過剰な愛犬家がしている『NG行為』５選！もしかしたら周りに迷惑をかけているかも…？

迷惑になることも…過剰な愛犬家がしているNG行為

犬の飼い主は、誰しも自分の愛犬を可愛がり、大切にしています。しかし、その愛が間違った方向へと過剰に行き過ぎてしまい、犬にとって、また周囲の人にとって迷惑となることも…。今回は、そんな過剰な愛犬家がしているNG行為をいくつか紹介します。

１．誰も居ないからと公園内でノーリード

意外と見かけることの多いNG行為に、散歩中、公園に立ち寄りノーリードで自由に走り回らせるという行為があります。

過剰な愛犬家の場合、「犬の本能を満たしてあげたい」という思いから、自由に動き回らせてあげようとする飼い主がいます。その行為の中に、ノーリードで自由に走り回らせるという迷惑行為があるのです。

しかし、ノーリードは、犬が突然逃げ出してしまったり、事故に遭ったり、あるいは他の人に飛び付いてしまったりとさまざまなトラブルが考えられます。非常に危険ですし、迷惑にもなるので絶対にやめてください。

２．無理に他人や他の犬と触れ合わせる

「愛犬には社交的になってほしい」というように、自分の犬に対して「こんな風に育ってほしい」と我が子のように育てる愛犬家は多いです。しかし、それが行き過ぎると、愛犬にとって悪影響となったり、他の飼い主や犬に迷惑をかけてしまうことも。

例えば、無理に他の犬や人と触れ合わせようとする飼い主がいますが、これはNGです。愛犬が嫌がっている様子を見せているのに、無理矢理接触させてしまうと、より他の犬や人と触れ合うことに拒絶感を抱いてしまいます。

また、犬同士ならではの相性の悪さを感じ取っていることもあるので、不要なストレスを与えてしまいかねません。

愛犬だけでなく、相手の犬が嫌がっているのに、それに気付かず近寄らせてしまうこともNGです。なんらかのトラウマを持っている可能性もあるので、相手方に迷惑になってしまいますし、攻撃されてしまう可能性もあります。

３．叱るのが可哀想としつけをしない

過剰な愛犬家の中には、「叱ったら可哀想」と思い、叱らずしつけもしない飼い主がいます。しかし、しつけをしっかり行わないと、トイレが上手くできなかったり、無駄吠えが多くなったり、噛み癖が直らなかったりと様々な支障が出ます。

トイレが上手くできなければ、日常生活に支障を来たしてしまいますし、無駄吠えや噛み癖が直らなければ、近所の人やすれ違う人に迷惑をかけたり、最悪の場合、危害をくわえてしまう恐れもあります。

また、しつけをしてもらえないという状況は、犬にとってもストレスです。明確なルールが定められていない環境は、犬にとって居心地が悪いため、自分のためにも、犬のためにも、そして周囲の人のためにも、しつけはしっかり行いましょう。

４．おやつを許可なく他の犬に与えてしまう

散歩やお出掛け先に愛犬のおやつを持ち歩く飼い主さんは多いです。しかし、愛犬のおやつを出会った他の犬に、飼い主の許可なくおやつを与えてしまうのはNGです。

その犬は飼い主によって徹底的な食事管理が行われているかもしれません。あるいは、食物アレルギーを持っており、食べられるおやつに制限がかかっているかもしれません。

こうしたトラブルを避けるためにも、他の犬に許可なくおやつを与える行為は控えてください。もしも与える場合は、まず飼い主さんに確認を取り、許可をもらってから与えてくださいね。

５．満員電車に愛犬を連れて乗車する

日本では、まだ浸透していませんが、犬も電車に乗ることは可能です。しかし、無駄吠えなどのしつけが完璧にできていなければ難しいです。

最近ネット上で見かける迷惑行為に、朝の満員電車の中、犬をバッグに入れた状態で通勤している人がいるという声があります。中には犬が嫌い、あるいは苦手な人も多くいるので、満員電車は避けるべきです。

また、愛犬が吠えてしまうなどの迷惑行為をしてしまった場合は、速やかに次の駅で降りるなど、近くに居る人たちへの配慮を最大限に払うようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。排泄物を放置してしまったり、ノーリードで散歩するといった行為は絶対NGです。しかし、今回紹介したような行為も犬にとって悪影響を及ぼしたり、他人に迷惑をかけてしまうため、心当たりのある方はすぐに直しましょう。