老犬に絶対してはいけない『散歩の仕方』4選!あなたは愛犬に無理をさせていませんか?

老犬に絶対してはいけない『散歩の仕方』4選!あなたは愛犬に無理をさせていませんか?

犬にとって凄く大切な『散歩』は老犬になっても重要なものとなります。しかし老犬になると体が衰えてしまいますので散歩の際は体に負担をかけないよう心がける必要があるといえるでしょう。今回は老犬の体に負担となる飼い主の行為…散歩でしてはいけないことを4つお伝えします。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.犬のペースを考えながら散歩していない

散歩する人と犬

犬は年齢を重ねて老犬(シニア犬)になると少しずつ体が衰えていき、さまざまな機能が低下ししていきます。その結果、老犬は若い頃と比べると疲れやすくなりますので、こまめに休憩を入れながら愛犬のペースに合わせて散歩をさせることが大切になります。

しかし若い頃から愛犬と毎日散歩していると、老犬になってからも若い頃のままのペースで散歩をし続ける飼い主は意外とたくさんいるそうです。

もし若い頃のままのペースで散歩を行っていると、老犬になった愛犬の体に負担をかけてしまうことになるので気をつける必要があるといえるでしょう。例えば歩き疲れた愛犬が立ち止まって休憩しようとしているときに無理やり歩かせてばかりいると、心臓などに負担をかけやすくなってしまいますので要注意といえます。

犬は7歳ごろから老犬となりますので愛犬の年齢が7歳くらいになったら元気いっぱいでもその頃から少しずつ体が衰えていくということを意識しましょう。

そしてこまめに散歩をしているときの愛犬の様子を見ることをおススメします。もし「愛犬の歩くスピードが遅くなったり休憩する回数が増えたなぁ」と感じたら、なるべく負担をかけないように歩くペースを愛犬に合わせてあげるようにしましょう。

2.犬に負担がかかる量の散歩をしている

休憩する犬

犬は老犬になったら歩くペースが遅くなるだけでなく、散歩の量(運動量)も自然に減っていきます。ですから愛犬が散歩中に疲れたり休憩したり…、ハァハァと息を荒くすることが多くなった場合は体に負担をかけないよう徐々に運動量を減らしてあげることも大切になるといえるでしょう。

しかし愛犬が老犬になったときに「愛犬はまだ老犬じゃない!」と老犬になったことをなかなか認めることができずに若い頃のままの運動量で散歩をしていたり、運動しないとかえって衰えると運動量を増やしたりしていないでしょうか?

もちろん愛犬が老犬になっても元気いっぱいでたくさん歩きたがるのでしたら愛犬のペースで散歩させてあげるのが理想的といえるでしょう。

しかし明らかに若い頃と比べて愛犬が休憩することが多くなった場合は、体力が低下していく愛犬の体に負担をかけ続けてしまうことになってしまうので散歩の仕方を改善する必要があるといえます。

ちなみに老犬の場合は運動をさせるために散歩に行くというよりも、どちらかといえば気分転換目的で散歩に連れて行ってあげると思った方が良いかもしれません。

もちろん体力や筋肉を維持するために運動させるのは大切といえますが、愛犬が散歩中に座ってのんびり景色を楽しみたがることがよくあるのでしたらゆっくり気分転換できる時間を多く用意して歩く時間を少なくする。といった散歩の仕方に切り替えてあげるのも良いと思いますよ。

3.リードを強く引っ張る

立ち止まる人と犬

犬がいうことを聞かないときに首輪に繋がっているリードを強く引っ張ると首や体を痛めてしまう原因になってしまいます。

特に老犬の場合は頸椎(首)や呼吸器系を痛めやすく、酷い場合だと頸椎(けいつい)ヘルニアを患ってしまう危険性があるので要注意。頸椎(首)には大切な神経がたくさん通っていますので頸椎を痛めることで体に様々な悪影響が出たり四肢が麻痺してしまうこともあるそうです。

ですので絶対にリードを強く引っ張らないようにしましょう。また首輪ではなくハーネス(胴輪)の場合もリードを強く引っ張ると心臓や内臓を圧迫してしまう場合があります。

若い犬なら問題になりにくい圧迫感だとしても老犬の場合深刻なダメージを与えてしまうことがありますのでリードを勢いよく引っ張らないよう気をつけてくださいね。

4.季節ごとの対策をせずに散歩をしている

服を着ないで散歩する犬

老犬は若い犬と比べると体温調節の機能が衰えたり暑い寒いといった感覚が鈍りやすくなってしまいますので、散歩させるときは季節ごとの対策をしっかり行うことがとても大切となります。

例えば暑い季節はこまめに水分補給をさせたり涼しい時間帯に散歩に行くなどの対策をとる。寒い季節は温かい格好をさせて寒さ対策をするといった感じで体に負担をかけないように工夫してあげる必要があるといえるでしょう。

もし気温がとても高い日に何の対策もせず散歩に連れて行ってしまうと、若い犬よりも早く脱水症状や熱中症になってしまうことでしょう。気温が低い真冬だと寒さで体調を崩したり、関節を痛めて関節炎になったり…心臓に負担をかけてしまったりする可能性が高いといえます。

ですのでこれからの寒い季節に散歩に行く場合は…、なるべく気温が高い時間帯に散歩に連れて行く。服を着せてあげるなどの対策をして愛犬の体の負担を軽減させましょう。もちろん散歩以外のときでも愛犬が快適に過ごせるように対策をしてあげてくださいね。

まとめ

服を着て散歩するダックス

今回は老犬に絶対してはいけない散歩の仕方を4つご紹介しました。

  • 犬のペースを考えながら散歩していない
  • 犬に負担をかける量の散歩をしている
  • リードを強く引っ張る
  • 季節ごとの対策をせずに散歩をしている

といった散歩の仕方は若い犬でもしてはいけないこととなりますが、老犬の場合は特に体に負担をかけてしまうことになりますので絶対にしないようしてくださいね。

また、散歩に連れて行くときは年齢に関係なく愛犬のペースや運動量に合わせるように心がけると無理させずに散歩しやすくなるといえるでしょう。いつまでも愛犬と楽しみながら一緒に散歩できると良いですね。

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