犬から愛されている人が必ずしている行動とは?
「もっと愛犬と親密な関係になりたい!」「なんだか家族の中で私にだけ懐いていない気がする…」と、そう思うことはありませんか。また、犬を飼っていない人でも、犬好きな人であれば、接する犬と仲良くなりたいと思いますよね!
今回は、そんな思いを持っている人のために、犬から愛されている人が必ずしている行動を紹介します。ぜひ参考にして、犬と接する際に意識してみてくださいね。
1.自然と犬のボディランゲージを理解する
犬と信頼関係を築き、愛されている人の多くは、積極的に犬について学んでいます。その中でも、犬の気持ちが表れる『ボディランゲージ』をできるだけ多く理解しているものです。
例えば、あくびをしている時は「嫌だな」「退屈だな」という意味がありますし、頭を低く下げお尻を高く突きだしている時は「一緒に遊ぼうよ!」という意味があります。
他にも多くありますが、このようなボディランゲージを理解し、その犬の気持ちにより添った適切な対応をとることで、「この人は自分のことを理解してくれている」と犬も認識します。すると、犬はその人に対して安心感を抱き、愛情深く接してくれるようになるのです。
2.常に落ち着いて接するように心掛けている
犬が好きな気持ちが前へ前へと出てしまい、犬を見かけたり、愛犬に近付いたりする際、「○○ー!」や「かわいい-!」とハイテンションで駆け寄ってしまっていませんか。このような行動は、犬が恐怖を感じやすい行動です。
元々警戒心の強い犬にとって、突然の音や動きは警戒心を強める原因となります。また、聴力の優れている犬にとって、大きな声や甲高い声は不快に感じてしまいます。
犬に愛されている人は、犬の前では常に落ち着いて、できるだけ静かに接しています。これは、犬がビックリしないようにという計らいです。「かわいい」「大好き」という気持ちは押し込め、できるだけ落ち着いて接するように心掛けましょう。
3.正しいスキンシップを行っている
犬は飼い主に触られることが大好き!しかし、ただ触られれば良いということでもありません。犬にも触られて嬉しい部分と嫌な部分があります。それを理解した上で、正しいスキンシップを行ってあげることも、愛されるためには大切です。
飼い主であれば、積極的にスキンシップをとってあげているかも重要です。もちろん前述のように、愛犬が気持ちいい、嬉しいと思ってくれるようなスキンシップをしてあげてください。ブラッシングもマッサージ効果があり、喜んでもらえますよ。
飼い主以外の人であれば、まずは手の平の匂いを嗅いでもらうところから始めましょう。突然触れてしまうと驚いてしまい、警戒心を抱かれてしまいます。匂いを確かめ、「このひとは安全だ」と認識してもらってから、少しずつスキンシップをとりましょう。
4.自らしつけをきちんと行っている
家族の中でも懐き方に違いがあると感じることはありませんか。その1つの要因として、しつけをきちんと行っているかどうかも関係しています。
犬は群れで行動していた動物なので、自分にとって頼もしい存在がいることは、快適に暮らす上でとても重要な要素です。現代においても同様で、犬は明確なルールがある方が、安心して生活できるとされています。
そのため、家族の中でも、正しくきちんとしつけを行ってくれた人に対しては、頼もしいという安心感を覚え、愛情が深くなりやすい傾向にあります。しつけの過程で、上手にできると褒めてもらえたという達成感を得られることも1つの理由でしょう。
反対に、まったくしつけに関わっていないと、苦手意識までは持たないものの、しつけをしルールを明確にしてくれた人に比べると、少々信頼度が下がる傾向にあります。
初期段階のしつけだけでなく、新たな基本動作を学習させるという行動も同じ意味を持ちます。今からでも遅すぎるということはないので、積極的に、愛犬が楽しんで学習できるようなトレーニングを始めてみてはいかがでしょう。
5.犬が喜ぶような工夫を取り入れている
日々の暮らしの中で、あるいは犬と接する際、犬が喜ぶような工夫を取り入れていますか。飼い主であれば、毎日の日課の中に、愛犬が刺激を感じられるような工夫を取り入れてあげる事で、「この人と一緒に過ごしていると楽しい!」と愛情が深くなることもあります。
例えば、毎日行う散歩であっても、できるだけ愛犬が満足いくまで臭いを嗅がせてあげたり、行きたそうにしている方向へ飼い主主導で行ってあげたりと、犬としての本能を満たすような行動を取り入れてあげることも重要です。
家の中で行う遊びであっても、おやつをただ与えるだけでなく、達成方式で与える(手の中に隠して当てさせる、基本動作をさせご褒美として与えるなど)ことで、喜びや達成感を味わうことができますよ。
まとめ
今回は、犬から愛されている人が必ずしている行動をいくつか紹介しました。皆さんはいくつ当てはまりましたか。「これは実践していなかった!」という行動があれば、ぜひ今日から積極的に取り入れてみてくださいね!