1.大型犬は「遊び好き」な性格が多い!
大型犬は遊び好きな性格の子が多いです。体が大きい分、体力もあります。そのため、いつまででも遊んでいます。飼い主さんの方が先に疲れてギブアップしてしまうほどです。遊び好きな性格の大型犬を満足させてあげるためには、飼い主さんの体力も必要でしょう。
上手く遊んであげることで犬は賢くなります
遊び好きな大型犬は、遊びながら学ぶことでどんどん賢くなっていきます。遊びを使った学び方には、本能を満たすことができる遊び、頭脳を使う遊びの2つのタイプがあります。
ロープのおもちゃの引っ張り合いをするという遊びは、犬の本能を満たすことができる遊びです。おもちゃやおやつを隠して嗅覚を使って探し出すという遊びは、犬の頭脳を使う遊びです。この2つのタイプの遊びをバランス良く使って遊ぶことが犬の賢さを伸ばしてあげることができるポイントです。
2.大型犬は「忠実」な性格が多い!
大型犬は忠実な性格の子が多いです。忠誠心が高い大型犬は、しつけやすく飼いやすいと言われます。飼い主さんに対して忠実で従順で素直であるためです。飼い主さんの命令や指示に従い、与えられたことを確実に行うことを楽しむことができます。
他人には攻撃的な一面があります
大型犬の人気犬種である秋田犬。日本だけではなく海外でも大人気ですよね。飼い主さんに対する忠実で従順で素直な性格、家族に対する愛情深い性格が人気の理由です。しかし、他人に対しては神経質な性格をあらわすこともあり、しつけが不十分であると攻撃的な一面を見せることがあります。
3.大型犬は「甘えん坊」な性格が多い!
大型犬は甘えん坊な性格の子が多いです。体は大きく体重は25kgを超えるのに、成犬になっても飼い主さんに抱っこをおねだりするほどです。甘えん坊な性格で、より愛情をかけて育てられた大型犬は飼い主さんにベッタリで離れようとしません。
落ち込みやすい一面があります
甘えん坊な性格の大型犬は、しつけの時も褒められることが何よりの喜びです。褒めれば褒めるほど伸びるタイプです。
そのため、叱られると落ち込みやすい一面があります。大好きな飼い主さんから叱られて落ち込んでしまうと、なかなか機嫌を直してくれません。失敗を叱るよりも成功を思いっきり褒めてあげると良いでしょう。
4.大型犬は「温厚で人懐っこい」性格が多い!
大型犬は温厚で人懐っこい性格の子が多いです。2歳を迎える頃までは暴れん坊でやんちゃな性格を見せることがありますが、2歳を過ぎてからは落ち着いてきます。温厚で人懐っこい性格であることから、幼い子供に合わせて遊ぶことができ、高齢者の歩幅に合わせて歩くことができるようになります。
番犬にはあまり向きません
大型犬の人気犬種であるラブラドールレトリバー。温厚で人懐っこい性格から盲導犬として活躍していますね。温厚な性格は人に対してだけではなく、他の動物に対しても同じです。犬同士での多頭飼い、犬と猫の多頭飼い、犬と小動物の多頭飼いにも飼いやすいです。
しかし、あまりにも温厚で人懐っこい性格であると番犬には向きません。飼い主さんの留守中、コソコソと他人が敷地内に侵入しても吠えないことがあります。家の中に侵入したとしても仲良く遊び始めてしまうかもしれません。
まとめ
大型犬に多い性格を4つご紹介しましたが、いかがでしたか?「そうそう!」と頷いていただいた方も、「え…そうなの?」と意外に感じた方もいらっしゃるでしょうか。
- 遊び好き
- 忠実
- 甘えん坊
- 温厚で人懐っこい
このような性格の大型犬が多いのですが、その性格を見せるのは飼い主さんや家族にだけという子が多いようにも感じます。他人に対しては飼い主さんもアッと驚く一面を見せることがあるかもしれません。