甘えん坊な子が多いと言われる犬種は?
犬種によって、「こんな性格の子が多い」という傾向があることをご存知でしょうか。元々担っていた役割であったり、育ってきた環境などが遺伝的に受け継がれ、性格的傾向が遺伝していると考えられます。その中でも、今回は甘えんぼうな子が多いと言われる犬種を5犬種、紹介します。
1.トイプードル
日本国内で近年、常にトップ争いをしているトイプードルは、甘えん坊で飼い主に対して従順な子が多い犬種として有名です。
また、プードル犬種ということもあり、犬の中でも特に賢い犬種としても知られているため、しつけがしやすく、しつけをすれば無駄吠えも少ないことから、初心者でも飼いやすい犬種と言われることも多いです。
とにかく飼い主が大好きで、常に一緒にいたいという子が多い犬種なので、寂しがり屋なところもあります。そのため、近年話題になっている『分離不安』にも要注意です。
2.ヨークシャー・テリア
小型の長毛犬種として知られるヨークシャー・テリアは、さらさらのロングヘアーが上品で優雅というイメージが強いです。過去には、イギリスの貴婦人たちに人気だった歴史も持つ犬種です。
しかし、そんなヨークシャー・テリアは、元々工場内でネズミ退治をしていた『駆除犬』として誕生した犬種です。そのため、非常に活発で元気な犬種で、見た目のイメージとは反し、運動が大好きな犬種でもあります。
活発なヨークシャー・テリアですが、とても甘えん坊で寂しがり屋な性格の子が多い傾向にあります。また、警戒心が強い一面も持っているため、長時間の留守番にはあまり向かない犬種です。
3.ゴールデン・レトリーバー
レトリーバー犬種の中でも人気の高い犬種です。ラブラドールレトリーバーと同様に、非常に賢い犬種ですが、ラブラドールよりも活発で明るいという特徴を持っています。少々子どもっぽい一面を持っているのがゴールデンの特徴と言えるでしょう。
そんなゴールデン・レトリーバーも人だけに留まらず、他の犬猫や、小動物までを愛する社交背の高い犬種です。それと同時に、甘えん坊な犬も多いです。
しっかりお留守番することも可能ですが、甘えん坊で少々寂しがり屋な子が多いため、大型犬ではありますが、あまり外飼いは向いていません。できるだけ家の中で家族と一緒に過ごさせてあげましょう。
4.フレンチブルドッグ
少々いかつい見た目を持つ短頭犬種のフレンチブルドッグですが、犬好き、あるいあフレンチブルドッグ愛好家の間では、陽気で甘えん坊な子が多い犬種として有名です。
基本的に穏やかで落ち着いた行動を見せるフレンチブルドッグですが、飼い主に対しては甘えん坊な一面を見せることも多く、他の犬とも社交的に接することができる程フレンドリーな犬種です。
飼い主以外の人にすぐ懐くことは少ないですが、警戒心が強いというわけではないため、攻撃的になったり臆病になったりすることは少ないです。
5.マルチーズ
マルチーズは、他の犬種のように元々狩猟犬として活躍していたなどの記録がなく、最初から愛玩犬として飼われることを目的に誕生した犬種だとされています。
そのため、飼い主に対して愛情深く、甘えん坊な姿を見せることが多く、基本的には穏やかな性格の子が多い傾向にあります。また、陽気で明るい性格の子も多いので、家族に対してユニークな行動を見せることも珍しくありません。
しかし、飼い主以外の人に対してすぐに懐くことはなく、警戒心を強めたり、臆病になってしまったりする傾向が強いです。
まとめ
今回は甘えん坊な犬が多いと言われる犬種を5犬種紹介してきましたが、いかがでしょうか。紹介した5犬種を飼っている飼い主さんは、愛犬は甘えん坊だと感じる事はありますか。甘えてくる姿は可愛らしいですが、あまりにも寂しがり屋な場合は、分離不安にならないよう注意しましょう。