犬が家族を愛しているときにする仕草や行動
犬は言葉で気持ちを伝えることができない分、行動や仕草で愛情を伝えてくれます。今回は家族を愛している犬が見せる仕草や行動をいくつかご紹介します。自分の愛犬に当てはまる仕草や行動があるかチェックしてみてくださいね!
1.家族が見える場所に座る
家族みんなが集まっている際、愛犬が家族全員が見えるような位置に座っていることはありませんか。これは、大好きな家族全員を見守っている証拠です。
大好きな家族全員が仲良くしている姿を見ることは、犬にとっても幸せなことですし、嬉しいことです。その光景をしっかり目に焼き付けるために、家族全員が見渡せるような場所に座り、家族を見つめていることがあります。
例えば、リビングの端に座り、皆を見渡していたり、ソファーの上に座ることで家族全員の様子を見守れる状態にいることもありますよ。
2.家族に頭や体をすり寄せる
家族の元へ行き、自分の頭や体をスリスリとこすりつけるような仕草を見せることはありませんか。これは犬にとって「大好きだよ」と愛情を伝えているときに見せる行動の1つです。
大好きな家族だからこそ、触れていたい、体温を感じたい、匂いを感じたいと思うのです。そうすることで、犬自身も安心感を得たり、リラックスしたりしています。
帰宅した家族に駆け寄り、スリスリと頭を擦り付けるような仕草を見せるときも、「お帰り!待ってたよ!」と愛情を伝えている証拠です。
3.頭を膝など体に乗せてくる
家族みんなで食事をしていたり、テレビを観たりしているとき、ふと愛犬が傍にやってきて、膝やお腹など、体の上に頭を乗せてくることはありませんか。この行動は「僕も混ぜて」「かまってほしいな」という愛情の表れです。
みんなが楽しそうにしていたり、他のことに夢中になっていたりしているのを見て、大好きな家族に自分も混ぜてほしい、自分を見てほしいとやきもちを妬いているのでしょう。
こうした自分を見て!自分も一緒に、と楽しさを共有したいという思いは、犬が大好きな仲間という意識を持っているからこそ、起こす行動です。
4.家族を見ながらふーっと深いため息
家族をジッと見つめていたと思ったら、なぜか「ふーっ」と深いため息をつくことはありませんか。「何か呆れることでもあった?」と不安になってしまいますが、実は深いため息には、満足や幸せの意味合いがあります。
家族が楽しそうにしているのを見て、「幸せだな」「大好きだな」と感じ、満足していると、「ふーっ」と深いため息をつきリラックスすることがあります。
その後は、安心感に包まれた状態で床に寝転んだり、伏せた状態で家族を見守ったりしている犬が多いです。
5.顔を舐める
家族の近くにやって来て、顔をペロペロと舐めてくる犬は多いですよね。これも愛情表現の1つで、「大好きだよ」「もっと撫でて」というような意味合いが込められています。
元々、口元や顔周りを舐める行為は、子犬が母犬にねだったり甘えたりするときに見られる仕草です。つまり、顔を舐めてくる犬は、その家族のことを母犬のような存在として認識しているということになります。
犬は家族内の雰囲気を感じ取る能力に優れている?
ここまで、家族を愛している犬がする仕草をいくつか紹介してきましたが、犬は家族内の雰囲気を敏感に感じ取ります。家族内で喧嘩をしていれば、すぐに負の雰囲気を感じ取り、強いストレスを感じてしまうほどです。
そのため、家族で喧嘩をしていると、落ち着かない様子でウロウロしたり、喧嘩している家族の間に割って入るような行動を見せたりする犬が多いのです。「どうにかして喧嘩を止めないと」「どうすればいいんだろう」と愛犬なりに考えてくれているのですね。
また、家族が悲しんでいたり落ち込んでいたりすると、それを察して慰めるように顔を舐めてくれたり、寄り添って密着した状態で隣にいてくれたりと、私たちの心を癒やしてくれるような行動を見せてくれることもあります。
このように犬は家族内の雰囲気を読み取る能力に長けているため、同時に共感能力にも優れ、家族への深い愛情を見せてくれていると考えられます。
まとめ
今回は家族を愛している犬が見せる仕草や行動を紹介してきました。皆さんの愛犬はいかがでしょうか。他にもさまざまな愛情表現を犬たちは持っているので、ぜひ調べてみたり、愛犬の仕草や行動を注意深く観察してみたりしてくださいね。
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50代以上 女性 匿名