犬は『天気』で体調が変わる?雨の日は犬も憂鬱って本当?

犬は『天気』で体調が変わる?雨の日は犬も憂鬱って本当?

雨の日はなんだか気分も憂鬱でぱっとしないという方も多いはず。実は犬も同じように感じることがあるのをご存知でしたか?この記事では天気で変わる愛犬の体調についてお伝えいたします。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

犬は『天気』で体調が変わる?雨の日は犬も憂鬱って本当?

雨の日に窓から外を見る犬の後ろ姿

犬も人間同様に天気によって体調や気分に変化が起き憂鬱になってしまうことがあります。その大きな原因は気圧。犬も低気圧による影響で体調不良を起こすことがあるようです。

気象病とは

雨の日は体がだるくて気分が優れない方も多いですよね。なかには頭痛やめまいなどの体調不良に悩まされている方もいるかと思います。「気象病」とは実は近年増えているな病気のひとつ。

「気象病」とは気圧や気温、また湿度などの急激な変化によって、自律神経が乱れ様々な体調の変化が起こる病気。特に気圧が低下するときに症状が悪くなることが多いと言われています。

実は犬にも「気象病」が起きます。雨の日はいつもと比べると元気がない、お散歩に行きたがらないワンちゃんはもしかすと「気象病」かもしれません。

どんな体調になるの

犬の「気象病」が起きやすい時期は私たち人間と同じく、季節の変わり目や梅雨や台風の時期。季節の変わり目による寒暖差や雨の日の急激な気圧の低下が体に影響を与えます。

人であれば肩こりの悪化や片頭痛、嘔吐や下痢、アレルギー症状の悪化、うつ状態になってしまうなど非常に多くの症状がありまます。

犬も「気象病」で嘔吐や下痢また関節痛により体を痛がるなど、飼い主さんが愛犬を見て何らかの変化を感じることもあると思います。

  • なんとなく元気がない
  • 食欲減退
  • 寝てばかりいる
  • いつもより落ち着きがない

「気象病」を発症している犬は飼い主さんの目から見て調子が悪く見えることもあると思います。ですがなにせ犬は話すことが出来ません。当然ですが「雨降りだから頭が痛いよ」と自己申告することは出来ませんよね。

「気象病」は自律神経が乱れることで起きる病気。自律神経は循環器や消化器、呼吸器など体全体の働きを調節するために無意識でも働き続けてくれる神経です。この神経が乱れてしまうため、体のどこに不調が起きてもおかしくないのです。

「なんとなく元気がなく見える」だけでも、もしかするととても体調が悪い可能性もあります。「元気がないから元気づけよう!」と遊びにお誘いするよりも、ゆっくり過ごさせてあげるほうが良いようです。

どんな犬が「気象病」になりやすい?

全てのワンちゃんが「気象病」になってしまうわけではありません。年齢が若く健康体であれば、気圧や気温の変化に影響されないワンちゃんも多くいます。

高齢犬や持病がある犬、また体調を崩している子は天候の急激な変化に影響されやすいようです。

特に持病がある子は要注意です。てんかん発作やアレルギー、腎不全や心疾患などは悪化する危険性もあります。

飼い主さんが出来る予防策

小さな男の子と一緒に外を見る犬

気圧や気温の変化は飼い主さんがどうにかできるものではありません。もしもあなたの愛犬が「気象病」の症状で辛い思いをしている場合は、少しでも快適に心地良く過ごせる工夫をしてあげましょう。

愛犬が「気象病」になっていないかチェック

まずは愛犬が「気象病」になっていないか把握しましょう。梅雨や台風など雨降りが多い時期に元気がないことは多くないですか?ご飯はしっかり食べれていますか?雨の日に連続して体調が優れない様子であれば気象病の疑いがあります。

気圧予報のチェック

近年では「気象病」になる方が少なくないので気圧の変化を意識している方も多いよう。体調管理のために気圧予報をチェックできるアプリもありますので、気圧の変動をこまめに確認しましょう。

そして「気象病」の症状が重たい子の場合は気圧が下がる前に獣医さんに相談し、お薬を用意しておくのもひとつの予防策。とくにてんかん発作や腎臓を患っている子は獣医さんに相談しておくと少し安心ですね。

健康的な生活を日々おくる

「気象病」は自律神経の乱れから体調不良を起こす病気なので、日頃から自律神経のバランスをとれるような健康的な生活をおくるのも予防策のひとつになります。

規則正しい生活と十分な運動量、そして疲れた時にはしっかり休むなど、ごく当たり前の生活ではありますが、生活リズムが整うことで急激な天候の変化による自律神経の乱れを軽減することが出来ます。

リラックスできる環境を用意する

ご自身が「気象病」でなかったとしても、雨の日はなんとなく気分が憂鬱になったことがある方が多いと思います。

そんな時は好きな音楽を聴いたり、ゆっくりと湯船につかってリラックスしたり、とにかくグッスリ寝たりとご自身の好きなことをして気分転換を試みたことがある方もいるはず。人の場合はこの「自分の好きなこと」をしてゆっくり過すだけでも、ある程度自律神経の乱れが整うそうです。

そしてそれは犬も同じこと。天気の影響で自律神経が乱れている時に更なるストレスが加わると症状が悪化してしまう可能性も。愛犬がリラックスできる場所や環境、また好きな物や好きな過ごし方を日頃から見極めて用意してあげましょう。

まとめ

大きな葉っぱの下にいる犬

自律神経の乱れというとまずは「ストレス」を思い浮かべる方が多いと思います。運動不足や飼い主さんとのコミュニケーション不足ももちろん愛犬にとってストレスとなりえますが、気圧の変化や寒暖差も犬にとってストレスとなってしまうようです。

「気象病」の見極めはなかなか難しいよう思いますが、1度でも雨の日に体調を崩すようなことがあったら、その後の雨の日には愛犬の体調の記録を残し「気象病」になっていないか把握していきましょう。

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