犬との暮らしで『暖房器具』を使う時の絶対NG行為3選

犬との暮らしで『暖房器具』を使う時の絶対NG行為3選

少しずつ肌寒くなる今日この頃、暖房器具を使い始めるシーズンがやってきました。寒さが苦手なわんちゃんも多いのですが、暖房器具は正しく使ってあげないと危険な状態になることも。今回は愛犬との暮らしでの「暖房器具使用の注意点」を解説いたします。

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記事の監修

山口大学農学部獣医学科卒業。山口県内の複数の動物病院勤務を経て、ふくふく動物病院開業。得意分野は皮膚病です。飼い主さまとペットの笑顔につながる診療を心がけています。

1.温度が高すぎる

エアコンをつける女性

犬が快適な冬の室温はどのくらい?

犬は暑さには充分に気を付けてあげなくてはいけませんが、寒さにそれほど神経質になる必要はありません。チワワやミニチュアピンシャーなど寒さに弱いとされる犬種の場合は、寒くなりすぎないよう注意が必要となります。

犬が快適に過ごせる冬の室温設定は

  • 室温20~23℃程度
  • 湿度50~60%程度

が目安となります。私たちの感覚からするとやや低い室温に感じます。

エアコンの暖房機能は乾燥しやすく愛犬の皮膚トラブルの原因になりやすいため、室温だけでなく湿度にも注意してあげましょう。お部屋に室温&湿度計があるとこまめにチェックすることができて便利です。

直接肌に触れる暖房器具の温度にも注意!

室温を管理するエアコンの暖房機能だけでなく、直接愛犬の肌に触れるホットカーペットや湯たんぽなどの温度設定にも注意してあげましょう。

湯たんぽの場合はだんだんお湯の温度が冷めてくるのでまだ安心ですが、一定の温度を保ち続けるホットカーペットの場合は特に低温火傷を起こしやすくなります。また直接肌に触れる暖房器具の温度が高すぎると、皮膚の乾燥や痒みの原因となる恐れがあります。

2.ストーブのつけっぱなし

グレーの石油ストーブ

エアコンの暖房機能よりも力強く部屋を暖めることができる

  • 石油ストーブ
  • 電気ストーブ
  • ファンヒーター

などの暖房器具は、寒さの厳しい地域には欠かせない冬のアイテムです。

しかしこれらの暖房器具はエアコンよりも愛犬のやけどに繋がりやすく、注意を怠ると火事の原因にもなるため注意が必要です。しっぽがストーブの火に触れてしまったり、犬は身体のほとんどが被毛で覆われているため気付かぬうちに被毛が焦げてしまうことも。

またストーブの上にお湯を沸かしたヤカンを置くことにも充分な注意が必要です。これらの暖房器具は飼い主さんが居る状況でのみ使用するようにしましょう。目を離したすきにストーブに触れてしまう恐れがあります。サークルなどでストーブに近寄れないように対策をとることも大切です。

3.老犬の体調管理を怠る

パッチワークのこたつ

老犬になると感覚が鈍りやすく、体温調節が苦手になってくることがあります。愛犬が自ら暖かい場所に居ようとすることも多いのですが、気付いた時には暑くなりすぎて脱水症状や熱中症を起こす恐れもあります。

  • 加熱中のこたつに潜りっぱなし
  • ストーブに密着しすぎる
  • ホットカーペットに寝転び続ける

このようなシーンでは特にこまめな体調確認を行ってあげましょう。シニア犬になると睡眠時間も増えてくるので、同じ場所に同じ格好で長時間居続けることも多くあります。愛犬の水分補給を意識することも大切です。

まとめ

暖炉の前にいる犬

私の愛犬は慢性的な皮膚炎があるのですが、獣医さんから「直接肌に触れる暖房器具はあまり使わない方が良いよ」と言われました。お肌にトラブルを起こしやすい子は特に、暖房による乾燥で悪化する恐れや痒みを増幅させてしまう恐れがあるとのことでした。

このように皮膚トラブルをはじめ、体調が不安定になりやすいシニアのわんちゃんの場合も暖房器具の使用中はこまめに体調をチェックしてあげると安心です。

そして一番の危険は愛犬のやけどや火事を起こさないようにすることです。ストーブの火にしっぽが振れてしまったり、ホットカーペットに寝転がり続けて低温火傷を起こさないよう気を付けましょう。危険性の高い暖房器具は飼い主さんの目の届く状況で使うようにしましょう。

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ユーザーのコメント

  • 投稿者

    女性 匿名

     蓄熱式暖房機はどうなのでしょうか?
  • 投稿者

    女性 匿名

     フローリングの床暖房はどうなのでしょうか?
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