれません。しかし犬も、人間のようにガッカリしたり落ち込むことがあります。とくにこんな飼い主さんの行動に犬はガッカリしているようです。
思わせぶりなことをした
例えば「ごはんだよ」と言ったのに嘘だったときは、犬は心底「ガッカリ」しますよね。飼い主さんを信じていたからこそ、思わせぶりな態度にしょんぼりしてしまうでしょう。
今までと違うことがあると犬は混乱して不安になり、それが「ガッカリ」しているように見えるのです。
遊んでくれない
リビングでくつろぐ飼い主さんに「遊んで!」とアピールしても無反応だったとき。こんなときも犬は「ガッカリ」してしまいます。ストレスがたまっているときほど、残念な気持ちになるものです。
散歩に連れて行ってくれない
いつもなら散歩に行く時間なのに連れて行ってくれない、そんなときも「なぜ?」とガッカリしてしまうでしょう。急な雨で行けなくなったときの愛犬の姿こそ、肩を落として見えるものです。
どこかへ行ってしまう
犬にとって最大のガッカリは飼い主さんがいなくなること。身支度をする飼い主さんを見て「散歩かな?」と思って期待をしていたのに、実はお留守番だった瞬間はショックを受けてしまうものです。
犬が飼い主にガッカリしている時の仕草7選
愛犬が見せる「ガッカリしている」ときの姿はちょっぴり切ないもの。不安や寂しさを感じている状態なので、ストレスサインとしても覚えておきたい姿です。それでは、犬が飼い主にガッカリしている時の仕草7選をご紹介していきます。
1.ため息をつく
犬が一点を見るような表情で「フー」とため息をついたときは、ストレスを感じていることがあります。期待が大きかった分、ガッカリしてしまった……そんなときに見られるでしょう。
ストレスが大きいと急に足や爪をなめたり、ガブガブ噛むことも。中には体をブルブル震わせる犬もいます。このような仕草が見られたときは、愛犬と過ごす時間を見直してみてください。
2.呼んでもノロノロ歩いてくる
犬はガッカリしているとき、飼い主さんに呼ばれても嬉しくありません。いつもなら尻尾を振って駆け寄ってくるはずが、まるで遠回りするようにノロノロ歩く仕草を見せたときは、何かに「ガッカリ」している状態です。
愛犬に嘘をついて遊んだり、いつもならOKなのが今日はNGだったり、混乱させる態度を取ると信頼関係を失ってしまいます。嘘はもちろん、毎日同じ接し方をするように心がけていきましょう。
3.尻尾を下げる
犬の尻尾がだらんと下がっているのも「ガッカリ」しているときです。悲しそうな表情を見せながら尻尾を下げていたら、ぜひボディを撫でて安心させてあげましょう。遊ぶ時間が足りているか、留守番ばかりではないか改めてみてください。
4.そっぽを向く
犬は「嫌だなあ」と感じたとき、気持ちを落ち着かせるためにそっぽを向くことがあります。哀愁を漂わせる仕草ですが、飼い主さんにガッカリして冷静さを取り戻そうとしているのかもしれません。
5.あくびをする
眠くないのに犬はあくびをすることがあります。それはストレスを感じているとき。叱られているときにあくびをする犬もいますが、何らかのストレスを感じている可能性があります。
大好きな飼い主さんにガッカリしたときも、自分を落ち着かせるためのあくびをしているのかもしれません。
6.前足で顔をかく
犬が前足で顔をかくのはかゆいのではなく、「遊んで欲しい」というアピール行動です。顔をかいている仕草を見せてきたら、遊び不足なのかもしれません。
中には本当にかゆい場合もあるので、いつもと違う仕草を見せてきたときは観察をしてください。
7.壁や床を掘る
突然愛犬が、壁をガリガリしたり、床を掘りだしたことはありませんか?犬はストレスを感じると発散するように、壁や床を掘るような仕草を見せることがあります。
犬の習性のひとつではありますが、いきなり行動を開始した場合は気を引こうとしていることが多いです。飼い主さんが遊んでくれずにガッカリした後に、見せてくることがあります。
まとめ
犬の「ガッカリ」した表情や仕草は愛らしく見えてしまいますよね。でも不安やストレスを感じている状態なので、頻繁に見せるときはご注意を。愛犬との付き合い方や遊び時間の見直しをしてみてくださいね。