ペットホテルとは
ペットホテルとは、飼い主の留守中にペットを預かってくれる宿泊施設です。食事やトイレといった基本的なお世話から、オプションでトリミングや散歩のサービスを行っている施設もあります。旅行や冠婚葬祭などで数日間家を空ける場合に利用すると便利です。
ペットホテルに預けられた犬の心理3選
1. 「ここは何処なの…?」
見慣れない場所に置いていかれたら、誰だって戸惑ってしまいますよね。不安からしょんぼりと元気がなくなってしまう犬は結構いるようです。1匹ずつケージに入れているペットホテルだと、余計に孤独感を覚えるのかもしれません。
2. 「早く家に帰りたい…。」
住み慣れた自宅は、犬が最もリラックスできる場所です。室内を自由に動き回れるのは、自宅だからこそできること。ペットホテルではどうしても行動を制限されてしまう状況にあるため、家に帰りたいと思うのは必然と言えます。
3. 「パパとママはいつ迎えに来るの?」
できることなら飼い主とずっと一緒にいたいのは、どの犬も同じ気持ちではないでしょうか。理由はさておき、犬としては大好きな飼い主と離れ離れになっているため、早く迎えに来てほしいという思いを抱えています。
ペットホテルを利用するメリット
健康管理をお任せできる
犬のストレスを極力軽減できるよう、預かる環境には工夫が成されています。また、ペットホテルで働くスタッフは、食事の時間やトイレの回数を記録してくれているので、安心して犬を預けることができます。
預かり中にトリミングができる
トリミングサロンと併設しているペットホテルの場合、預けている間にトリミングをしてくれるオプションサービスがあります。時間がなく、休日活動するのが難しい方にとっては一石二鳥です!
ペットホテルのデメリット
お金がかかる
ペットホテルに預けるにあたり、犬の大きさや預かり期間に応じて料金が発生します。居住エリア、求めるサービスによっても金額が変わります。
《料金の目安(1泊2日プラン)》
- 小型犬:¥3,000〜
- 中型犬:¥4,000〜
- 大型犬:¥5,000〜
預ける時間、お迎え時間ともにホテルの営業時間に準ずるため、事前にHPで情報をチェックしておきましょう。
ハイシーズンは予約が取りにくい
GW/お盆/年末年始は利用者が集中するため、ハイシーズン期間に設定されているホテルが多いようです。ハイシーズン期間は値段設定が高めであるにも関わらず、すぐに予約が埋まってしまうので、早めの予約をおすすめします。
体調を崩す犬がいる
変化に敏感な犬は、おなかを下すなど体調を崩してしまうことがあります。いつも使っているブランケットやタオルを持参して、家に近い環境を準備してあげることが大切です。
まとめ
長期間の留守番は、食事面・衛生面共に懸念があるため、ペットホテルを利用することで懸念事項は払拭されると思います。しかしながら、ペットホテルは終日スタッフがいるとは限らないので、預ける際には必ず利用規約を確認しましょう。
また、子犬や老犬は体調の変化が著しいため、動物病院併設のペットホテルを利用するか、犬に付いていられる家族が一緒に留守番できる状況が望ましいです。各ご家庭の事情もあるかと思いますので、日頃から話し合っておくと、いざというとき安心です。