1.サングラスをかけている
犬は観察力が優れているので相手と触れ合うときに仕草や行動、見た目や表情などを見ることで相手の感情などを読み取ることができます。そんな犬には苦手となる見た目がいくつかあるそうです。たとえば『サングラス』をかけている人は犬が怖がりやすい、または警戒しやすいという話をご存知でしょうか?
目が見えないくらいの黒いサングラスをかけていると犬は人間の目を見て表情を伺うことができませんので警戒しやすいそうです。また、目が見えないことで人間ではない別の生き物だと感じ警戒したりや恐怖心を抱くこともあるといわれています。
実際に犬はサングラスをかけている人を見かけると「なんだ君は!」とでもいわんばかりに警戒心むき出しで吠えることが多かったりします。
ちなみに飼い主が目の見える普通のメガネをかけただけでも警戒したり怖がったりする犬は少なからずいるそうですよ。おそらくメガネをかけると顔の印象がガラッと変わるので「いつもの飼い主じゃない!」と戸惑ってしまうのかもしれませんね。
2.フルフェイス型のヘルメットをかぶっている
頭や顔を覆い隠せるフルフェイス型のヘルメットをかぶっている人も犬が怯えやすいといえます。サングラス同様に目の表情が分かりにくく、さらには顔全体の表情が分かりにくくなりますので「この人なんだか怖い…」と犬が感じやすくなるそうです。また、ヘルメットによって頭や顔の形が変わるので人間ではない別の何かと感じ警戒しやすくなるのでしょう。
外の世界ではフルフェイスのヘルメットをかぶり大きな音を轟かせながらバイクを走らせる人がいますので、そういった人の姿を犬が見ることでフルフェイスのヘルメットをかぶった人を怖がる。といったケースもあったりします。ちなみに犬はマスクをつけている人も怖がりやすいといわれています。
マスクをつけていると顔の表情が読み取りくくなるので苦手と感じやすいのでしょうね。ただ、飼い主が一部分だけ顔が隠れるマスクをつけることが多い場合は、それほどマスクに対して怯えにくいといえます。
実際に私はマスクを着用しながら愛犬と散歩をしていますが、愛犬はマスク姿を気にしている様子がなかったりします。
3.大きな体格の人
犬は人間よりも背(体高)が低いので、人間を見るときはどうしても見上げることになってしまいます。そんな犬は背の高い人や太っている人など、大きな体格の人を見ると威圧感を感じてしまい怯えることがあります。特に小型犬は小さいので体格の良い人を見るとまるで巨人のように思えてしまうのでしょうね。
ですので大きな体格の人が犬と触れ合うときは威圧感を与えないよう、なるべくしゃがんで犬と同じ目線になってから触れ合うことをおススメします。そうすることでかなり犬の警戒心や恐怖心を和らげることができると思いますよ。
4.車いすに乗っている人
車いすに乗っている人も犬が怖がりやすい見た目となります。車やバイク、自転車を怖がる犬は車いすも同じような乗り物だと感じて怖がりやすいのでしょう。
また、車いすは見慣れないものとなりますので『どういった動きをするのか分からないもの』として犬が警戒しやすいといわれています。特に電動の車いすは見た目だけでなく聞きなれない作動音によって犬に恐怖心や不安感を与えやすく「な、なんか怖い…」と犬が感じやすいといえるでしょう。
5.黒い服装をしている
『犬は黒い服装をしている人が苦手』という話を聞いたことはありませんか?なんでも犬は黒色を認識しにくいので全身黒い服装をしていると腕や顔だけが浮かんで見えるそうですよ。
また、黒色の服と人間の肌の色の大きな違いによって手や顔だけが浮かんでいるように見えるので犬が怖がりやすい。という話もあったりします。犬がどのように見えているのかは私たち人間には知ることができませんが、実際に全身黒ずくめの人は犬に吠えられることが多いそうです。
ただ私の経験から言わせていただきますと普段から仲良くしている人が黒い服を着ている場合は犬があまり警戒したり恐怖を感じたりすることはないように思います。
私の個人的な意見としては、おそらく見知らぬ人が全身黒い服装をしていると少しビックリさせたり警戒心や恐怖心を増幅させてしまうのかな?と感じています。
まとめ
犬が怖がりやすい見た目を5つご紹介しました。犬は表情が見えなかったり自分よりも大きな存在に見えたり。見慣れないものを見ると恐怖を抱いたり警戒したりする傾向にあるといえます。
ちなみに犬によってはご紹介した5つの見た目をしていても全く怖がらない場合もありますので、あくまでそういった傾向にあるという認識でご理解いただければと思います。