子犬のしつけで絶対にやるべきではない『4つのNG行為』

子犬のしつけで絶対にやるべきではない『4つのNG行為』

子犬を家族として迎え入れたら、一緒に暮らすためのルールをしつける必要があります。ずっと仲良く幸せに暮らすために、家族一丸となって行う最初の共同作業ですから、人間も犬も頑張らなくてはいけません。そんな時のために、子犬のしつけで絶対にしてはいけないいつくかの「NG行為」を覚えておきましょう。

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子犬のしつけで絶対にやるべきではない『4つのNG行為』

4匹の子犬

1.楽しそうな態度で叱る

子犬は、動きも表情も無邪気で愛らしく、微笑ましいものです。例え、じゃれついている際に強めに噛まれて痛みを感じても、あどけない表情や仕草を見ているとつい、微笑んでしまいます。

けれども、「叱る」言葉を口にしながら楽しそうな態度を見せていたら、子犬は「飼い主さんは喜んでいる、楽しんでいる」と勘違いして覚えてしまいます。叱る時は、突然、人間性が変わったかと感じるほど毅然と「ダメ!」と叱りましょう。

2.名前を呼んで叱ること

まず、子犬には自分に「名前」があることを理解していません。飼い主さんや家族が自分のことを呼ぶときに同じ「音」で呼んでいる、くらいにしか理解できていないはずです。

その上、まだしっかりと犬との信頼関係が築いていないにもかかわらず、名前を呼んで自分の側に呼び寄せた上で叱ると、「この音で呼ばれたら楽しくない」「この音で呼ばれたら嫌なことが起きる」と誤解してしまいます。そうなると、名前を呼んでも無視したり、呼ばれても怖がってしまうようになります。

3.苦痛を与えること

しつけを行う際、失敗したり、上手にできないからと言って食事を与えなかったり、棒でたたく、押さえつけるなどの暴力をふるったり、犬が苦痛に感じるようなことは絶対にしてはいけません。そもそも、なにも問題行動を起こしていない愛犬に対して暴力を奮うような人は犬を飼う資格はありません。

4.長い言葉で叱り続けること

親犬から離れて、人間とともに生活を始めたばかりの子犬には、人間の言葉などほとんど理解できません。ですから、長い言葉で叱り続けても、全く意味がないのです。子犬になにかを伝える時は、短い言葉ではっきりとダメなことはダメ、と毅然と厳しく教えることが重要です。

子犬のしつけについて飼い主が知っておくべきこと

子犬のしつけをしている男性

しつけを始める時期

子犬を家に迎え入れたその日は、疲れているからそっとしておきます。けれども、翌日からすぐに「しつけ」を始めましょう。

新しい生活に慣れてから…と言って数日様子を見て寝る場所もトイレも気ままにさせていたのに、突然、「さあ、今日からトレーニングをしよう!」と言われても子犬も戸惑います。生後何か月からしつけを始めると良い…というものではありません。家族になったその日がしつけを始めるスタートの日です。

家庭犬にしつけが必要な理由

まず、第一に人間の社会には人間が快適に生活するために作ったルールがたくさんあります。

家庭の中では、就寝時間や家具の配置、衣類の扱い方などの取り決めがあり、社会では夜中に大きな音を立てない、決められた日にゴミを出す、犬と電車に乗る時にはカートやキャリーケース入れるなど、飼い主さんが守らなければならないことがたくさんあります。

吠えないこと、排せつがきちんとできること、飼い主さんの指示に従えることなどを愛犬に教え、しつけて人間の決めたルールを守れる犬に育てる必要があるのです。

第二に、犬は、自分の行動を制御してくれる存在があると精神的に安定するという習性があります。つまり、犬にしっかりと向き合って真剣にしつけをすることで、飼い主さんとの間に強い信頼関係ができ、犬にとって飼い主さんの存在は大きな心の拠り所となるのです。

犬の性格や習性について

犬は、犬種によって頑固だったり、陽気だったり生真面目だったり、頑ななほど飼い主さんに忠実だったり…と言った独特の個性を持っていることがあります。

特に大型犬や、もともと闘犬や猟犬として作出された犬はその傾向が顕著です。そういった犬種独特の個性を理解し、その個性に沿った方法で愛犬のしつけに取り組みましょう。

最低限必要な子犬のしつけ

甘噛みをしている子犬

排せつの場所を覚えさせる

子犬が排せつできる場所を決めてトイレトレーニングを始めます。家の中でトイレをするように習慣づけたいのであれば、トイレの場所を決め、子犬の排せつのタイミングを見極めて、気長にトレーニングに取り組みましょう。

咬まないようにしつける

子犬の時の甘噛みを許していたら、成犬になったときに大怪我をする可能性があります。

家族内なら治療費だけで済みますが、他人やほかの人の犬を咬んだ時には裁判沙汰になり多額の慰謝料、治療費を支払わなければならなくなることもあります。相手によっては「人を咬むような犬は殺処分しろ」と言ってくるかもしれません。

そんな災難に見舞われることのないよう、どんなに犬が怒っても絶対に咬まないようにしつけるのも飼い主さんの責任です。

飼い主さんの指示で制止するようにする

どんなに犬が興奮していても、飼い主さんの「まて」の指示で、犬が冷静になれるようにしつけておきましょう。そうすれば、外でリードが外れてしまった時や車から降りる際に飛び出そうとした時など、いろいろな状況で愛犬の身を守ることが出来ます。

ハウストレーニング

「ハウストレーニング」とは、飼い主さんの指示でクレートやサークルの中に入り、飼い主さんがそこから出すまでじっと大人しく出来るようにしつけることです。お留守番の時だけでなく、「この中にいれば安全」と犬が理解できれば、災害時などに避難する際にも役立ちます。

まとめ

抱かれている子犬

「子犬をしつける」という作業は、人間と犬が幸せに、かつ、快適に共に生きていくために絶対に必要なことです。

それはただ、「トイレを失敗しない犬になる」「人を噛まない犬にする」「無駄吠えしない犬にする」という成果を出すためのモノではありません。「子犬をしつける」ことに成功した時には、飼い主さんと子犬の間には強固な信頼関係が築かれているはずです。

しつけを通して、子犬は飼い主さんの気持ちを理解する力を身に着け、飼い主さんは子犬に自分の意思を伝える術を身に着けることが出来ます。その経験を積み重ねていくからこそ、愛犬と私たちは、心を通い合わせることが出来る家族になれるのです。

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